カプセルホテルの予約と基本的な使い方!手軽な宿泊を使いこなす

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2年くらい前から、仕事の関係で大阪や東京、名古屋、福岡などあちこちに行くようになりました。

新幹線が速くなった今、広島に日帰りだってできなくないのですが、せっかく行くのだし、趣味の御朱印巡りをしたいというのもあり、1泊することが多いです。

でも、ゆったり旅行するのならともかく、仕事主体かつ自分が一晩寝るだけなら、宿泊にお金をかけるのは正直馬鹿らしい・・。

そんな思いがあって、泊まるといえばもっぱらカプセルホテルです。今は1年で言えば10回近く泊まるかも・・。

カプセルホテルは安いのが何よりの利点ですが、「鍵がかからない」「隣同士が近い」など独特の面があります。それゆえ、使い方やマナーにもビジネスホテルとは違うものがあります。

この記事では、そんなカプセルホテルの予約と基本的な使い方について、私が思うところを書いてみたいと思います。

カプセルホテル入口

まず予約について書きますね。

目次

カプセルホテルの予約について

カプセルホテルって予約はできるの?

多くのカプセルホテルはホームページを持っていて、そこから空きをチェックしたり、予約をすることができます。あるいは楽天トラベルやトリバゴなど、旅行関連のサイトから予約することも可能です。

もちろん電話番号を知っていれば直接電話で予約もできますよ。

ちなみに私がよく使うのは楽天トラベルです。ポイント貯めてます(笑)。

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カプセルホテルを予約する時の注意点は?

週末・休前日の価格に注意

普通のホテルを予約する時も同じだと思いますが、料金が曜日によって大きく変わるので注意が必要です。

例えば平日が一泊3,000円くらいのカプセルホテルであっても、金曜・土曜の夜などは5,000円くらいに跳ね上がったりします。

標準的な料金は公式サイトに分かりやすく出ていても、特に週末などの金額は実際の予約画面でないとわからないことが多いのでそこは注意する必要があります。

また、便利な場所にあるカプセルホテルや、新しくて人気のあるカプセルホテルなどは、週末や休前日などはかなり先までいっぱいということがよくあります。予定がわかっていたら早めに予約するのが吉です。

カプセル

割引プラン(セット)も検討

あと、多くのところで予約の画面で「宿泊+○○」で割引プランがあります。

例えば「宿泊+朝食」「宿泊+QUOカード」「宿泊+マッサージ」など。

必要があればですが、予約の時にこれらを選ぶと、よりお得に利用することができます。

予約のキャンセルはできるの?

もちろんできます。でも当日のキャンセルだと80%とか100%とか、施設にもよりますが相応のキャンセル料がかかることがほとんどです。

キャンセルされる場合は極力2日前までにされた方がいいです。

予約無しで、いきなり行って泊まることはできる?

もちろん当日急に泊まることも空いてさえいれば可能です。急でもわりと空き室があるのもカプセルホテルの良いところです。

今はスマホでの検索も優れています。「○○(地名) カプセルホテル」などと検索すればすぐにたくさん出てきます。
女性の方なら「○○(地名) カプセルホテル 女性」などと検索されたらOKです。

めぼしいところがあったら電話して空きを訊いてみましょう。

ただし、先ほども書いた通り、金曜の晩・土曜の晩は、かなり混みます。有名なカプセルホテルなどは「金曜土曜の予約は3週間以上前でないと取れない」なんてこともよくあります。また女性が泊まれるところも、カプセルホテルの数が増えたといってもまだまだ少ないですから、早く埋まります。

金曜・土曜・女性の方は特にですが、そうでなくても、やはりなるべくなら予約をすることをお勧めします。

女性も泊まれるカプセルホテルってどんなの?

