ブルーライトカットメガネってどう?3種類を使ってきた私の感想は

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私はデザインとブログの仕事をやっていて、朝から晩までずっとパソコンを使っています。

私には近視と乱視があるのでメガネを使っているのですが、気がつけばメガネ越しに1時間も2時間も画面を見続けるということもしばしば。目にすごく疲れを感じたり、目の奥が痛くなって仕事が続けられないこともよくありました。

こういうパソコンやスマホを使っている時の目の疲れに大きく関わっているのが、「ブルーライト」と呼ばれる青い光であるというのは知られていますね。

「ブルーライトは目に悪い」という話も今はもう一般的で、それをどう解決するかはスマホやパソコンを使う全ての人の課題と言えそうです。

まして目が悪くて日ごろメガネを使う私にとっては重要な問題です。「ブルーライトカットメガネ」「ブルーライトカット仕様レンズ」には、いろいろと関係してきました。

この記事は、最初にそういう商品を買った10年前から現在に至る私の体験談です。一部古い話も含みますがご理解ください。

メガネ自体もどんどん良くなり、メガネ販売店も変わっていますが、「メガネをブルーライトカット仕様に替えようか、他にどんな手段があるだろうか」とお考えの方にはお役に立てるかもしれません。

目次

可視光線とブルーライト

最初に簡単にブルーライトと目の疲れについて触れておきます。

「光」は少し専門的に言うと、波長が約400〜800nm(ナノメートル)の「可視光線」と呼ばれるものと、それより波長の長い「赤外線」、それより短い「紫外線」とに分かれます。赤外線はリモコンなどで使われ、紫外線はお肌によくないと言われますね。
目で見えるのは「可視光線」の部分です。

可視光線とブルーライト

そして、波長が380nm〜500nmのものが「ブルーライト」と呼ばれ、可視光線の中では最もエネルギーや刺激が強く、目を痛めると言われます。

パソコンやスマホのディスプレイからはこのブルーライトが放たれているので、ずっと見ていると目が疲れたり、ひいては体調を悪くしたりすることがあるので注意が必要です。

※便宜上 “ブルーライトカット” と書きますが、多くの商品は「ブルーライト低減」とあり、ゼロにするわけではありませんのでご了解ください。

私が買ったPC対応メガネ〈1〉クリップオンタイプ

10年ほど前になりますが、仕事をしていてどうにも目が疲れるので、やはりブルーライトカットメガネを買おうと思いました。

当時もメガネ店で「ブルーライトカット対応レンズ」で作ってもらう、という方法はありました。ですが、当時はとても高価で自分にはちょっと手が出ませんでした。
何か手軽に対応できるものはないかと考え探してみると・・。

Amazonで、度は入っていないのですが、「ブルーライトカット対応メガネ」なるものがいくつか販売していました。その中から、メガネの上から装着するタイプ(クリップオンタイプ)のものを購入、半年ほど使いました。

これです↓ 2,600円くらいだったかと思います。

前のブルーライトカットメガネ

クリップオンタイプを使って私が感じた、メリットとデメリット

私がこの商品に決めた理由は、値段が安かったことと、手軽に使えそうだったことです。実際手軽に使えましたが、半年使って感じたメリットとデメリットをまとめてみます。

クリップオンタイプのメリット

  • 必要な時だけ使い、不要な時ははずして通常のメガネをそのまま使える
  • 軽い
  • 値段も比較的安いものが多い

クリップオンタイプのデメリット

  • つけたりはずしたりが少し面倒
  • 気をつけないとクリップのところでメガネに傷をつけそう
  • 2枚を重ねていることの違和感が若干ある

メリットの①とデメリットの①は同じことの裏表です。着脱が正直少し面倒ですが、簡単に通常のメガネに戻せるのは便利です。

また、2枚を重ねているので妙な感じはあるし、少々見栄えも悪いのですが、これもまぁ慣れかなと思います。

目の疲れを減らす効果はあったか?

肝心の目の疲れですが、多少は楽になったような気はしました。劇的に違うということは正直ありませんが、一定の効果は感じられました。

ただ、ブルーライトカットメガネって、わずかですが茶色がかっているんですね。私は最初これがかなり気になりました。人にもよりますが少し慣れが必要かと思います。

画面を見る以外なら、ブルーライトカットがないレンズの方が自然な色に見えて良いです。なので取りはずせばすぐ普通のメガネになるクリップタイプのものは、その点便利です。

【注】現時点(2023年6月)では、ブルーライトカットのレンズも、色があまりないタイプのものがあります。その方がより自然な着用感で、つい先日メガネを作り直しましたがそれにしました。

私が買った商品はもう売っていませんが、同じクリップオンタイプのPCメガネは今もこちらでいろいろ見られます。→クリップオンタイプ PCメガネ(Amazon)

私が買ったPC対応メガネ〈2〉フレームあり・度なしのもの

フレームのあるものを探してみた

クリップタイプのものを半年ほど使いましたが、やはり着脱が面倒に感じてあまり使わなくなってしまいました。フレームのあるタイプで良いものがないかと思いました。

もちろん通常使うメガネを新しく「近視・乱視・ブルーライトカット対応」で作ればベストでしたが、高価なので、価格も含めて手軽なものを。

いろいろ調べてみると、度がついていないものですが、値段も安く気軽に使えそうなものが、メガネのZoff、パソコン関連のELECOM、ほか多くのメーカーから出ていました。その中で、JINS PCが比較的値段も安く、評判が良いように思いました。

