大腸がんの原因を徹底チェック!毎日の生活で注意したい9つのこと

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大腸がんが相変わらず増加傾向だそうです。

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検査を受ける人が増え、初期の大腸がんがわかることが多くなったというのもあるでしょう。それはいいことですね。でもやはり大腸がんそのものが増えているというのもあるようです。

この記事を書いたきっかけは、5月に俳優の今井雅之さんの大腸がん告白の会見を見たことです。私自身、父や姉が大腸がんになっており、全く他人事ではありません。

その後、今井雅之さんの体調を案じておりましたが、残念ながら訃報を聞くことになり、今も大変残念でたまりません・・・。

もとより医者ではない私ですが、こと大腸がんについては自分の家族のことでいろいろと調べたり聞いたりしてきました。

この記事では大腸がんの原因、特にそれを引き起こしかねない日常生活についてまとめました。

今、大きな問題となっている大腸がん。定期検診はもちろん必要だし大事ですが、普段の生活で注意することで、ある程度予防ができるはずです。
これ以上大腸がんになる人が増えてほしくないし、もちろん自分の家族も自分もそうなりたくない。そんな思いを強く持っています。

目次

大腸がんの原因は?

大腸がんができるメカニズムはまだわからないことも多いようですが、食事等で体内に入った発がん性物質が腸の中に溜まり、便に混ざって腸の内壁に触れていることから発生するのではないかと言われています。

腸の中には100種類以上、数で言えば100兆個以上の腸内細菌がいると言われ、それらがうまくバランスをとって健康な腸を維持しています。食生活の乱れや老化その他で腸内細菌のバランスが崩れることもがんが発生しやすくなるのではと言われています。

それでは以下に、生活の中で大腸がんになりやすい要素(危険因子)をまとめます。

よく言われているのは以下の8つです。まずはあなたがこれに当てはまっていないかどうかを確認してください。
○が多いほど大腸がんのリスクが高まります。これを回避する生活があなたを救います。

1. 高脂肪、高カロリー食

大腸がんのリスクでまず言われるのがこれです。肉やハム・卵・乳製品など動物性脂肪が多い、砂糖が多い、高カロリー、高コレステロール・・・いわゆる「欧米化した食生活」の人は危険と言われます。

これは脂肪を分解するための「胆汁酸」というものが多くなってしまうことが原因とも言われてますし、下の肥満の項でもある「高インスリン血症」にも関係していると思われます。

また、塩分が多い食事も危険が高くなります。

なるべく野菜や豆類、果物など植物性のもの、食物繊維の多いものを摂ることでバランスがとれますし、大腸がんのリスクも減らすことができます。

2. お酒が多い

日常的にお酒をよく飲む人は大腸がんのリスクが高いというデータがあります。例えば日本酒1合以上、ビール大瓶1本以上を毎日飲み続けている人は、大腸がんのリスクが高まります。

3. 喫煙

タバコ自体に発がん性物質が含まれています。肺などに比べて、腸はタバコの煙が直接当たるわけではないのですが、それでも影響は少なくないと言われます。タバコを少しでも吸う人はかなり大腸がんのリスクが高まるそうです。その違いは6倍とも7倍とも言われています。

4. 肥満

肥満

統計上、BMIで男性27、女性25を超えると大腸がんのリスクが高まります。そのメカニズムははっきりわかっていませんが、肥満から高血糖を起こし、インスリンが大量に出る状態(高インスリン血症)になることが関係すると考えられています。

5. 年齢(概ね50歳以上)

大腸がんは60歳代での発症が最も多く、次に70歳代、50歳代と続きます。高齢の人に多いというのはあります。
ただし私の姉は40代後半で発症していますから、40代でも安心とはいえません。もっと言えば20代、30代でも発症する人はいます。