元々カプセルホテルは男性限定のところばかりでしたが、10年くらい前から女性も泊まれるカプセルホテルが増え始めて、今はかなり増えました。

女性フロアへ

カプセルホテルというそもそも鍵のかからないところで、男性と一緒??と思われるかもしれませんが、「女性も可」を謳っているカプセルホテルはそのほとんどが女性専用フロアとなっています。

女性フロアに入るのにはお店によって違いますが、カードキーによるロックや、女性だけの暗証番号を使うところ、女性専用エレベーターがあるところ、入口から完全に男性と分かれているところ、など十分にセキュリティを考えて作られています。

なので、女性のカプセルルームは安心です。

私はもちろん女性専用フロアに入ったことはないのでわからないのですが、私の奥さんが一度泊まった時に様子を聞いてみました。

それによると、基本的な作りは男性フロアと変わらないようです。また、洗面所にいろいろなアメニティーグッズが用意してあるところが多いようですが、そこは女性向けの配慮ですね。

残念ながら大浴場は男性専用で女性はシャワールームのみ、というところがまだ多いです(女性用大浴場のあるところも増えてきましたが)

まぁ利用者の男女比を考えれば、営業的に仕方がないのかもしれません。でも女性の方もだいぶ利用が増えていますし、もっと女性にも楽しめるところが増えて欲しい気がします。

では、次は、実際にどんな流れでチェックインするのか、施設内ではどんな風にすればいいのか、などについてお伝えします。

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カプセルホテルの基本的な使い方を順に流れを解説します

1. チェックイン

まず、ドアを開けて入ると、靴をずらりと並んだ靴箱に入れ、鍵をかけます。そしてチェックインではその鍵をフロントに預けます。

靴の鍵を預け、交換にその人のカプセルの番号が書かれたロッカーキーを渡されます。

そしてその場で簡単なサインをし、施設の場所や使い方・注意事項の説明があります。現地払いの形にしていたらここで支払います。これでチェックインは終わりです。

カプセルの上段・下段について

カプセルは多くのところで上下2段になっています。上段か下段かというのはフロントでチェックインして初めてわかります。もしどうしても上段がいい、どうしても下段にしてほしい、という希望があれば、その時にフロントの方に言ってみてください。空きがある限り変えてもらえると思います。

2. ロッカールームに行き、着替える

チェックインをしたら、ロッカールーム行き、自分の番号のロッカーに行って鍵を開けます。中に専用の室内着がありますので、その場で室内着に着替え、それ以降は室内着で過ごすことになります。

ロッカーは細長いものが多いですが、手荷物も入る限り、基本的にはここに入れます。もしどうしても入らない場合は、フロントで預かってくれるはずです。

ロッカー

ちなみにこのロッカーキーを失くすとかなり料金が取られます。もちろん自分も困りますから、絶対に失くさないでくださいね。

ロッカールームは、フロントと同じフロアにあるところもあるし、各フロア・カプセルルームの近くにあるところもあります。

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3. カプセルルームに入る

着替えを済ましたら、カプセルルーム(カプセルが並んでいる部屋)に行って、自分の番号のカプセルを確認します。

カプセルの入口の下に番号が書かれたプレートがあるので確認をし、自分の番号と間違いがなければその横にあるメインスイッチを点けます。それで室内灯が点きますよ。(スイッチを入れると横に小さいランプが灯るものが多い)

カプセルは多くの場合、2段式になっています。下の段の場合は問題ないですが、上の段になった場合は、設置してある梯子(はしご)または足をかける出っ張りなどで上がり下りが必要です。
手すりがついていたりしますので、落ちないよう十分気をつけて出入りしてください。

カプセルホテルマナー_メイン

入口はロールスクリーンになっているところが多いと思います。ひっぱって下ろして、下をフックにひっかければ出入り口の処理は終わりです。

出入口に鍵がかからず布一枚というのが、カプセルホテルの心もとないところですね(笑)

カプセルとテレビ

枕元の左にある黒いのがコントローラーで、ここで室内灯の明るさを調整したり、テレビをつけたりします。

カプセルの枕元

ちなみに、室内灯がついている・消えているで、概ねこんな状態かと思います。

  • 室内灯がついている+入口の布が下りている ⇒ 中に人がいる
  • 室内灯がついている+入口の布が上がっている ⇒ 使用中だがトイレかどこかに行った
  • 室内灯が消えている+入口の布が下りている ⇒ 中に人が寝ている、または外出中
  • 室内灯が消えている+入口の布が上がっている ⇒ 空き室、またはチェックアウトされた部屋

