胆石持ちで症状がないならどうする?私が聞いたこと・考えたこと

【当記事にはアフィリエイト広告が含まれています】

日本人の成人、5人に1人は胆石持ちとか・・。

私にも胆石があります。大小5個くらいあるようです。ただ、全く痛みも何もなく、長年無症状です。

そんな私がお医者さんと友人から聞いたこと、そして自分が考えたことを書いてみます。

男性1

一口に胆石と言ってもいろんな状態があり、痛みのある方もいらっしゃると思います。あくまで現時点の私の状態と考え方ということでお読みいただければと思います。

目次

私の胆石がわかった経緯

私は今50代です。私に胆石があるとわかったのは、15年くらい前になるかと思います。

下痢と腹痛があり、近所の内科を受診しました。腹部エコーをやって、腹痛の方は特に大きな問題ではありませんでした。ところがそこの先生が「胆石があるって言われたことない?」と言われるんです。

それまで全く言われたこともなかったし、驚きましたが、数個の胆石があると言われました。

痛みも何もありませんしとても驚きました。

先生は
「ずっと症状が出ないこともあるけど、激痛が起きる可能性があるから注意してください」

「もし激痛があったら、すぐにここに来るか救急車を呼ぶように」と言われました。

救急車という言葉にただならぬものを感じましたが、その言葉をしっかり心に刻みました。

男性2腹が痛い

内科のお医者さんに言われたこと

現在の私は

  • 1cm〜2cmの石が5個くらいある
  • 痛みなどの症状は全くない

という状態です。

その後、何度か人間ドックを受けているのですが、そこでも胆石を指摘されるようになりました。

以下、人間ドックを受けた総合病院で内科の先生から言われたことです。

  • 胆石を持っていても、生涯痛みの出ない人も多くいる。
  • 治療は基本的には手術。または薬。
  • 薬は1年間くらい飲み続けなくてはいけない上に、効くかどうかもわからない。それでよければやってみてもよい。
  • 手術は腹腔鏡を使ったもので比較的簡単。
  • 手術は特に今のあなた(の年齢と健康状態)ならやりやすい。高齢になったり、激痛が起きてからの手術は大変。
  • 自分としては早めの手術を勧める。

石を衝撃波で砕く方法もあるようですが、砕けた石が詰まる可能性もあって賛否両論のようです。先生との話でもそれはほとんど出ませんでした。

家に帰って、ネットで胆石の手術について調べました。石を出した後縫合するのかと思ったら、胆のうを丸ごと取ってしまうんですね。びっくりしました。

胆のうは取ってしまってもそれほど問題がない臓器だとも書いてありましたが、体調が悪くなったという話もあって、ちょっと怖いなと思いました。総合病院の先生は早めの手術を勧めると言うし、とても迷いました。

手術を体験した友人に言われたこと

そんなことを思っていた頃、学生時代の友人から電話をもらいました。
なにかの拍子に胆石の話になったのですが、なんと、彼は最近、胆のうを取る手術をしたと言うではないですか!

興味津々で話を聞くと、手術自体は大したことはなかったけれど、その後、便がゆるくなって体調がすぐれない、やらなければよかったと言っていました。

う〜ん・・それを聞いてしまうとやっぱり思いとどまってしまいますね・・。

もちろん術後も問題ない人も多くいらっしゃるのでしょう。手術は良くないとも言いきれません。

やるなら元気なうちがいいというのはわかりますが、同時に、一生痛みが出ない人も多々いると聞くと、どうしても手術をしないといけないとも思えなくなります。

結局、
いつか激痛が襲ってくるかもしれない不安を抱えて生活するか

便が緩くなったりするおそれがあるけど手術に踏み切るか

・・・う〜ん・・究極の選択です。(^_^;

で、私の決断は・・!

はい。私は後者、手術をしない方を選びました。

今現在なんともない体にメスを入れたくなかったのと、生涯痛みが来ない可能性に賭けたいと思いました。その代わり、万一痛みが来た時にはすぐに病院に駆け込む(または救急車を呼ぶ)つもりです。

あなたがもし私と同じように、今は静かにしている胆石をお持ちなら、同じように究極の選択を迫られると思います。ご自身のことです。お医者様の話を十分に聞き、よくお考えになってください。

もし今でも痛みがあるようでしたら判断が変わるでしょうし、もしかしたらあなたの場合は薬が有効かもしれません。病院によっても違うでしょうし、私が人間ドックで話を聞いたのは5年ほど前なので、治療技術が進歩しているかもしれません。
どうぞしっかりお医者様と相談なさってくださいね。

