私はほとんどダイエットというものと無縁で来ました。
しかしそんな私も、10年ほど前になりますが、自分のベスト体重をかなりオーバーしたことがあり、その時はさすがに「これは痩せなきゃ!」と強く思いました。
「○○ダイエット」の類いはほとんどやったことがありませんでしたが、その時試した「夜ゼリーダイエット」(夜だけゼリーダイエット)は、無理なくできたし、確かにそれなりに効果がありました。
実はこの話は、以前このブログで記事にしているのですが、それを更に深く、わかりやすくお伝えしようと思い、再度書き直すことにしました。
私の体験がもしかしたらあなたのお役にたてるかもしれません。
「夜だけゼリーダイエット」との出合い
10年前、当時、仕事やその他のストレスがあって、気がついたらかなり太ってしまった私でした。
これはなんとかしないとと思った時、本屋さんにあった健康雑誌の特集で書いてあったのが「夜だけゼリーダイエット」でした。
それは・・・・
朝食・昼食はいつもどおりに、そして夜だけゼロカロリーのゼリー飲料で済ます
簡単に言えばそういうダイエット法です。
それまで特にダイエットをしたこともなかった私でしたが、これならできるかも、と感じるものがあり、しばらくやってみることにしました。
私は「夜だけゼリーダイエット」をこうやりました
私流、夜だけゼリーダイエットのやり方
基本的には雑誌に載っていたままですが、多少自分流にアレンジした部分もあります。
具体的には次のようにやりました。
- 朝と昼は、普通にきちんと摂る(朝は特にしっかり摂る!)
- 夜は7:00〜7:30くらいに、ゼロカロリーまたは多くても20kcal以下くらいのゼリー飲料を1個か2個、飲む。(高カロリーのゼリーもあるので注意)
- 水やお茶を同時にとる
- 気分しだいで、野菜や海藻類、豆腐などローカロリーなものを一緒に食べる
- 21時以降はものを口にしない。24時前には寝る
以上ですが、少し補足します。
【朝食・昼食のメニューや量は?】
雑誌の記事にも朝食・昼食は普通に摂っていいと書いてあったし、私は結構ガッツリ食べました。夜に栄養が摂れないので、お肉や魚、野菜もしっかりとりました。炭水化物も気にせず摂りました。
ただ、あまりに油っぽいものなどはさすがに避けました。でも基本的に好きなものを好きなように食べた感じです。
【甘いものとかは?】
甘いものは大好きな私です(笑)。ストレスになってもいけませんし、午後のおやつタイムにはケーキなども気にせず食べました。ただしその時以外に、だらだらとお菓子をつまむようなことは禁止にしました。
【アルコール類は?】
私はもともと多く飲む方ではありませんが、少量のビールは好きです(*^_^*)。ダイエット中も普通に缶ビール(小)を飲むことはしていました。
もちろんビールもカロリーがありますから飲まない方いいのですが、ストレスになるくらいなら飲んで構わないと思います(笑)。
以上のことを、3か月続けました。
その結果!
