造幣局の桜といえば大阪の「桜の通り抜け」が有名ですが、ここ広島造幣局(正式には造幣局広島支局)でも毎年同様のイベントが行われており、こちらは「花のまわりみち」といいます。
ここ、実は私の自宅から歩けるところでして・・(*^^*) 毎年とはいいませんが、結構行っています。
もうだいぶ前になりましたが、晩年の父と妻と3人で行ったのはとてもいい思い出です。
2020年から3年間、新型コロナで開催が見送られましたが、今年は久しぶりに行われます。私も行こうと思いますが、ぜひ多くの方に見にきていただきたいと思っています。
花が散って葉桜になり、少し寂しく思う頃、ここではしっかり大振りの八重桜が楽しめます。今年は例年より気温が高いのですでに八重桜がすっかり咲いているそうですよ。
今日はその様子や楽しみ方、その他詳細をお伝えします。
「花のまわりみち」 2023年はいつから?
まず最初に、開催日時ですが
2023年 4月12日(水)〜4月18日(火)〈7日間〉
時間:10:00〜20:00
会場:造幣局広島支局(広島市佐伯区五日市中央6-3-1) ★交通アクセスは記事後半で書きます。
造幣局広島支局・花のまわりみちの風景
これは5年前に行ってきたときの写真です。時間は16時頃です。雲一つない、すっきり晴れた日で気持ちよかったです!
ここから下は6年前に行って撮ってきた写真です。19時くらいだったかな、日が暮れてくる時間だったので、こんな感じにぼんぼりに灯りがともっていました。一部は投光器で桜が照らされていました。夜はまた夜で風情がありますよ。(*^▽^*)
最後の写真は敷地内に設置してある、昔の貨幣製造機です。
造幣展示室も行きましたが、中は撮影禁止なので、撮れませんでした(^_^;
- 入場料:無料
- 桜の本数:64品種 213本
- 今年の花:須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)
- 来場者数:例年約6〜7万人
- トイレ:3か所(常設1、仮設1)
- 住所:広島市佐伯区五日市中央6-3-1
- 交通:JR山陽本線「五日市」駅北口から臨時バスが出ますのでこれを利用されるのが一番便利だと思います。(2番乗り場 10分/片道160円)
または広電バス「千同橋」または「五日市五丁目口」下車10分
広電バス「佐伯区民文化センター前」下車5分
※会場付近には駐車場がありませんのでJRまたは広電で行ってください。
※広電宮島線の「佐伯区役所前」または「楽々園」から歩けなくもないのですが、20分〜25分くらいかかります。散歩がてら町を見ながら歩くのもいいのですが、さすがにちょっと遠いかな・・・(^_^;
問合せ:専用サポートダイヤル 050-3615-6332 (令和5年3月10日(金)〜4月18日(火)まで、午前9時〜午後8時、期間中無休)
花のまわりみちを楽しむマナー
多くの方がいらっしゃるので、皆さんが楽しめるよう、どうかマナーを守って楽しんでくださいね。
造幣局のホームページにはいろいろ書いてありますが、主な「お願い」や「禁止事項」は以下のようなものです。
- 会場内での飲食禁止
- 会場内全面禁煙
- ロープ等で規制している区域への立ち入り禁止
- 自転車での入場禁止
- ペットの入場禁止
- 会場内での日傘や自撮り棒の使用禁止
基本的には禁止区域以外、敷地内を自由に散策できます。1時間くらいゆっくり桜を愛で、桜をバックに写真を撮るなどして楽しんでください。
お年寄りの方や足の不自由な方のために、車イスが数台用意されているので、どうぞご利用ください。
新型コロナウイルスも少し落ち着いたとはいえ、完全に消えたわけではありません。またコロナ以外の面でも、人が多く集まるイベントですし、高齢の方も多くいらっしゃるので、皆さんが安全に楽しく過ごせるようにしたいものです。
どうか造幣局の「お願い」にご協力をお願い致します。
昼間の青空の下での八重桜もとても素敵ですし、先に書きましたように、夕暮れ以降、ぼんぼりが点いて投光器の照明に照らされた桜も風情があってとても良いですよ。(*^^*)
花のまわりみち「2023年 今年の花」
「花のまわりみち」では、毎年1品種を「今年の花」として選んで発表、会場にもその旨書いてあります。
今年2023年の「今年の花」は『須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)』。これは兵庫県神戸市の須磨浦公園で八重桜「普賢象」の枝変りとして発見された桜。花の色は黄緑色で終わり頃には花弁の基部から赤く染まってきます。花弁は20〜50枚とのことです。
※こちらが桜のまわりみちの桜樹一覧表となります。
→桜のまわりみちの桜樹一覧表
花を見る以外の楽しみもあります
造幣展示室を見学しよう!
広島支局では100円玉や50円玉などの「コイン」を作っています。敷地内には「造幣展示室」があり、江戸時代の大判・小判、古銭、そして明治初期から現在に至るまでにここで製造された硬貨など、いろいろなお金がずらりと並んでいます。
さらに、勲章、メダル、海外の貨幣も展示されています。10円玉や50円玉を麻袋に入れて10kg20kgなどにしたものも置かれていて、実際に持ってみることもできます。
ここまでいろんなお金に触れられるのは造幣局ならではです。桜を見る合間にぜひ立ち寄ってみてください。
- 開場日:花のまわりみちの期間中は無休(通常は土日が休日)/li>
- 開場時間:花のまわりみちの期間中10:00〜20:00(通常は10:00〜16:00)
- 入場料:無料
もちろんそれぞれの桜をゆっくり味わうのがこのイベントの大きな楽しみですが、それ以外にも楽しいことはたくさんあります。
いくつか代表的なものを書きますね。
販売ブースで記念硬貨が買えます!
造幣展示室では販売はありませんが、その北側の販売ブースにて、記念硬貨、貨幣セット、記念品などが販売されています。花のまわりみちに来た記念に買って帰るのもいいですね。
コイン通りを楽しもう!
造幣局が面している道路は、通称「コイン通り」といわれ地元のお店が建ち並んでいて賑やかです。特に花のまわりみちの時には、お金に関係するグッズやおまんじゅうなどが売られています。
また通りの左右に、金運が良くなるという動物の彫像が道の飾りとして点在しています。
造幣局から南に7、8分歩いたところのスーパー、ゆめタウン五日市店の入口、宝くじ売り場の隣には「金持神社(金持稲荷大社)」というのがあります。
この金持神社は分祀で、本社はここからさらにコイン通りを南にしばらく行った用品酒店(清水プラザビル)の屋上にあります。小さな神社ですが、京都の伏見稲荷大社から御霊をいただいたそうで、ちゃんと由緒のある神社だそうです。こちらで金運上昇を祈るのもいいですね!
通常のお花見が終わった時期に、もう一度お花見が楽しめるのはとても得した気分ですよ(笑)。
構内は飲食禁止なので、シートを敷いてお弁当を広げて・・ということはできませんが、ゆっくり歩いて見たり撮影したり十分に楽しめます。
ソメイヨシノの風情とはかなり異なりますが、色鮮やかで量感に満ちた八重桜はとてもきれいです。ぜひ楽しんでくださいね!
土日は混みますので、可能なら平日の方がゆっくり見られますよ。
当ブログの広島関連記事を一覧にしました。ここから広島の観光スポットほか各記事に飛べますので、よろしければご覧ください。
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