ミニ知識/胆石の痛みについて
胆石の激痛は「胆石発作」とか「胆石疝痛(せんつう)」と呼ばれます。みぞおちや右上腹部に激痛あるそうです。吐き気や発熱、黄疸を伴うこともあり、ひどい時には腹膜炎を起こしたりして危険だそうです。

まとめ

あまり参考にならなかったかもしれませんが、私の胆石について書いてみました。もし激痛が来たらそれを記事にできるかもしれませんね(笑)
いやいや、そうならないことを祈るばかりです(笑)(*_*;

もちろん、皆さん共通に言えるのは専門のお医者様とよく相談することです。
胆石の状態も変わってくるので、ある程度先を想像することも必要かと思います。

最初のお医者さんが言われたように、胆石を持っている人は、痛みが起こったらすぐに病院に駆け込むことはとても大事だと思います。

あと、油っぽいものを食べた後に発作が起きるケースが多いそうです。胆石を持っていたら、油っこい食事は控えめにした方がよさそうですね。私も気をつけます。
 

2020年2月8日追記
この記事を書いてから4年半が経過しました。今のところ胆石疝痛もなく、書いた時と同じ「無症状」が続いています。油っこいものはそれほど食べませんが、特に食事制限していることはありません。このまま生涯無症状ならいいんですけど・・(^_^;

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんばんわ

    私は4年前に胆嚢摘出を腹腔鏡で受けました.術後は1か月ほどは傷口の痛みや便通の時に腸が肛門から出るんじゃないかというような不快なおなかの感じがありましたが,3か月ほどで自然に治りました.

    よく考えてみれば,10年ほど前から年に2~3回冷や汗をかきながら,嘔吐と胃の痛みを激しくしたような発作がありました.20~30分ほど続いて自然に改善するといったものでした.のたうち回りながら,熱め(43度)のお風呂に入ると症状が軽快するような気がしていました.

    5~6年に,超音波で指摘されていたのですが,医師から「あまりにも大きくて陥頓しないから,放っておいて大丈夫.死ぬまでもっていく人もいるから.」と言われ安心していました.その後も毎年職員検診で超音波を受けており変化がありませんでした.

    こういう事もあり,痛みの発作を胆石発作とは思っていませんでした.私の場合,牡蠣を食べた後に発作が必ず起こっていました.若いころから何度もダイエットをしたり,太ったりを繰り返していた事や,1日1食夕食のドカ食い生活だったのも悪かったのでしょうね.血液検査では中性脂肪や血糖も含め一度も引っかかった事はなかったので,余計に安心していました.

    手術のきっかけになった発作は,仕事中に起こりました.人と会っていたところ,急にいつもの痛みが出ました.その日も朝食と昼食を食べておらず,缶コーヒーだけを飲んで夕方になっていました.相手の人が,あまりにも私が苦しみ,蒼白な顔をしながら脂汗を流していたので,病院に連れて行ってくれました.すぐに超音波で胆石が陥頓していると言われ,近くの救急病院へ搬送されました.着くころには発作は落ち着いていましたが,数日後手術の予約をして帰りました.

    手術後は,5日で退院しました.日帰りする場合もあると言われたのですが,私の場合は胆嚢の炎症を繰り返していたので,少し癒着もあり,少し様子を見ましょうとのことで,長めの入院になりました.

    その後は当然ですが,面白いように発作は起きません^^ただ,油のきついものを食べると直ぐにおなかを下してしまいます.でも水分をしっかりとって,1日2~3食,週3回のウォーキングなど生活改善しております.40年吸っていたタバコもやめました^^

    両親や親せきがほとんど糖尿病で,現在は糖尿病はないものの,確実に予備軍だろうと思い,できる限り摂生に努めようと頑張ってます^^

    • Hiroshiさん

      こんばんは。管理人のマッキーと申します。
      当ブログへのご訪問とコメントをありがとうございました。

      大変貴重な体験談、心して拝読させていただきました。

      いろいろ大変でしたね・・・。

      手術・入院と大変だったと思いますが、でも今は痛むこともなくなって安心ですね。

      手術後は油っぽいものを食べると下しやすいというのは聞いたことがあります。
      やはりそういうのはあるんですね。
      どうぞお気をつけくださいね。

      私は相変わらず数個の胆石を持ったまま生活しておりますが、
      不思議と一度も痛んだことがありません。
      ですがいつ発作が起きても不思議ではないと自覚はしております。

      Hiroshiさんは今はタバコもやめ、ウォーキングもなさっているとのこと、
      とても健康的な生活ですね。

      家計的に糖尿病が多いということですが、しっかり注意なさっているので
      きっと健康を維持されることと思います。
      今後も十分気をつけられて、楽しい毎日をお過ごしください。

      今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次