広島のお好み焼きが初めての方へ!知っていただきたい8つのこと

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他県から広島に旅行や仕事で来られる方が、ぜひ食べたい!とよく言われるものに 「お好み焼き」がありますね。

広島市で生まれ育った私にとっては「ソウルフード」である、広島のお好み焼き。ほんと美味しいですよ!!
ぜひ皆さんに食べていただきたいです。

お好み焼きの知識

この記事では、初めて広島のお好み焼きのお店に行かれる方のために、知っておいてもらった方がいいと思うことを8つ、まとめました。

庶民の食べ物であるお好み焼きに、知っておくべきみたいな固いことを言うのも変ですが、お店で聞かれることがあったり、少しマナー的なことも含め、知っておいてもらった方がより楽しく食べられるかなと思います。

どうぞ気軽にお読みください。

目次

1. 鉄板にしますか テーブルにしますか?

上の写真は、広島駅ekieの「エキエダイニング」にある、いっちゃんというお好み焼き屋さんです。

左の奥に鉄板があり、店の人が焼いていて、手前にはテーブル席がいくつかあるのがわかると思います。

お好み焼き屋さんもいろいろですが、ここのようにカウンター席とテーブル席があるお店であれば、お店に入ると店の人にまず「鉄板、テーブルどちらにされますか?」と聞かれると思います。

あなたが最後までふーふー熱々を食べたいとか、作っている様子を目の前で見たいとか、焼いている人と少し話したいとか思われるなら、「鉄板で」がおすすめ。

一人でゆっくり落ち着いて食べたい、あるいは一緒に行った方とたくさん話しながら食べたいなら「テーブルで」がおすすめです。

もちろん、「テーブル席がいっぱいなので鉄板(カウンター席)にどうぞ」とか、逆に「鉄板がいっぱいなのでそちらのテーブルで」などと言われることもあります。その時はどうぞお店の方に従ってあげてください。

2. そばかうどん、どちらにしますか?

広島のお好み焼き(いわゆる「広島風」というもの)は基本的にそばかうどんが入ります。値段はどちらも同じですし、お好みで決めてください。

ちなみにそばを頼む人が圧倒的に多いです。そばの方がお好み焼きのソースと馴染みやすいからでしょうか。

ですがもちろん、うどん入りも美味しいですよ!ここはあなたのお好みでどうぞ!!

お好み焼鉄板

もしそばもうどんも抜きたかったら「とんぺい焼き」などの名前で、そばもうどんも入らないものがメニューにあるお店も多いです。聞いてみてください。

3. トッピングはお好みでどうぞ。基本は「そば(うどん)・肉・玉」

前の項で、「そばかうどんか」というお話をしましたが、広島のお好み焼きの基本は「そば(またはうどん)・肉(豚肉)・玉(玉子)」となります。シンプルで美味しいです!

これ、略して「そばにくたま」と言う人も多いと思います。

まぁこれが基本として、それで頼む人も多いですし、もちろん追加で好みのトッピングを頼む人も多いです。

マッキー

私の個人的な好みを言えば、「そば肉玉 ねぎかけ 生イカ」です。(*^o^*)

トッピングはお店によってさまざまですが、多いのは、ねぎ、イカ天、生イカ、生エビ、もち、牡蛎・・などかな。他にもいろいろあると思います。

これらのトッピングを複数入れた「○○スペシャル」的なメニューを出しているお店も多いです。
(例えば、イカ天・生イカ・生エビ・もち入り で、1,300円 とか・・)

スペシャルは確かに豪華ですし楽しいです。そういうものもいいのですが、あなたが広島のお好み焼きが初めてでしたら、個人的には、まずはシンプルな「そば(うどん)・肉・玉」を試してもらいたい気がします。

これぞ広島のお好み焼き、というベーシックな味が味わえると思います。

4. へらで食べますか お箸で食べますか?

もしあなたが鉄板の席についたら、店員さんから聞かれることに「鉄板で食べますか?お皿にされますか?」ということがあります。鉄板で食べる=へらで食べる、お皿で食べる=箸で食べる ということです。

お好み焼きを食べるのに、金属製のへらで食べるか、普通にお箸とお皿で食べるか、という選択です。へらはこのイラストのような感じです。

へら

へらを使って鉄板からそのまま食べると、お好み焼きはずっと熱々ですし、自分の好きなサイズに切りながら食べられます。地元の人はへらを使う人が多いと思います。

とはいえ、へらを使うのは結構慣れが必要ですし、口に入れにくかったり熱すぎたり、なかなか大変です。

地元の人でもへらで難儀する人も少なくありません。私も気楽に食べたい時は「お皿(とお箸)で」と頼むこともあります。お箸であれば普通に楽に食べられますもの(笑)。
その時の気分で、へらにしたりお箸にしたり、しています。

