宮島・厳島神社の大鳥居は船でくぐれる!特別な体験を動画でもどうぞ

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櫓櫂舟メイン

世界遺産であり日本三景でもある宮島・厳島神社。そのシンボルとして有名なのが、海に浮かぶ朱塗りの大鳥居ですね。

宮島に行ったことのある人はもちろん、行ったことがない方でもご存知ではないかと思います。

高さ16.6mもあるこの大鳥居はフェリーからもよく見えますし、宮島に渡るとその壮大な姿に本当に圧倒されます。

傷みがひどくなり、2019年6月から修復工事が始まって約3年半、見られない状態でしたが、昨年2022年12月に無事工事が終了し、その姿を再び見られるようになりました。

ぜひ多くの方においでいただきたいと思います!


そしてその大鳥居をさらにすぐ間近で楽しめるのが、この記事でご紹介する、遊覧参拝船「櫓櫂舟(ろかいぶね)」です。

小舟でゆっくりと漕ぎ出して、船頭さんがいろいろ説明してくれる中、大鳥居の下をくぐることができます。遠くから見るだけだった大鳥居を、くぐりながら真下から見上げるのは、なんとも不思議な感動を覚えますよ。

私が以前、この櫓櫂舟(ろかいぶね)に乗った時の動画と体験談、そして料金その他の詳細をまとめてお伝えします。

目次

櫓櫂舟ってどんなもの?

見ていただいた方が早いですね。(*^o^*)

その時に撮ってきた動画を掲載します。雰囲気を感じていただけると思います!説明の声も聞こえますのでお楽しみください。

木で作った小舟で長さは12mくらい。お客さんの定員は20名ほどです。櫓(ろ)と櫂(かい)で漕ぐ人が前後に2人、ガイド役の人が1人、計3名の乗員です。

特に予約のようなことはしていおらず、その場でチケットを購入します。混んでいる時は列ができますが、すごく混むようなことはないと思います。

櫓櫂舟(ろかいぶね)を実体験!!

はい。私も乗ってみましたよ。

舟の左右に座るところが作ってあり、ビニール製の座布団が並んでいます。そこに座るのですが、この座布団が万一の時の浮輪がわりになるのだそうです。なるほど・・。

シート

なお、それとは別にライフジャケットも用意されていますので、心配な方はそれを着用することもできます。実際、途中少し揺れたりもしましたが、転覆はしませんでした(笑)
今までも事故はないようですし、まず大丈夫だと思います。(^_^;

乗るとまず、希望者には竹で編んだ三角笠を貸してくれます。日差しが暑いですし、これをかぶった方が気分も出ますので私も含め、全員が借りてかぶりました。

三角笠

前後の櫓櫂で漕ぐ人が漕ぎ始めると舟はゆっくりと出航します。そして説明役の方が注意事項に続き、厳島神社や大鳥居の歴史、鳥居の素材、その他いろいろ話してくれます。

説明

7〜8分で鳥居のすぐそばに到着。真下をくぐり抜けます。そしてぐるりと回ってさらにもう一度くぐります。途中で厳島神社に向かって舟の上からお参りをしたり、説明役の方がお客さんを撮影してくれたりします。

そしてまたゆっくりと乗船場所まで戻ります。

約20分の短い遊覧ですが、大鳥居を真下から眺めるということは通常ない体験で、とても感動します。(干潮時には大鳥居まで歩けますし真下から眺められますが、舟で見るのはまただいぶ違うと思います)

島から眺める大鳥居も美しいですが、ぜひ一度この櫓櫂舟で大鳥居をくぐる体験をしてみてください!お勧めします!

運行期間その他の詳細

それでは櫓櫂舟の詳細をまとめておきますね。

運行期間

3月~11月頃

所要時間

約20分

運行時間

不定期です。満潮時刻を中心に10時~15時頃、1日2~3時間の運航となります。また当日の天気や潮位その他でも変わりますし、天気が悪くなれば運航中止となることもあります。

料 金

大人:1,000円 4歳~小学生:500円

予 約

運行そのものが潮や天気によって変わりますし、予約はありません。やっていればその場でチケットを買い、順番に乗るということになります。

乗船場所

乗船場所宮島桟橋から厳島神社方向に歩いて約7~8分。石で作った鳥居があるそばです。

運行会社

有限会社 宮島遊覧観光

ホームページ

http://yu-ran.com/rokaipage.html

運行の最新情報はホームページにありますのでぜひ事前にご確認ください。

チケット
チケットです

満潮時刻を調べておくのもおすすめ!

櫓櫂舟に乗るには、宮島付近の満潮時刻を知って、うまくそれに合わせて宮島に渡る必要があります。満潮時刻は、一般社団法人宮島観光協会の年間汐潮表が詳しいのでリンクさせていただきます。
(表は広島港のものです。厳島港はこれより若干早いそうですが、同じに使うことができます)
宮島観光協会の年間汐潮表

先ほど書きました宮島遊覧観光のページとこちらと、合わせて確認すればベストかと思います!!

干潮時はまた別の楽しみも!

別記事に書きましたが、干潮時には浜に降りて、鳥居まで歩いて行くことができます。

こちらもひとつの楽しみですので、私としては、櫓櫂舟と歩いて触れる大鳥居と両方を体験してもらいたいなと思います。

鳥居のミニ知識

  • 高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60トン
  • 最初に建てれたのは1168年(仁安3年)頃、平清盛によるとされていますが、詳細はわかっていません。現在のものは第八代で、1875年(明治8年)に建て直されたものです。最近では塗りかえが2003年(平成15年)4月に行われました。
  • 額は沖の側に「嚴嶋神社(いつくしまじんじゃ)」島の側には「伊都岐島神社(いきつしまじんじゃ)」と書かれています。
    また、笠木の両端には月と太陽があしらってあります。船で近づかないと見えませんが、これを見た人は30年寿命が伸びると言われています。
  • 鳥居は地中深く埋まっているわけではなく、自重で建っています。屋根の下が箱になっていて、その中に数トンの石が入っており、それが重りとして働いているそうです。なんだか凄いですね。

あなたもぜひ一度、櫓櫂舟を楽しんでくださいね!

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