カプセルホテル利用の5つのマナー!ぜひ守っていただきたいこと

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私はこれまで、あちこちのカプセルホテルに泊まり、記事にも書いてきました。

カプセルホテルというのは安いし手軽で利用できるし、便利ですが、やはり一般のビジネスホテルなどと比べると、利用者一人ひとりのマナーが非常に大事だと感じます。

この記事では、カプセルホテルを快適に使うためのマナーや利用の注意をまとめてみようと思います。

もちろんお店によって規約や設備はいろいろ異なりますが、基本的なマナーは共通しています。

カプセルホテルマナー_メイン

カプセルホテルを利用し始めた方、これから利用してみようと思っている方のお役に立てたら嬉しいと思います。

目次

カプセルホテル これだけは守ってほしい5つのマナー

カプセルホテルとビジネスホテルの最大の違いは部屋に鍵がかかるかどうかということです。

これは消防法によって分類されており、カプセルホテルの出入り口には鍵をつけられない、そして出入り口はロールスクリーンなどで区切られているだけというのが特徴です。

いびき

このため、どうしても他人の物音やいびきなどが聞こえるということになります。これはもう構造上仕方のないことです。(カプセルの形態や大きさによっても聞こえ方はかなり違いますが・・)

他人の物音が聞こえるということは自分が立てる物音も周りに聞こえるということです。


ということで、最大のマナーはこれです。

1 カプセルルーム内ではなるべく音を立てない

もちろん泊まっている以上、全く音を立てないことは不可能です。常識的な範囲で物音がするのは問題ありません。ただ、眠ってらっしゃる人も多い空間です。意図的に大声を出したり大きな音を出すのは厳禁です。具体的には・・

  • カプセルルーム内で電話をしない
  • 同行者がいても、カプセルルーム内で雑談などをしない
  • テレビや音楽を楽しむ時はイヤホンで
  • スマホ・携帯はマナーモードにして音が出ないようにする
  • 通路を歩く時はスリッパのパタパタ音に注意する

などには気をつけたいものです。

実際、ほとんどの皆さんが、周囲の方に気を遣って丁寧に利用されています。

ただ先日、あるカプセルホテルで、まだ皆さんが寝ている早朝に、カプセルルーム内で同行者と大声で話をし、家族に電話をしている人がいました。あまりの常識のなさに呆れてしまいました。実際そういう場面に出くわすこともあります。

同行者と話をしたいとか、電話をしたいという時には、カプセルルームを出て、休憩室など所定の場所でお願いします。

また、カプセル内でパソコン作業などをすることはできますが、長くなるなら、ラウンジなどで作業した方が姿勢も気分的にも楽です。

カプセルルーム(大阪市・カプセルホテル大阪)
カプセルルーム(大阪市・カプセルホテル大阪)

2 (男性の方へ)女性専用フロアには絶対に入らない!!

近年、女性も利用できるカプセルホテルが多くなりました。そういうところは基本的に男性と分離した女性専用フロアを設けています。

ただ、それ以外のことは店舗によってまちまちです。エレベーターが男性専用・女性専用と分けてあるところもありますが一緒のところの方が多いと思います。

多くのところは、女性専用フロアに入る扉がロックされていてカードキーなどがないと入れないようになっています。ですが、中には単に階段で女性フロアに行けるようになっているところもありました。

マナーというよりこれは当前のことですが、仮に女性フロアに入れそうなカプセルホテルであっても、男性の方は絶対に女性フロアには入らないこと! 故意にはもちろんダメですが、間違ったとしてもアウトです!

