2023とうかさん大祭＆ゆかたできん祭のスケジュールをご紹介！

広島の夏の初めの大きな行事というと、6月初めに3日間行われる 「とうかさん」です。

正式には 「とうかさん大祭」と言って、広島市中区三川町の「圓隆寺」というお寺のお祭りとして江戸時代から長く行われているものです。広島市で生まれ育った私にも、もちろんとても馴染みの深いものです。

ご多分に漏れずとうかさんも、新型コロナウイルスの影響で、2019年を最後に、この3年間行われませんでしたが、やっと今年は「2023とうかさん大祭」として、開催されることとなりました。うれしいです！！

更新がぎりぎりになってしまいましたが、今年のとうかさんについて、内容をこちらでもまとめてお伝えします。

とうかさんとは、をもう少し

冒頭でも書きましたが、とうかさんは元々、中区三川町の圓隆寺（円隆寺／えんりゅうじ）のお祭りですが、今では「ゆかた祭り」として大変に有名です。

広島では毎年この日が浴衣の着始めとされ、老若男女多くの人が浴衣を着て、歩行者天国になった中央通りを歩き、初夏のお祭りを楽しみます。

さらに2003年からは紙屋町・本通り一帯を中心に、とうかさんに合わせて「ゆかたできん祭」というイベントが行われるようになり、より広範囲で華やかなお祭りになりました。私は、ほぼ毎年行っています。

こちらの動画は、だいぶ古いものですが、とうかさんの夕方18時ごろ、中央通りパルコ前にて。露店がたくさん出ていて、浴衣を着た男の子女の子がたくさん楽しそうに歩いてました(*^o^*)

それでは次の章では「2023年とうかさん大祭」、その次の章で「2023きものできん祭」について、日程や内容をわかる範囲でお伝えします。

2023年のとうかさん大祭、日程・時間・場所は？

まず、本来の・・というのも変ですが、圓隆寺の「とうかさん大祭」について書きますね。

開催日と時間は

今年2023年のとうかさん大祭は、 6月2日（金）・3日（土）・4日（日）の３日間。

時間は11：00〜23：00（最終日は22：00に終了）です。

今年で404年目（第404年）となります。

場所は

とうかさん圓隆寺 は、広島市の中心部、中央通りをずっと南に歩いて、平和大通りにぶつかるちょっと手前（東側）にあります。市内電車の八丁堀からだと約400m、歩いて6、7分です。（広島市中区三川町8-12）

 
会場（とうかさん円隆寺付近）の地図はこちら

とうかさんの期間、圓隆寺では「令和五年大祭限定御朱印」もいただけます。（大祭期間中のみ。限定枚数が終われば終了。300円）

こちらは、令和元年にとうかさん大祭四百年記念として配られた限定御朱印で、私は初日に行っていただいてきました。

さらに300円の奉納をすると、小さな破魔うちわをいただけます。4種類の小さいうちわが袋に入っていて、どれが当たるかわからないのも楽しいです。(^^)

ちょっと古いのですが、この動画は2015年に行った時に撮ってきたものです。19時頃だったと思います。すごい混みようでした。(^-^;

この辺りのことは、こちらにも書きましたので良かったらご覧ください。

円隆寺のホームページは⇒こちら

とうかさん円隆寺の歴史と行事

圓隆寺（円隆寺）は日蓮宗のお寺ですが、江戸時代に創建された時、ご神体として稲荷大明神が作られました。その稲荷を「とうか」と音読みで読んだことが、このお寺が「とうかさん」と呼ばれた由来だそうです。当時の建物は原爆で焼失しましたが、戦後復興されたのが現在のお寺になります。

「とうかさん大祭」はもともと旧暦の端午の節句に行われていましたが、年による日にちのずれがあり、「とうかを10日にかける」という意味もあり、旧暦の端午の節句に近い6月10日頃に行われるようになったそうです。
 
とうかさん大祭の期間中の円隆寺に行われることは・・・

ご神体の「稲荷大明神」がとうかさん大祭の３日間だけ御開帳されます。
5日（金）御開帳法要　6日（土）お焚き上げ法要　7日（日）御閉帳法要　があるほか、特別祈祷もあります。

その他、境内では先ほど書きました破魔うちわや、、「壱法符（いっぽうふ）」というカード型のお守りもいただけます。

境内は正直狭いのですが大変にぎわいます。

それでは次に、同じ時に中央通りや本通りでやっている「ゆかたできん祭」のイベント内容についてお伝えします。

2023ゆかたできん祭のイベント一覧

とうかさんの別名は「ゆかた祭り」。このお祭りでは、多くの人がゆかたを着るのを楽しみ、ゆかたで街を歩きます。中央通りは歩行者天国になりますし、露店がたくさん出ます。

そして毎回『ゆかたできん祭』という名前で、本通りや新天地公園ほか市内中心部各所で、ゆかたに関係するいろいろなイベントが行われています。

正直、とうかさんと言えばこちらだと思っている若い人も少なくないかもしれませんね（笑）。

ちなみに、「きんさい」は広島弁で「来なさい」とか「来てね」という意味です。なので「ゆかたできんさい」は「ゆかたを着て来てね」という意味で、あと「さい」と「祭」をかけているわけですね。ひらがなで「ゆかたできん」ってなに？と思ったりして・・（笑）

３日間に各所で行われる「ゆかたできん祭」のイベントをまとめます

「ゆかたできん祭」の問い合わせは：
　ゆかたできん祭実行委員会 TEL082-245-1448（平日9：00～17：00）
　E-mail：info-desk@chushinren.jp

2023年の「ゆかたできん祭」のチラシは⇒こちら

 
浴衣を着て、涼しい風を受け、お祭りを楽しむ。そして円隆寺にお参りして無病息災を祈る。そういうのもとても素敵な一日だと思います。

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