大腸がんは5年から10年の期間でゆっくり大きくなってきます。逆算すれば、やはり40歳を超えたら、定期的な検査をした方がいいということになります。

6. 遺伝

親や兄弟姉妹など身近な人に大腸がんを患った人がいると危険が高まるといいます。それで言うと私はだいぶ危険があるのですが、そのことを病院で聞いてみると「必ずしもそうでもない」という答えでした。

実際、遺伝が原因と考えられるケースは全体の10%以下というデータもあります。家族にがんを患った方がいる人は気をつけた方がいいですが、病院に相談した上で、必要以上に気にすることでもないと思います。

7. 普段に便秘気味

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2007年厚生労働省の発表で「大腸がんと普段の便秘とに直接の因果関係はない」とされました。専門家の研究の結果ですからそうなのでしょう。
ただし、体内の有害物質が便秘により長い時間体内に留まるというのはやはりよいことではありません。また便秘はストレスにも繋がります。やはり便秘を治す努力はされた方がいいと思います。

8. 運動不足

デスクワークが多いとか慢性的に運動不足の人は、腸の動きも悪くなりがちです。そうすると便秘や腸の不調にもなりやすくなります。前の項で触れたように、直接的な因果関係はないにせよ注意した方がいいということになります。

よく言われるのはここまでですが、
9項目目として、私は以下の「人のタイプ」も追加した方がいいのではと思っています。

9. 人のタイプ

自分は健康なはずだと思っている人
今井雅之さんご自身、自分のことをそう言われていました。健康なはずだと思い込んでいて何年も検査をしないと、大腸がんを含めいろいろな病気が進行する可能性があります。

我慢をする人
体調が悪いのが続いても、この程度のことで仕事は休めないとか、我慢しなくちゃと思う人は危険です。姉も少しそういうところがありました。

ストレスの強い人
大腸がんに限りませんが、がんはストレスとも大きな関係があると言われます。姉は心が繊細な女性で、日頃からストレスを感じることも多くありました。そういうタイプの人は気をつけた方がいいと思います。

検査を嫌う人
検査そのものがどうにも嫌だという人。痛いから嫌だとか、気になっているけど何か出るのが怖いから行かないという人も、もちろん危険です。何かあったとしても、少しでも早く見つかった方がラッキーなんです!

大腸検査について

大腸がんの検査は、簡単なものは検便による便潜血検査から、腸にバリウムを入れるX線造影検査、大腸カメラを入れて直接見る大腸内視鏡検査、CT、MRI、最新鋭のPETまでいろいろあります。どれが一番いいか、何年に一度すればいいか、などは、あなたの年齢や生活、病歴その他で変わります。

まずはその辺も含めて病院で相談されたらいいと思います。

ちなみに私は医師に相談をした結果、大腸内視鏡を5年に一度やる、ということになって、来年3回目をする予定です。

父と姉の大腸がんの原因はなんだったのか?

もちろん私にわかるようなことではありません。

ただ、私なりに思ったことを言いますと・・・

父の場合は、高齢だったこと(80代)、長くタバコを吸っていたこと、肥満だったこと、が大きな原因ではないかと思います。

姉の場合は、肉が好きだったのは聞いていました。それが影響していたのかどうか(もちろん肉が体に悪いというわけではありませんよ)。
それと便秘があったというのも聞いていました。また、性格的に繊細でストレスを感じやすい人ではありました。

まとめ:少しでも早くみつければ、治る!

どのがんもですが、大腸がんは特に、早期ならかなり完治すると言われています。検査も治療も日進月歩で進んでいます。だからこそ、定期的な検査と早期発見がものすごく大事です。

早期でなくても治る可能性はある!
父の場合、20cmもある大きながんがありました。年齢も83歳と高齢でした。それでも手術が見事に成功して、きれいに完治しました。

これには正直私も驚きました。もちろん人にもよるし病気の状況にもよりますが、高齢であっても、それなりに進んでいても、治る可能性はあります!!

とはいえ、いずれにしても勝手な素人判断は危険です!

あなたやご家族が、少しでも不安があるようでしたら、きちんと病院で診察を受けて、安心してください。

お大事に!!


 
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