冬至といえば、かぼちゃとゆず湯!
ここではその「ゆず湯」に、もっと楽しく安全に入れるアイデアをお伝えします。
ゆずには血行促進効果、保温効果、リラックス効果などがあります。
具体的には以下のことに効果があると言われています。
・神経痛
・疲労回復
・風邪の予防
・心身のリラックス
・冷え症
・新陳代謝の促進
・美肌効果 肌の乾燥、ひび、あかぎれ など
実際の検査でも、ノルアドレナリンという血管収縮成分が、普通のお湯とゆず湯に入った後でなんと4倍の違いがあり、それだけ血管が拡張していることが認められました。
(『東京ガス通信』2007秋冬号 より)
タイプ別 6つのゆず湯の楽しみ方!!
1)ヴィジュアル優先派
「ゆず湯はやっぱりゆずがぷかぷか浮いている、あの雰囲気よねー」という、ヴィジュアル優先のあなた。
やっぱりゆずが丸ごとそのまま見えていると、いかにもゆず湯!という感じがしていいものですよね。
少しお値段が張りますが思いきって10個とか15個とか入れてみるのはいかがですか。
ちょっと贅沢かもしれませんが、リッチな気分になれますよ!
見た目も素敵で、丸のままのゆずが2、3個では、正直あまり香りが強くなりませんが、たくさん入れれば香りもたっぷり!
香り成分でリラックス効果のあるリモネンがリラックスさせてくれます。
それぞれに、数箇所包丁で切れ目を作っておけば香りがより強く楽しめます。
ゆずには強い抗酸化力を持つビタミンCやクエン酸、β-カロテン、ヘスペリジン等が含まれており、効果がありますが、刺激も強いです。
肌の弱い人はまずこれで試してください。
2)コストパフォーマンス派
コストパフォーマンスを大事にしたい人は、ゆずを2個くらい、半分に切って、布袋に入れてお湯に浸けましょう。
うちは、これです(笑)。
ゆずも少なくて済むし、カットしているので香りがすごく感じられます。
お肌の状態にもよりますが、入りながら少し揉むと、果汁が適度に流れ出して、保温効果やリラックス効果がより得られます。
布袋は、要らないハンカチなどで作れば可愛いし、面倒ならキッチンシンクの流しに使う袋でも代用できます。
ゆず湯の後で果肉や種が散らないからとてもいいです!
3)ぜったい節約派
何ごとにも節約を旨とするあなたなら、先にゆずの果汁を搾っておいて、その後の皮をお風呂に浮かべましょう。
果汁から肌への栄養はあまり望めませんが、香りは十分に楽しめます。
絞ったゆず果汁は、めんつゆに入れたり、グミを作ったり、冷やっこにかけたりと、お料理にいろいろ使えて嬉しいです!!
4)ワイルド派
お肌が比較的強い方、そして、後の掃除も気にしないもん!ってワイルドな方(笑)は、ゆずをお湯の中でぎゅーっと絞ってみるのもいいのでは。
そうすれば、ゆずの成分をガッツリ最大限得ることができます。
掃除が気になれば布袋に入れてその上から絞れば大丈夫。
お風呂に入れる前に、
(1)大きめのボウルなどにゆずを入れ
(2)熱湯たっぷりを注いで15分〜20分蒸らす
(3)少しさましてから、ゆずを袋に入れ、絞る
と果汁がしっかり出せて、いいです。
5)超ワイルド派(笑)
いっそゆずの果汁を直接肌にこすりつけてみますか…(^^ゞ
さすがに肌に刺激が強過ぎるんじゃないかな・・。私としてもこれはちょっとおすすめしません。
でも小さい頃からずっとそうしてるという人もいらっしゃるようですよ。少しだけ試してみるのもいいかも?
6)個性派・チャレンジ派
ここまで書いたような普通の?ゆず湯に飽きた人、チャレンジ精神にあふれた人は、思いきって別なものとのコラボにチャレンジしてみては?
ゆずと合わないんじゃないかと思っても、案外響き合う組み合わせがあるはずです。
例えば・・
米こうじを布袋に入れてゆずと共に浮かべる「ゆず+米こうじ風呂」
ハチミツを入れてみたら「ゆず+はちみつ風呂」
お好きなハーブと合わせて「ゆず+ハーブ風呂」
なんて、いかがですか。
まだまだびっくりするような組み合わせもあるかも・・・?(笑)
ゆず湯の安全な入り方
- ゆったり入るためにもちょっとぬるめ(36〜38℃くらい)がオススメ。
- 長くお湯につかると心臓に負担がかかりますから、一回につき5分程度がよい。
- お風呂から上がった直後は少し脱水状態ですから、コップ一杯お水を飲んでください。
- ゆずの成分は少し肌の弱い人にはひりひりしたりかゆみが出たりすることがあります。また体質的に「ゆずアレルギー」の人もいます。もし入浴中に肌に違和感があれば、すぐにゆずをどけること。
もしお風呂から上ってもひりひり感やかゆみが残るようでしたら、再度シャワーを浴びてゆずの成分が残らないよう洗い流してください。
冬至の夜、お風呂にゆずの爽やかな香りが満ちて、ぽかぽかと温まるのは、とてもリッチで贅沢な時間です。あなたもぜひ楽しんでくださいね。
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