ちなみに以下のような評価が多くありました。

  • 価格が安い
  • 軽くてかけ心地がよい、長時間かけても疲れない
  • 壊れにくい
  • ブルーライトのカット率が高い
  • まぶしさが軽減する

といったことで、まずまず評価の良かったJINSのもので、中くらいの価格帯と思われる、4〜5000円くらいの商品群から選びました。

買ったのはこれです。

メガネメイン

【JINS PC スクエア ハイコントラストレンズ】PC専用メガネ(度なし)(CLEAR)¥ 4,212 送料無料

  • 【特徴(説明書より)】
  • ブルーライトカット率50%
  • 独自の光マネジメント技術が画面のちらつきを抑え、文字や画像をくっきりと見やすくするハイコントラスト仕様
  • 眼科を始めとした幅広い分野の専門医と共同で機能や効果を検証している

このメガネを使ってみた感想

とにかく軽い

相当に軽いです。そのため、かけ心地はすごく自然で楽です。

フレームや鼻あては一体型で、顔にすんなりフィットしました

フレームは柔らかく、指で動くくらいです。その柔らかさで自然に両耳に自然にフィットします。これはなかなかいいです。
説明書にはフレームの端の部分(テンプルエンド)を曲げてフィットさせる方法が書いてありますが、たいていの人はそれはしなくても大丈夫じゃないかと思います。
フレームは透明ですが、レンズの色が透けて角度によってピンク色に見えます。

効果:ディスプレイのぎらぎらした感じが和らぎ、目が楽になりました

他社の製品との比較ができませんが、確かに画面の目に刺さるようなまぶしさが薄れ、目がだいぶ楽になりました。それ以前に比べると、仕事をしていて「目が疲れた」と感じるまでの時間がかなり長くなったト思います。

視界の色は変わります

前章でも書きましたが、今度のも薄い茶色のレンズです。車のスモークガラスのように、これをかけると全てが少しベージュがかった世界になります。すぐ慣れますが、少し気になります。イメージはこんな感じです。

色の違い

若干文字が見えにくくなりました

乱視があるからかもしれませんが、これをかけると若干文字が見えにくくなりました。これは私の方の問題かと思います。乱視や近視の無い方は問題ないと思いますし、慣れの問題かなとも思います。

この商品も現在は販売されていません。JINSも今はこういうタイプのメガネをあまり作ってないようです。ですが、同じくらいの価格帯・性能の商品はAmazonにたくさんありましたので、そちらのページをご紹介しておきます。


ブルーライトカットメガネ(度なし/Amazon)

私が買ったPC対応メガネ〈3〉日ごろ使うメガネをブルーライトカット仕様に

そしてそれからしばらくして・・・

結局、普段メインで使っているメガネをブルーライトカット仕様に作り直しました。

結局・・という感じですが(笑)。(^-^;

やはり自分の場合、パソコンを見る時間が毎日とても長いので、これがいちばん良いという結論でした。

そのメガネも5年使ってぼろぼろになったので、今年になって、作り替えました。今回はネットではなく、近所の3つのメガネ専門店を訪れて相談しました。

お店に行って知ったこと・驚いたこと

びっくりしたのですが、一部のお店で値段が、5年前10年前に比べて格段に安くなっていました。以前だとレンズだけで2枚で3万円以上しましたが、一社はレンズ2枚で2万円弱、もう一社はなんと新品のフレームも含めて合計で2万円ほど。びっくりでした。

それと、今回メガネを作り直して初めて知ったのですが、今はブルーライトカット仕様のレンズでも、色がやや濃いものと、少し薄い(透明に近い)ものがあるんですね。
かけたときに全体にブラウンがかってしまうのが嫌だった私はもちろん「少し薄いもの」にしました。

これももちろんかけると若干色がついて見えますが、以前に比べると自然です。これはおすすめです。(会社によってこちらの方が数千円高いところもありましたが、同額の会社もありました)

今使っているメガネがこれ。写真ではわかりづらいかもしれませんが、見た目もほとんど色がついておらず、とても自然です。パソコンの画面を見ると、ぎらつきはなくなります(画面の白はややブラウンになります)。

現在のメガネ

まとめ

私が実際に使ってきた、3種類のブルーライトカットメガネについてお話ししてきました。

結局、ブルーライトカットの入った度付きレンズで新しく作ったというオチ(?)ですが、近視や乱視・老眼がしっかりある人でしたら、やはりこれがいちばん良いと思います。
ただし価格は会社(お店)によってすごく違いますので、何社か回ってみることをお勧めします。

近視や乱視・老眼が軽い人、あるいは軽い人でしたら、クリップオンタイプまたはフレームタイプのものを使われるのが良いですね。どちらにするかはお好みで。
やはりパソコンやスマホを見る時にはこういうメガネがあると助かります。

今ちょっと思うのは、私は2,000円〜4,000円台という、比較的安いPCメガネを買ったのですが、もっと値段が高いPCメガネはどうなのかな、という気はします(1万円を超えるものがたくさんあります)。どなたか使った方はぜひ教えてください。(*^o^*)

PCメガネだけで目の疲れや痛みが完全に解消するわけではありませんが、それなりの効果は感じられますし、私は満足しています。

PCメガネを検討されているあなたのご参考になれば幸いです。


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