カプセルホテルに女性が一人で泊まるのは危険?私と奥さんの実感は

【当記事にはアフィリエイト広告が含まれています】

先日、ある知人女性と話をしていた時のことです。

知人のA子さん

マッキーさん、女性が泊まれるカプセルホテルについてもう少し書いてくださいよ。

と言われてしまいました。(^_^;

女性が安心して泊まれるカプセルホテルは我々男性にとっても安心・・。
そんな思いもあって、私はなるべく女性も泊まれるところを中心に利用してきました。

ここらで、私なりに少しまとめてみたいと思います。

女性が泊まれるカプセルホテルについては、いろいろ書きたいことがあるので、いくつかの記事に分けようと思いますが、まずこの記事では「女性が泊まれるカプセルホテルは危険か?」というテーマでお伝えします。

目次

カプセルホテルに女性が一人で泊まるのは危険?

知人のA子さん

カプセルホテルって鍵がかからないんですよね。ちょっと怖いなぁ。危なくないんですか??

カプセルホテルは鍵が無いというのはその通りです。というか鍵がかかる形ですと消防法上でカプセルホテルという扱いではなくなります。

正直私も、最初カプセルホテルを利用し始めた頃は、鍵が無いのが怖いと思ったので、女性の方がそう思われるのは当然でよくわかります。

結論になりますが・・・

ですが、私やうちの奥さんがカプセルホテルにだいぶ泊まってきて、実際に、危険を感じることはありませんでした。

ということで、先に結論を言うようになってしまいますが、
「女性の方も、カプセルホテルは、基本的に安全に泊まれる」と思います。

奥さん

マッキーの妻です。一人でカプセルホテルに泊まりましたが、全く問題はなかったですよ。

ただ・・・やはりそこは「基本的には」というところがあります。

全く危険がないわけではありません。

私自身はもちろん女性カプセルのフロアに立ち入ったことがなく、その様子はわかりませんので、そこは一部、うちの奥さんの体験談を入れつつ、

「女性が泊まれるカプセルホテルってどんなところ」で「危険があるとすればどんな危険か」ということを書いていきたいと思います。

カプセルルームイメージ

ちなみに、私が泊まったことのある、女性も泊まれるカプセルホテルは

  • ファーストキャビン(東京・秋葉原、京都・四条烏丸)
  • ナインアワーズ(京都)
  • カプセルホテル朝日プラザ心斎橋(大阪)
  • サンプレイン長堀(大阪)
  • B&Sエコキューブ(大阪)
  • カプセルホテル新宿510(東京)
  • スカイスパ YOKOHAMA(神奈川)


などです。(他にもあったと思いますが・・)

女性が泊まれるカプセルホテルってどんなところ

10年くらい前までは、カプセルホテルと言えば男性専用だったと思います。

大抵はサウナと一緒になっていて、値段は安いですが、こう言っちゃなんですが、あまりきれいでない印象でした。

ですが、この10年くらいでその辺はずいぶん変わってきましたね。

大きいのは『女性が泊まれるようになった』ということです。

「女性も泊まれる」としているカプセルホテルは、私が知る限りほぼ100%、女性専用フロアを作り、男性と分離をしています。

もちろん今でも利用者は圧倒的に男性なので、例えば5フロアあれば、4フロアは男性専用、1フロアが女性専用、という感じですね。

写真は先日行った大阪の「サンプレイン長堀」のフロア表示です。

エレベーターのフロアの図

他のところも、フロントやレストラン、パソコンルームなどは男女共用、ロッカールーム(着替えもそこで)などは男女別、というところがほとんどです。

お風呂は、男性用は大浴場やサウナがあることが多いですが、残念ながら女性はシャワールームのみというところが多いです。まぁこれは利用者数が圧倒的に違うので、経営的に仕方ないところでしょう。

逆に、女性専用フロアの洗面所には、化粧水や石鹸など、いわゆるアメニティーグッズが充実しているところが多く、女性の方には嬉しいですね。

それでは、次の章ではカプセルホテルに泊まろうかと思う女性が気になる『危険』についてです。

女性がカプセルホテルに泊まることに考えられる『危険』について

危険1. 男性が入って来るのではないか

やはり女性の方にとって最も気になるのはここだと思います。何しろカプセルホテルは鍵のかからないところで寝るわけですから。

まず、先ほども書きましたが、私が知る限り、全ての女性の泊まれるカプセルホテルは女性専用フロアがあり、男性と利用空間をはっきり分けてあります。

女性専用ルームの看板

男性フロアと女性フロアの分離については、私の経験上、以下のようなものがあります。

  • 入口から完全に別になっているところ(フロントも男女別で完全分離)
  • 女性専用エレベーターが設けられているところ
  • 女性フロアに繋がる部分にカードキーがついた仕切りがあり、女性の方のみにキー(カード)を渡されるところ
  • 特に鍵のついた仕切り等はないが、女性フロアには立ち入らないよう注意が書いてあるところ