なお、カプセルルームに入った時に、非常口の位置が説明してあるはずなので、そこは必ず確認しておきましょう。万一の火災の可能性も頭に入れておかなくてはいけません。

4. 施設内の移動など

一度カプセルルームを確認すれば、後は自由です。お店にもよりますが、大浴場(男性専用のことが多い)、サウナ、シャワールーム、休憩室(男女別)、漫画ルーム、喫煙室、食堂・・・などがだいたいあります。

今は食事や自動販売機などもロッカーキーについているバーコードで処理し、チェックアウトの際に一括清算することが多いです。

休憩室
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5. 翌朝

お風呂やシャワールームはほとんどのところで24時間使えます。私も朝入ることが多いですが、シャキッとしますし、気持ちいいものです。

「朝食付き」というコースで頼んだ場合は、館内のレストランで朝食が食べられます。朝食なしのコースで頼んだ人も、実費を出せばもちろん食べることはできます。だいたい普通の和定食かトーストモーニングで500円程度のところが多いと思います。

食堂

6. チェックアウト

チェックアウトはお店によりますが、10時か11時くらいのところが多いと思います。

ロッカールームで私服に着替え、フロントで手続きします。食事などで使った分があればこの時支払います。ロッカーキーと引き換えに、靴箱の鍵をもらって開け、靴を受け取ります。

ちなみに、比較的新しいお店では、カードキーになっていて、帰りはそれを所定のところに放り込むだけでフロントによらずに帰ることができるところもあります。これはこれで帰りが早くて便利です。

カプセルルーム内でのマナーは?

カプセルルームでのマナーとして、やはりいちばん大きいのは、なるべく静かにする ではないかと思います。

近い距離で多くの人が利用していることに加え、出入り口がカーテン一枚というカプセルの特徴もあって、どうしても他人の出す音が気になってしまいます。

テレビやスマホの音を出さないのはもちろん、スリッパの音やコンビニのビニール袋の音も、気になる人は気になります。あまりに神経質になることはありませんが、常識的な範囲で、音を出さないよう気をつけることです。

お互いが注意していれば気持ちよく利用することができます。

カプセルホテルでのマナーについて、より詳しく書いておりますのでよろしければご覧ください。

コラム:高級なカプセルホテルってどう?

私が泊まった中では、秋葉原や京都烏丸の「ファーストキャビン」は全てがリッチな感じで、広いしきれいだし、とても良いカプセルホテルでした。

ニュースでも聞きますが、ファーストキャビンだけでなく、高級なカプセルホテルが次々にオープンしているとか…。


ファーストキャビンは確かにとてもいい雰囲気ですし、また泊まりたい気持ちもあります。

ただ… 値段もそれなりにいい値段します。

カプセルホテルというのはやはりその安さが最大の魅力です。ほとんどビジネスホテルでも泊まれるような金額。それを出すんだったら、鍵がかかるビジネスホテルの方が安心でき、気持ちが落ち着く…そんな気もしまます。

高級なカプセルホテルができるというのは興味深いのですが、値段のことを考えるとちょっと微妙な気がするなぁ… ちょっと考えてしまいます。

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終わりに

カプセルホテルの予約の仕方と基本的な使い方についてまとめてみました。

もしあなたがカプセルホテル初体験でしたら、いろいろと驚くことが多いかもしれません。

でもやはり何と言っても値段が安く、それなりにしっかり寝られるというのはありがたいです。ぜひ体験してみていただきたいです。

昔のイメージとは大きく異なり、非常にきれいで快適に過ごせるところが多くなりました。女性の方にもきっと受け入れられると思います。

少しでも宿泊費が抑えられるというのは、やはりとてもいい事だと思います・・・。(*^_^*)

私が泊まったカプセルホテルの感想はこのブログで随時書いて行きますので、ご参考にしていただければと思います。


カプセルホテルのレビューや利用する際のいろいろなことを書いています。「記事一覧」ではカプセルホテル関連の全ての記事を一覧でき、各記事に飛べます。よろしければご覧ください。

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