逆に女性が男性フロアに入るパターンというのは、無いとは思いますが、それももちろんダメですよ。

公共の場所は、お互いにマナーと節度を持って利用するのは言うまでもありませんね。

男女フロアの表示(京都市・ナインアワーズ京都)
男女フロアの表示(京都市・ナインアワーズ京都)

3 お店の規約を守る

カプセルルームの中はどこも禁煙です。これは火災防止のために絶対に守ってください。

カプセル内での飲食は、できるところとできないところがあります。禁止されているところではカプセル内では飲食しないこと。たいてい休憩室や食堂のようなところで食べられるようになっています。

「館内は裸足でお願いします」というところもありますし、簡易的なスリッパが無料でもらえて「館内ではスリッパを使用してください」というところもあります。

それら主だった規約は、チェックインの際に店から説明を受けますので、必ず守るようにしてください。

印刷されている注意書きもよく読んでください。(広島市・CUBE)
印刷されている注意書きもよく読んでください。(広島市・CUBE)

規約というほどではありませんが、予約の時に伝えたチェックイン予定時間をもし過ぎることがあったら、「連絡してください」というところと「連絡は不要です」というところがあります。予約する時にそこを確認しておいた方が良いと思います。(チェックインが遅れそうな時は、いずれにしても一本電話をした方がいいようには思いますが・・)

4 外出の際も、お店で定められた方法で

食事やコンビニに行きたいなど、短時間外出したい時があります。そういう時もそれぞれのお店で定められた方法があるので、それに則って出るようにしてください。

通常フロントには誰かがいますので。外出の際には一言かけて、定められている形で(キーをフロントに預けるなど)外出してください。

5 早朝に出発の際は、特に細かい気遣いを

もし翌朝の出発が早い場合は、ほかの多くの人がまだ就寝中だということを考慮して、特に丁寧な気遣いが必要です。

スマホのアラームを利用している人も、バイブレーション機能のみで音を鳴らさない設定にしておくこと。(お店によってはフロントの担当者が起こしに来てくれるサービスのところもあります。そういうところではぜひ利用しましょう)

荷物を片づける時、コンビニのビニール袋は結構ガサガサと音を立てます。これも気になる人は気になりますからご注意を。

それらを考えたら、細かい支度は後にして、まずは荷物をざっと持って、なるべく早くカプセルルームから出るのが良いと思います
ひとまずカプセルルームから外に出てしまえば他人を気にすることはありません。休憩室やラウンジなどで、出立の準備を自由にできますから。

その他気をつけたいこと

非常口のチェックは最初にやっておく

万一の火災等のことを考え、まず最初に非常口のチェックだけは忘れないでください。

カプセルホテルは1フロアにカプセルが多数並んでおり、窓のないところも多いです。大手のお店では通路がたくさんあってわかりにくいところもあります。

どこもカプセルルームは禁煙ですが、何が起こるかわかりませんから。

避難経路図(広島市・CUBE)
避難経路図(広島市・CUBE)

貴重品はなるべくフロントに預ける

手荷物は極力ロッカーに、そして貴重品はフロントに預けるなど、失くしたり盗られたりしないように十分気をつけてください。
(カプセル内に鍵つきの貴重品入れがあるところはそれを利用してください)
基本的に、カプセル内にはあまり手荷物を持ち込まないことです。

手持ちの現金も飲み物を買う程度の最小限にしましょう。お風呂やシャワーに行く時に、カプセル内に財布を置きっぱなしでは危ないと、浴場やシャワールームに持っていき脱衣場に置く人がいますが、それも相当に危ない話です。

終わりに

以上、私が普段カプセルホテルを使って感じた「カプセルホテルのマナー」について書きました。

やはり一番のマナーは、むやみにカプセル内で音を立てないこと。それと規約を守ることです。

言い方を変えれば「常識的な、他人への心遣い」ということだと思います。

それらさえ守られていれば、お互いにカプセルホテルを心地よく利用することができます。

カプセルホテルにはそういうデメリットもありますが、何といっても宿泊代が安く上がることはとても助かります。あなたもどうぞうまくカプセルホテルを利用してください。

私が泊まったカプセルホテルの感想はこのブログで随時書いて行きますので、ご参考にしていただければと思います。


カプセルホテルのレビューや利用する際のいろいろなことを書いています。「記事一覧」ではカプセルホテル関連の全ての記事を一覧でき、各記事に飛べます。よろしければご覧ください。


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