〈2014年に公開した記事で内容が古くなっておりますがご容赦ください〉
私は近眼でメガネをかけています。
そのうえ仕事で常にパソコンを使うので、いつも目がとても疲れます。
最近は特にひどくなって、1時間も仕事をしているともうほんとに続けてられなくなります。少しモニタを見る時間を減らさなくちゃいけませんね・・・。
そういう人達のために、数年前から「PCの光から目を守る」という、いわゆる「ブルーライトカットメガネ」というのが売られています。
これまで使ったことはなかったのですが、試しに先日買ってみましたので、効果や使用感、思ったことを書きますね。
ブルーライトカットメガネ買ってみました!その効果と感想は?
買ってみたのはこれ
私が今回買ったのは、これ。メガネをしているので、それに装着できるようクリップオンタイプというものにしました。
通販で2,400円ほどでした。
装着するとこんな感じ。
はたから見るとかなり変ですね(笑)
まぁそれはともかく、これをつけて、パソコンの画面を見てみました。
車のスモークガラスみたいな感じですね。少し全体が暗くなって、画面がややベージュ色になります。
最初少し違和感を感じましたが、自然に慣れました。
これを使って感じた効果は?
さて、問題の「効果」ですが。
これを装着して、普通に仕事をしてみました。
うん。あまり目が疲れた気がしません。その後だいぶ長い時間仕事をしましたが、目は少し楽になった気がしますし、体の全体の疲れも確かに少なくなった気がします。
ネットのクチコミで効果がないという人もいましたが、私はそれなりに効果があったと思います。効果の感じ方は人によって違うのはあるでしょうね。
メガネ屋さんで正式に作ったものと比べられませんが、2,400円にしてはまずまずだと思いました。
ただ、これを装着すると全体が少し暗くなりますね。色も白い所を見ると少しベージュっぽく見えます。これは仕方ないのかもしれませんがちょっと気になる点ではあります。
そもそもブルーライトってなに?
ここまで書いてきていうのもなんですが・・・
私は「パソコンやスマホの光って目に悪いらしい」と聞いて、漠然とそうなんだと思っているだけでした。
そもそもブルーライトってなんなのか・・あらためて調べました。
光をプリズムを通すと波長の違いで色が見えてきます(下図)。その中で、図でブルーで囲ったあたりの光がいわゆる「ブルーライト」と呼ばれるものだとのこと。
ブルーライトは紫外線に次いでエネルギーが強力で、目の奥の方まで届き、刺激となるのだそうです。
パソコンの画面が毒になる光を出しているというのではなく、普通に太陽光にもあるものなんですね。
ブルーライトは何が悪いのか
ブルーライトを目に受け過ぎると、2つの悪影響があると言われています。
- 網膜が刺激されすぎて眼病を招く恐れがある
- ずっと太陽を浴びているような状態になることで、生活リズムが狂う恐れがある
ただこれも現在いろいろ研究されている最中で、まだはっきりはわからないようです(特に1の眼病について)。
今特に心配されているのは(2)の生活リズムへの影響。
夜遅くまでパソコンやスマホを見てブルーライトを浴びていると、脳がまだ昼間だと勘違いして、良い睡眠がとれなくなるそうです。要するに常に寝不足状態になるわけで、これは問題ですね。
それを思うと、ブルーライトカットメガネは生活リズムを整えるのに良いと言えますね。
しかし・・・
要は「寝る前にパソコン、スマホ、やるなよ!」ってそういう話ですよね(苦笑)
はい、まさにそうなんです。
結論は・・・?
ブルーライトカットメガネを買ってみてどう?という最初の話とずれてしまいそうですが・・・まずその前にやることがあるんじゃない?ということで、
- パソコンの輝度(まぶしさ)を下げる ※調整のボタンがあります
- 長時間パソコンを使わない。特に夜遅い時間には極力使わないようにする。
まずはそれが大事です。
私は仕事としてデザインとブログをやっていて、両方ともパソコンでの仕事ですから、なかなか「長時間パソコンを使わない」というのが難しいです。
ですがそれでも、夜遅い時間まで使わないとか、途中で適度に目を休ませるなど、やれることはありそうです。
ブルーライトカットメガネで見ると、最初にも書きましたが全体に少し暗く見えます。特に安いものは、ブルーライトだけでなく全ての可視光線が弱くなるものが多く、全体が見えにくくなり、かえって目が疲れるという本末転倒なことになりがちです。
(メガネ屋さんできちんと作ってもらうものはブルーライトだけカットするので大丈夫です)
こういう結論にするのも恐縮ですが・・やっぱり
- パソコンを見る時間をなるべく少なくする。
- 特に寝る前はパソコンをやらない。
ということが、まず第1にすべきことだと思います。
その上で、
どうしてもという時だけ、ブルーライトカットメガネを使う。
ということが必要だと思います。
あなたもどうぞ目を大切に!
⇒目と体を守るための姿勢の記事もどうぞ
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