この機会に、へらでチャレンジしよう、と思われるならそれも素敵ですが、鉄板で「お皿で」でも決して失礼ではありません。遠慮なくお店の人に「お皿でお願いします」と言ってください。

5. 基本無料のソースとマヨネーズ

基本的にお店では、特に足さなくてもいい、適切な量のソースで仕上げてくれるはずです。ですが、個人の好みで、もう少しソースがほしいと思うことはあります。

そんな人のために、たいていのお店でソースが大きなボトルでテーブルに置いてあります。これはお好みで自由に使ってください。もちろん無料です。

マヨネーズは基本的にかかっていません。「食べる人のお好みで、好きな人は使ってください」というスタンスで、どこのお店にもたいていテーブルに置いてあります。私はまずは基本の味を楽しみ、後半に少しかけて、別の味を楽しみます。

お好み焼きイラスト

【ご注意】マヨネーズもほとんどのお店で無料ですが、一部のお店では30円程度の有料になっていますので注意が必要です。お店の人に聞かれると良いと思います。

6. 有名なお店は高い?

ガイドブックに書かれているような有名なお店は値段が高い、という噂があります。

私はどうしても、お好み焼きというのは庶民が食べる安い食べ物というイメージがあります。少々手持ちが少なくても、気軽にちょっと行こうか、という感覚で食べられるものでした。

材料の値段や人件費が上がったりして値段も徐々に上がってきましたが、今でも多くのお店では比較的安く食べられると思います。

そんな中で確かに、広島駅や市内中央にある有名店、観光客向けの店はやや高いと私も感じます。

でもそれにしても、基本の「そば肉玉」が800円とか850円くらいが多いですし、ちょっと上のメニューでも1,000円前後なので、場所代を考えれば、そんなものかなと思います。多少高めですが、びっくりするような値段ということはありません。

ただしトッピングをいろいろ乗せているとびっくりする値段になりますのでご注意を!(笑)

それと、どうしても「牡蠣入り」は高いですね。牡蠣は広島の名産ですし、私としてはぜひ牡蠣入りのお好み焼きも食べていただきたいのですが、かなり高いのでちょっとお勧めするのに躊躇します(お店にもよると思いますが、1,300円とかそれ以上とか、すると思います)。

7. 地元では「広島焼き」とは言わないんです

テレビでタレントさんが「広島焼き」とか「広島風」と言われるのをよく耳にします。しかし地元民の間ではそういう言い方はしません。単に「お好み焼き」、もしくは日常会話ではさらに縮めて「お好み」と言うことが多いです。

(お好み焼き屋さんの中には、観光客の方や他県の方にわかりやすいよう、あえて「広島風お好み焼き」と言っているところがあります。もちろんそれはそれで良いのですが、地元民は「広島風」もまず言いません)

ですから「広島焼き」「広島風」と言われると、地元の人はかなり違和感を感じる人が多いと思います(私もです)。

広島の人にはお好み焼きは本当にソウルフードという感じで、お好み焼き愛(笑)というのか、プライドを持っている人も多いと思います。そこに「広島焼き」とか言われると、不愉快に感じる人もいますので、なるべく「お好み焼き」と言ってほしいです。(^_^;

8. 大阪 vs 広島 お好み焼き対決???

言うまでもなく、大阪もお好み焼きの一大文化圏です。大阪のお好み焼きと広島のお好み焼きは、中身も作り方も違うので比較すること自体が無意味ですが、これまでテレビとか雑誌とかで「大阪のお好み焼き vs 広島のお好み焼き」的なことをやったりしたと思います。

私は大阪のお好み焼きも大好き!ですし、もちろん広島のお好み焼き愛もいっぱいあります。比較して面白がれる範囲なら良いのですが、本気であっちはどうこっちはどうと、争ったり悪口を言ったりするのは私は嫌だなぁと思います。

どちらのお好み焼きも美味しいので、両方を楽しんでいきたいですね!


 
あなたが広島のお好み焼き店に行って役立つと思う、8つのことを書いてみました。ご参考になれば幸いです。

マッキー

ぜひ広島のお好み焼きを楽しんでくださいね!!(*^o^*)


あくまで個人的な見解ですが、私がおすすめするお好み焼き店を目的別に書きましたので、よろしければご覧ください。

当ブログの広島関連記事を一覧にしました。ここから広島の観光スポットほか各記事に飛べますので、よろしければご覧ください。

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