先日、カプセルホテルに泊まった早朝の話です。
私は比較的早起きなので5時とか5時半に目が覚めます。
で、目が覚めるとスマホでネットニュースをチェックしたり、しばしのんびり過ごすのですが・・・。
そうこうするうちに、フロアのどこかからアラームの音が聞こえてきます。
いちばん早い人は6時前くらいですかね。それから徐々にあちらこちらで、いろんな音色のアラーム音が聞こえてきます。
明らかに大きな音の人もいれば、なかなか止めずに長く鳴らしている人もいます。正直、いくらなんでもこれはマナー違反ではと思うことも少なくありません。
少しゆっくり寝ていたい人もいるでしょう。くたびれている人も少ないと思います。
無駄に音を立てることをしないというのはカプセルホテル利用の真っ先に来るマナーです。
なのに、誰だよ・・・と、しばしば心の中で憤る私です。
この記事ではそんなカプセルホテルの朝に、目覚ましはどうすれば良いのかということについて、私が思うところを書いてみます。
カプセルホテルの早朝、よく体験するのは・・・
先ほども書きましたが、どこのカプセルホテルに泊まっても、たいてい朝の6時前くらいから、所々でアラームの目覚まし音が鳴り始めます。そしてそれは徐々に多くなってきます。
もちろん仕事等で朝早くから行動しないといけない人も多いと思います。そういう人は早い時間にアラームをかけたいと思われるのも理解できます。
ですが、カプセルホテルというのは特殊な空間で、利用者同士が近く、また音が筒抜けなので、そこは注意して他人に迷惑をかけないようにしたいものです。
まだゆっくり眠りたい人も多くいらっしゃいます。そういう人に対して、やはり相応のマナーを持つべきだと思います。
それでは次の章では、カプセルホテルではどんな目覚め方が考えられるか、どうするのが良いのか考えてみたいと思います。
カプセルホテルでのマナーに適った目覚ましの方法は
カプセルホテルでの目覚ましの方法は、大きく以下の3つがあると思います。
- カプセルホテルの従業員に起こしてもらう
- カプセルに付属しているアラームを使う
- スマホのアラーム機能、あるいは時計のアラームを使う
それぞれ解説しますね。
1)カプセルホテルの従業員に起こしてもらう
この中で、可能であれば一番良いのは、1.の『カプセルホテルの従業員に起こしてもらう』です。
前に、どこだったかな・・店名は覚えてないのですが、早朝に従業員の方が来て、小声で「おはようございます、朝です」と起こしてらっしゃるのを見たことがあります。
これが一番まわりに迷惑がかからず、スマートに起きる方法ですね。
ただ、残念ながらこのサービスをやっているカプセルホテルはまだまだ一部です。
お店の側に負担がかかるので難しいとは思いますが、もっともっとこのサービスが普及すると良いと思います。
2)カプセルに付属しているアラームを使う
次に『カプセルに付属しているアラームを使う』ですが、これはカプセルに付属しているから良いように思いますが、案外問題が大きいと思います。
写真はごく一般的にどこでもついているようなコントローラーです。
アラームの設定が必ずついています(右奥)。
ですが私はこれを使ったことがありません。
というのは、アラームが単純に鳴ってしまう(だろう)からです。
使ったことがないので音の様子をお伝えしにくいのですが、アラームが鳴る=周りの迷惑になる ということになります。
音を最小に絞っておけばかろうじて良いと思いますが、それだと起きられない可能性が出るので怖いですね。
起きられる音の大きさだとまわりの迷惑、小さくすると起きられないでは、なんのことやら、です。
3)スマホのアラーム機能、あるいは時計のアラームを使う
2.の『自分のスマホ、あるいは時計のアラームを使う』も多いと思います。ですがこれも同じで、目が覚めるくらいの音量で鳴らすとまわりの迷惑になります。
じゃあ対策はないのか・・・。いえいえ、音が出ないで振動で起こしてくれる「バイブ機能」というものがあります。私はこれをお勧めします。
次の章では、スマホと時計の「バイブ機能」についてお伝えします。
バイブ機能① スマホの時計アプリ
手元のiPhoneの場合でご説明します。
まず「時計」を開きます。
この画面になります。
↓
新規に設定をするなら右上の「+」をタップします。
あるいは今すでに時間が設定されているなら左上の「編集」をタップし、編集できる状態にした上で時刻をタップします。
3番目の「サウンド」をタップします。
デフォルトだと「レーダー」というのになっていますので
これを一番下の「なし」にします。これで音が出ない設定になりました。
↓
上の「バイブレーション」をタップしてバイブのパターンを設定します。
デフォルトと合わせて9種類のパターンがついていますが、中では「ラピッド」が、短時間でブブブブブ・・と繰り返されるので、最も目覚めやすいと思います。
ただ、iPhoneではバイブレーションの強さが調整できないのが残念です。
自分で作る方法もあります。
「新規バイブレーションを作成」をタップします。
↓
出て来た画面をタップするとバイブとなり、触れている間バイブが続きます。
指を離すとバイブ無しになります。
全体で約10秒作れますので、その範囲で
自分で、ブブブブ、ブーブー、と自分が起きやすそうな感じに作るのがいいです。
「再生」で作ったバイブのパターンが再生でき、ますので再生したり再度作ってみたりして、最終的にOKであれば、右上の「保存」をタップし、名前をつければ保存できます。
再生(振動)させたいときは、この名前のものを選べば、それで振動します。
こちらは10秒あり、細かくブーブー言わせることができるので、アラーム向きだと思います。
(私としては、規則的なよりランダムに入れた方が目覚めやすいような気がします)
バイブ機能②バイブアラーム機能のついたスマホアプリ
バイブアラーム機能のついたスマホアプリがありますので、そちらを使ってみても面白いと思います。
バイブアラーム 音の鳴らないバイブ目覚し時計
バイブアラーム
これらも便利です。
何時何分に慣らすか、何分後に慣らすか(タイマー機能)、スケジュール機能などもあります。
無料版だと広告がちょっとうっとおしいですが・・(笑)。
iPhoneならAppstoreで、アンドロイドならGooglePlayで探してみてください。
バイブ機能③ 時計に機能がついているもの
バイブ機能のある時計もなかなか便利です。
これらを使うことで、バイブで目覚めることができます。
時計のバイブの振動は確認できておりませんが、iPhoneのバイブは決して強くはありません。枕元など気がつきやすいところに置いて寝ることをお勧めします。
いずれにせよ、バイブ機能をうまく使うことによって、カプセルホテルでも、他人に迷惑をかけることを気にすること無く、翌朝の目覚めも安心して、眠れると思います。
まとめ
まわりに音が漏れやすいカプセルホテルでは、音の面で他の人にいかに迷惑をかけないかがとても大きなマナーとなります。
特に早朝に発たないといけない人は、まだ寝ている方が多いので注意が必要です。
そんな時間にどうしても起きなくてはいけないのであれば、ぜひスマホや時計のバイブ機能を使ってください。
あと、予約をするときに「ホテルの方に起こしてもらえるサービスはありますか?」と訊いてみるのもいいと思いますよ。
今の時点ではまだ少ないだろうとは思いますが、そんな問い合わせが多くなると、ホテルの側もそのサービスをやらないといけないと思われるかもしれませんからね。
最近は時間が来ると光が出て起こしてくれる時計がありますが、ああいう目覚ましがもっと普及して来るといいなとも思います。
どうぞ素敵な旅行をなさってください!
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