など。

うちの奥さんはいろんなタイプを経験していますが、仕切り扉がないところでも、『エレベーターで女性専用フロアに入ると、ロビーのようなスペースやロッカーがあったりして、その奥がカプセルルームになっているので、男性が入ってくる気は全くしなかった』と言っています。

私も、女性フロアに男性が入って乱暴をしたとか、そんな話は今のところ聞いたことがありません。

カプセルホテル側も、万一のことがあると大問題なので、そこにはかなり気をつけているだろうと思います。

女性の皆さんは一番気になるところかと思いますが、この点についてはあまり気にしなくても良いのではという気がします。
(念のために、直接電話をしてみて、男性フロアとどんな分離をしているか、訊いてみるのもいいアイデアです)

ただし、薄い館内着一枚で男性のいるところに行かないなどの配慮は女性の皆さんにも求めたいところです。

次の2から5は、女性に限らず、男性も共通する一般的な「カプセルホテルの危険」についてです。

危険2. 盗難の心配

カプセルホテルは部屋(カプセル)に鍵がかかるわけではないので、盗難はやはり気になるところです。
対策としはなにしろカプセルの中に貴重品を持ち込まないことに尽きます。

宿泊客一人ひとりに個別の鍵付きロッカーがありますので、手荷物・貴重品はそちらに入れて鍵をかけることが基本です。

スマホや小銭入れなど、カプセルに持ち込みたいものもあるでしょうが、それらもカプセルを離れる時には持って出るのが基本です。

危険3. 火災の可能性

どんな施設でも火災の危険はありますが、カプセルホテルでももちろんその心配はあります。

カプセルホテルは、一つのフロアに数多くのカプセルが並んでおり、配置も複雑に入り組んでいることも多いですから、万一の火災の際には大きなことになる恐れがあります。

幸い私は自分もそういうことの経験はないですし、聞いたこともありません。
でもその恐れは常に思った方がいいです。

この対策は、入室した際に、避難の際の道や非常口をきちんと調べておく、に尽きます。
どこのカプセルホテルにも書いてありますから、必ず確認しておきましょう。

危険4. 他の客とのトラブルが心配

うちの奥さんは、男性が入ってくる怖さよりも、周りにどんな女性がいるかわからないことの不安があると言っています。

奥さん

そうなんです。男性が入ってきて襲われるなんてことは思わなかったけど、隣の人や下の人がどんな人かと思うとちょっと怖かった・・。

確かにそれは私もわかります。カプセル越しに多くの人が空間を共にしているわけですが、顔が全く見えません。
どんな人がいるのかわからない中、鍵もなく眠るのは、ちょっと怖い気がしても当然ではあります。

また、カプセルホテルは外国の方の利用が大変多いです。外国の方でも大半の人はマナーを守って利用されていると思いますが、言葉が通じない、また文化や習慣の違う人ということで、少し気になってしまうのは仕方ない気もします。

もちろん日本人同士でも、酔った人もいるでしょうし、神経質な人もいるでしょう。
考えたくはないですが、暴力的・攻撃的な人もいるかもしれません。

それを思うと、他の利用者さんとのトラブルというのも確かに怖いですし、男性が入ってくるとか、盗難や火災よりも、むしろ、そちらの危険の方が高い気もします。

カプセルホテルでは周りの宿泊客の顔を見ませんし、ここに対する対策はありません。

でも、自分のカプセルで大きな音を立てないなど、他人に迷惑をかけない努力はできます。
まずは自分がマナーを守ることで、他人とのトラブルを避けるというのが大事かなと思います。

あとは、カプセル内の、テレビのチャンネルを変えたりするコントロールボックスに、非常ボタンがついていると思います。

その位置をしっかり確認しておいて、万一のトラブルの時にはそれを押して、ホテルの従業員の人に緊急を知らせるのが良いと思います。
(写真の左に見える赤いボタンが非常ボタンです)

