寒い冬の時期はもちろん、暖かくなってきたらそれはそれで、朝起きるのがつらいものです(笑)。
そうは言っても家事もあるし、仕事もあるし起きなくちゃ・・・ (^_^;
心地良く目覚めるためには「質のよい睡眠」と「目覚め後の脳のリセット」が欠かせません。「前日の夜」「目が覚めた時」「目が覚めた後すること」の3つに分けて、すぐできる10の方法を書いてみました。
これできっとあなたも無事起きられるはず!(*^^*)
前の夜の工夫
まず夜寝る前にひと工夫しましょう。
1)今より寝るのを1時間早くする
単純ですが、意識的に早く寝ることはやはり早い目覚めにつながります。それを繰り返すことでリズムを修正することができます。
2)夕食の時間を早めにする&食べ過ぎない
夕飯を遅い時間に食べたり、食べ過ぎたりすると、朝までお腹に残っていて不快感があります。さらに良く寝られなてない感じもします。これは寝ている間に胃が一生懸命食べ物を消化しようと働くために、眠りが浅くなるからです。
夕飯を早めに、軽くにしておきましょう。そうすれば、寝ている間胃も休んでいるし、ちょうど目覚めの頃お腹が空いて目覚めるという、とてもいいリズムになります。
いろんな事情もあるとは思いますが、夜9時以降は食べ物を口にしないのがベストです。
3)寝る前にホットミルクまたはカモミールミルクティーを飲んで寝る
カップ1杯のホットミルクまたはホットカモミールミルクティーは良質な睡眠に繋がります。
牛乳のカルシウムは神経を安定させる効果があり、たんぱく質には鎮静作用があります。さらに温かいものを飲むことも気持ちをリラックスさせることに繋がります。
さらに牛乳にはトリプトファンという物質が含まれており、これは良い睡眠に大事なホルモン「セロトニン」の原料になります。
また、カモミールには神経を落ち着かせる作用があり、牛乳を加えたホットカモミールティーは牛乳の効果とも相まってぐっすりと休める効果があります。
目覚めの時の工夫
半分うとうとする時は気持ちいいのですが、ここが分かれ目です!頑張りましょう!
4)朝日の入る側の窓のカーテンをさっと開ける
朝日が入る方向に窓があればラッキーです。目が覚めたら、思い切ってカーテンを開けると朝の光の効果で体内時計がリセットされます。もしそれができない人は、最初からその窓のカーテンを少し開けて寝てみましょう。
5)布団の中でストレッチをする
寝たままで体を上下左右に大きく伸ばしてストレッチ。そしてそのついでに手足を少し布団から出して外気に当てる。それで目が覚めてきます。その後は思い切り布団を蹴飛ばしましょう(笑)
6)室内を快適な温度にしておく
冬や早春の朝は布団の外が寒くて布団から出られないということがあります。暑い時期は暑くてだらだらとしてしまうことがあります。
「もうちょっと寝たい・・」と思う気持ちの中にはこうした、部屋が寒過ぎる暑過ぎるというのもありがちです。エアコンのタイマー機能でいちばんいい状態にしておけば、布団から出やすいはずです。
7)刺激の強いガムを噛む、ペパーミントやレモンなどの香りをかぐ
眠気防止用の刺激の強いガムがあります。それを朝の目覚めに布団の中で噛んでみるのはどうでしょう。
さらに、ミントや柑橘系の果物、あるいはマスタードなどの刺激的な香りを嗅ぐというのも効果があります。それらは、脳を刺激し、目覚めをすっきりさせます。現物があれば現物で、なければ芳香剤その他の取りやすい形で試してみてください。
目が覚めた後の工夫
目覚めたら二度寝などをしないよう、しっかり体をリセットしましょう!
8)起きてすぐにコーヒーを1杯飲む
カフェインには中枢神経を刺激し、覚醒する作用があります。毎日コーヒーがぶ飲みの私は耐性ができていて効かない方法ですが(汗)、普段あまり飲まない人には効果的です。
もちろん飲んだら直ちに効くというわけではないですから、他の方法との併用は必須です。「コーヒーを飲んだ」という精神的なものも効果になる人もいると思います。
9)晴れていたら全身に朝の日差しを浴びましょう。
太陽の光を浴びることは脳のリズムを整え、体内時計のリセットに繋がり、医学的にも大変よいことがわかっています。朝の日差しで完全に目覚め、体を活動モードに替えましょう。
もしかして病気の可能性も…?
ここま良い目覚めのための9つの工夫(ポイント)を書いてきました。
ですがもしあなたが、朝も起きられないだけでなく昼間にもやたら眠くなる、とか、やる気が出ない・だるいなどが長く続く、ということがあれば病気の可能性も考えた方がいいかもしれません。
もし昼間も眠いことが頻繁にあるようなら『睡眠時無呼吸症候群』の可能性が、意欲の減退があったり強いストレスに心当たりがあったりするなら、うつ病の可能性もあります。
そんな自覚症状を感じる方は、念のため一度病院で診断を受けた方がいいかもしれません。(睡眠時無呼吸症候群は内科または呼吸器科へ、うつは心療内科へ)
睡眠時無呼吸症候群の検査についてはこちらの記事もご覧ください。
⇒睡眠時無呼吸症候群 その検査の方法は?1泊検査体験記!
うつから来ている場合は、自分の意志とは違うところで起こっていることですので、医師の診断を仰ぎながら焦らずゆっくりと回復させていくことが大事です。
終わりに
朝スッキリ目覚めることに繋がると思われることを9つ挙げてきました。
朝起きるのがつらいことはよくありますが、工夫をすることで改善することは可能です。
- 天気のいい日にはなるべく日光を浴びること
- 少しずつでも毎日歩くこと
- バランスの良い食事を心がけること
なども良い睡眠に繋がると言われています。
できるだけしっかり寝て、朝はスキッと目覚め、一日を心地よくスタートさせたいものですね!
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