結果、3か月で 体重が6キロ、ウエストが6cm 減りました。
(安全にダイエットで落とすのは月に2キロが限度と聞いたことがあります)
その後徐々に食事を普通に戻しましたが、特にリバウンドはしませんでした。
理屈としては簡単ですよね。
トータルで一日の摂取カロリーがだいぶ減るわけだし、エネルギーがあまり要らなくなる夜にカロリーを減らすというのは理にかなっています。
この理屈で言えば、ゼリー飲料の代わりにこんにゃくなどにしても効果は同じだと思います。私はゼリーでやりましたが。
「夜だけゼリーダイエット」のメリットとデメリット
私にはしっかりと効果のあった「夜だけゼリーダイエット」ですが、やはり注意する点はあり、気をつけないと効果がなかったり、危険だったりすると思います。主なメリットとデメリットをまとめると次ような感じになります。
メリット
- 簡単で手軽
- それなりに空腹感はおさまる
- きちんとやればしっかり効果が出る
デメリット
- ゼリー飲料の費用が結構ばかにならない
- やはり少し栄養不足の心配がある
- ちょっと飽きる
- 夜少し遅くまで起きていると絶対にお腹が空く
メリットはいいとして・・
デメリットの部分ですが・・
ゼリー飲料の費用がばかにならない
→これはとにかく安く売っているお店を探しました。
ドラッグストアなどで、だいぶ安く売っていたものがありました。
今も結構安売りスーパーとかAmazonとかで安く買えると思います(それでも費用はかかりますが・・)。
栄養失調の心配・ちょっと飽きる
→これは、先ほども書きましたが「野菜や海藻をあわせ食べる」ということである程度解決できたと思います。ゼロカロリーゼリーのみの方が摂取カロリーは少ないでしょうけど、飽きてしまったり体を壊しては意味がありません。その方が安全に長く続けられる気がします。
今なら鳥のささみなどもいいかなと思いますね。
夜少し遅くまで起きていると絶対にお腹が空く
→これはもう「早く寝る!」につきます。お腹が空く前に寝てしまおう!(笑)
そして、しばらくこれを続けるうちに、朝起きるたとき、お腹がすごく空くようになりました。当たり前のことなのですが、朝食をしっかり食べたくなり、実際とても美味しく食べられることに驚きました。
この「朝起きたらお腹が空いている」というのはそれまでになかった感覚で、理にかなってる感じもするし、とてもいいパターンだなと感じました。(どうしても夜遅くまで起きなくてはいけない人は、途中で寒天スープのようなものを少しいただくと寝るまでもちます)
私が夜ゼリーと併せてやっていたこと
基本的には「朝昼はしっかり食べる」「夜だけゼリーに変える」だけですが、併せてやっていたことがいくつかありますのでお伝えします。
- 体重と体脂肪・ウエストを毎朝測る
-
朝のシャワーの時に体重計に乗り、メジャーでウエストを測ってメモするだけです。
こういうことが効果があるとは聞いていましたが、確かに、今の自分の体形や体重にきちんと向き合うことで、ダイエット意識が保たれます。長い日々の中で、それは確かに効果を倍加させてくれます。 - 十分な水をとる
-
ダイエット中は特に、しっかり水分をとるのがいいそうです。身体の老廃物を積極的に外に排出することがダイエットのサポートになるそうです。
- ウォーキングになるべく出る
-
太る時というのは往々にして運動不足にもなっています。私の時もまさにそうでした。夜ゼリーをやりつつ、(長い距離ではありませんが)ウォーキングも続けました。
- 生活のリズムを正す
-
夜ゼリーダイエットをやっていると、自然に生活のリズムが正しくなってきますが、それを自分の中で強く意識するようにしました。お腹が空く前に寝ることで早寝になり、朝空腹なので早起きになります。美味しく朝食を食べることができ、一日を元気に始められます。
終わりに
私はダイエットの専門家ではありませんが、一時的であればカロリーを制限するのも良いと思いますが、無理をしても長続きはしませんし、体に悪いと思います。
「夜だけゼリーダイエット」は夜の食事を変えるだけで他は何も変えないので、フラストレーションが溜まりにくいです。(朝昼はむしろその前より豪華にしたくらいです(笑))
1日の栄養は多少落ちるのかもしれませんが、トータルでそれほど変わらないように思います。そんなに無理をしたことはありません。さらに副産物として、早寝早起きなど生活のリズムが良くなります。
30分程度のウォーキングやラジオ体操、睡眠の習慣改善などを同時にやっていくことで、上手くいったのだと思います。
あれから10年経ちましたが、体重は多少の増減はありますが大きく変わっていません。
なお、専門書にもありましたが、健康のため、減らすのはひと月2キロまでという線は超えないようにしましょう。私もそれ以上の無理はしませんでした。そして目標に達したら、徐々に普通の食事に戻すことです。
これを覚えたら、多少太った時に随時これをすることで上手く体重コントロールができますよ。
無理せず、上手く健康を維持してくださいね!!(*^^*)
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