非常ボタン

危険5. 突然の体調不良や怪我の心配

最後に、これは滅多にないケースだと思いますが、急な体調不良や怪我の危険について触れておきたいと思います。

カプセルは概ね、幅1m・奥行2m・高さ1mの広さがあり、ものすごく狭いというわけではないのですが、それでも閉所恐怖気味な人にはつらいかもしれません。

もしかしたらそういう方は、息苦しくなったり、気分が悪くなったりするかもしれません。

奥さん

私もちょっと閉所恐怖気味なので、この狭さがちょっとつらかったな。まぁすぐ寝ちゃったんだけど(笑)。

カプセルの枕元

もちろん、カプセル内で何らか急な体調不良になることも考えられます。

あと怪我ですが、カプセルは上下2段になっていて、上の段の人は備え付けのはしごを上がるようになります。この時に、万一転落するということがなくもないとは思います。

はしごの上り下りは十分注意するとして、急に気分が悪くなったときはやはり『非常ボタンでフロントに知らせる』ということになります。

カプセルルーム2

最後に、タイトルにも入れましたが「女性一人」が危険かどうか。

確かに、一人よりはお友達と一緒の方が安心だし、何かあった時にも心強いと思います。それはそうですが、一人でも問題ないと、私は思います。

以上、私が思う「カプセルホテルの危険な面」をお伝えしました。

うちの奥さんの感想

私のブログへの協力も含め(笑)、うちの奥さんは過去5回、カプセルホテルに泊まっています。

私は男なので女性フロアのことは知るすべもありませんが、彼女からの話を通してなるほどと思ったりします。改めて、うちの奥さんの感想を載せておきます。

ではバトンタッチします。

幸代のイラスト

皆さん、こんにちは、マッキー妻です。(^_^)

「女性がカプセルホテルに泊まる危険」というテーマで感想を話してということなので、私が感じたことをお話しますね。

まず、私がこれまで泊まったところを書いておきます。

  • ナインアワーズ(京都)
  • ナインアワーズ竹橋(東京)
  • ワイズキャビン大阪難波(大阪)
  • ファーストキャビン日本橋(東京)
  • カプセルイン錦糸町(東京)


錦糸町のところは設備がやや古く感じましたが、そこも含めどこも清潔感があって、泊りやすかったです。
鍵がかからないところで寝るというのが、最初はやはり抵抗はありましたが、そこは慣れました。

値段が安いのはもちろんですが、一度は帰りの電車がなくなっての利用でした。カプセルホテルって、そういう急な時でも泊まれることが多いのが嬉しいですね。

女性の皆さんが一番気にするのは、男性が入ってくるのではないか、きちんと分離されているのか、ということだと思いますが、その点はどこも問題ありませんでした。

女性のフロアに行くのに、鍵のある仕切り扉を通らないといけないところもあったし、エレベーターを降りてすぐ女性フロアに入れるところもありましたが、いずれにせよ男性が入ってくるのでは?という不安は、私はありませんでしたね。

それより、女性同士であっても、隣にどんな人がいるんだろうかというのは少し気になりました。それでもこれまでトラブルに遭ったことはありません。

ファーストキャビンは値段も高いので他と同列には語れませんが、とても高級感に溢れていました。
ナインアワーズ竹橋は吹き抜けになっていて開放感があって心地良かったです。

他のところも決して悪くはないと思います。

私は閉所恐怖気味なので、カプセルの狭さになかなか慣れなかったのですが、そこさえ大丈夫であれば、オススメできると思います。

マッキー

ありがとうございました。

フロントから外の景色

まとめ

私はこれまでかなりの回数、カプセルホテルに泊まってきました。

最近すごく思うのは、女性の利用者さんが増えたなぁということです。
どこも普通に女性の方をたくさん見ます。
フロントに女性の従業員の方がいらっしゃるところも本当に増えました。

数年前に比べると、女性がカプセルホテルを利用するのが、すごく自然なことになりつつあると感じます。

確かに狭いし、鍵がかからないし、不便もあります。ですが、その辺が割り切れたら、値段は安いし、必要最小限のことは全て揃っています。賢い旅行をするためには大きな選択肢になると思います。(もちろん終電を逃したなんて時も・・)

今回5つの「危険」を紹介しましたが、私の実感を言えば、それらの危険はかなり低いと思います。
必要なチェックや対策はした上で、積極的に利用されるのも良いのではないでしょうか。

楽しい旅行をなさってください!

まだ数は多くありませんが、「完全女性専用のカプセルホテル」というのも登場してきました(ナインアワーズウーマン神田/東京)。大都市を中心に、今後こういう方向に進むかもしれませんね。

私が泊まったカプセルホテルの感想はこのブログで随時書いて行きますので、ご参考にしていただければと思います。


カプセルホテルのレビューや利用する際のいろいろなことを書いています。「記事一覧」ではカプセルホテル関連の全ての記事を一覧でき、各記事に飛べます。よろしければご覧ください。

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次