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広島・平和公園の灯篭流しの時間や場所は?2019年8月6日行ってきた

約 1 分

灯籠流しメイン
1945年(昭和20年)8月6日、広島市の中心部に原子爆弾が投下され、一瞬にして広島市は壊滅し、大変多くの市民が亡くなりました。
今も毎年8月6日は原爆忌として広島は祈りの日となります。

私は戦後の生まれですが、父は戦地に行き、母は当時、広島市内中心部に勤めており、前日まで普通に通勤していたそうです。

たまたま8月6日、体調を崩して実家にいた母は奇跡的に助かりましたが、もし勤め先に行っていたらおそらく命はなく、私も生まれていないはずです。
そう思うと自分が今存在していることと原爆や戦争を切り離しては考えられません。

爆心地は現在は平和記念公園として美しく整備され、多くの観光客の皆さんも来られる場所になっています。

原爆ドーム
原爆ドーム


原爆慰霊碑
原爆慰霊碑と献花


平和の灯し火
平和の灯火


平和の子の像
平和の子の像


その平和公園の中央を流れる「元安川(もとやすがわ)」で、毎年8月6日の夜に、平和を祈る「灯篭(とうろう)流し」が行われています。

朝行われる平和祈念式典にはよく行きますが、案外、夜の灯篭流しはあまり行きませんでした。

今年の8月6日、フランスから来た友人と共に行って来ましたので、事後報告にはなりますが、この、広島平和公園の灯篭流しについて書いてみます。



広島・平和公園の灯篭(とうろう)流しとは

先ほども書きましたが、毎年8月6日の夜に、平和公園の元安川の一部で行われます。正式名称としては『ピースメッセージとうろう流し』と言います。

『とうろう流し実行委員会(広島市中区三川町3-12並木カール6階、電話082-245-1448)』というところが主催されているとのことです。

明るい時の灯籠流し1
この川は、原爆が落ちた時に、被爆された多くの方が水を求めて入ったり、本当に大勢のの方が亡くなられたところです。今は公園とともに美しい川ですが、私もこの川を見る時に、その時のことを想像することはあります。

もともとはここの灯籠流しは、原爆で亡くなった身内の方を慰霊するために遺族の方がすることが多かったように思います。

ですが時が過ぎ、直接的に原爆で亡くなった方の慰霊というよりは、世界の平和を祈るとか、戦争がなくなるようにとか、そういう思いで参加する方が増えているように感じます。そんな広く世界の平和を祈る、ということもいいと、私は思います。

フランス人の友人もそんな思いで灯篭を流してくれました。この日に合わせて広島を訪問する多くの外国の人の中にも、一緒に流してくれる方がいらっしゃいました。



広島・平和公園の灯篭流しの時間と参加料

灯篭は、保存された千羽鶴を溶かして作った再生紙や、盆灯籠に使う紙で作られたものを購入することになっています。これは、公園内にテントが設置されていてそこで販売しています。1つ600円です。

時間ですが、午後6時頃から10時頃までです。ですが受付の方は、灯篭の紙が全部無くなったら終了ですと言っておられました。
その時間まではいなかったのですが何時頃までされていたのでしょうね・・。

この時期の広島は午後7時半くらいまでまだ少し明るいので、暗くなる午後8時以降くらいの方が綺麗です。

ちなみにこちらは一度午後6時40分頃に行った時の風景。
すでに灯篭流しが始まっていますが、明るいのでちょっと雰囲気がイマイチですね。

明るい時の灯籠流し2
そこで私たちは一度平和公園を離れ、近くの喫茶店で時間を潰してから改めて7時半頃会場に戻りました。

こちらは私たちが流した午後8時半ごろ撮影した動画です。
公園の周りの照明がちょっと眩しいですが、すっかり暗くなって灯篭の火がとても綺麗です。





広島・平和公園の灯篭流しの場所は

灯篭流しの場所ですが、簡単な地図を描いてみました。

灯籠流しの会場マップ
市内電車で広島駅から約20分「原爆ドーム前」で下車して、原爆ドームを横目に歩いて5分くらい、この川にかかる「元安橋」の近くが会場となっています。当日はこの周辺がすごい人なのですぐにわかると思います。

ちなみにこの橋を渡って少し行ったところが、朝、平和祈念式典が行われる原爆慰霊碑となります。

灯籠流しの段取りはどんな感じ

ご存知ない方のために、実際に灯籠流しをするまでの段取りをお伝えします。

  1. まず灯篭の紙を購入する

  2. 「受付」にて紙を購入します。600円です。

    受付
  3. メッセージを書く

  4. 受付裏のスペースに、テーブルと太いサインペンが用意されているので、そこで灯篭に祈りや願い事を書きます。

  5. 列に並ぶ

  6. 今回改めて驚きましたが、灯籠流しをされる人は本当に多いです。
    順番待ちの人たちがびっくりするくらい距離、延々と列をなしていて、私たちもその最後尾に着きました。
    実際流す場所に行くまでは50分くらい待ちました。

  7. 階段を河川敷に降りて、灯篭の芯(台)を入れてもらい、火を点けてもらう

  8. それまで手に持っているのは紙だけです。どこで灯篭の形になるのかと思っていましたが
    河川敷に降りたところで、担当の方が、木の台座の四隅に棒を立てたものを一つずつくれます。

    枠をくれる
    それに紙をセットし、ロウソクもそこでもらい、火も点けてもらいます。
    この辺の一連のことは担当の方が何人もいらっしゃるし、非常にスムーズです。

  9. 流す

  10. あとは流すだけですが、川のへりは岩場で足元が悪いですし、暗いし、とても危険です。
    水面が低いので、自分で流すのはちょっと無理です。
    2、3人の男性スタッフが川の中に入って、流してくれるので、その人にお任せするのが良いです。私も友人もそうしました。

    灯篭が流れるのを目で追いつつ、しばし祈りを捧げ、移動します。


流す人に注意してもらいたいこと

まずは早めに紙を買っておくこと、そしてものすごく並びますのでその覚悟をしておくこと。
特に暗くなった後の川べりは非常に足元が悪く危険なので十分注意して歩くこと。
流すのは担当の人に任せること。

あと、しばし祈りを捧げたり、流れる灯篭を目で追うのはいいのですが、後から後から人が来ますから、ある程度祈ったら速やかに移動しないと迷惑になりますので注意してください。

見物する人に注意してもらいたいこと

川の両岸や元安橋の上からの景色はとても綺麗で、見物する人も大変多いです。
ですが普通に通行する人もいますから、その辺、他人とぶつかったりすることに十分気をつけてください。
そして、とても美しいものですが、そもそもが慰霊のための行事ですから、観光気分というよりは祈りを捧げる気持ちで見ていただきたいと思います。





流した後の灯篭はどうなる?

環境汚染の問題もいろいろ問題になる今、流した灯篭がどうなるかが気になったりします。

調べましたが、行事が終了してからNPO法人の方などが回収船を出して回収されるそうですね。ご苦労様です。

また、この日以外に、学校や各種団体が、担当部局の許可を受けた上で灯籠流しをすることもできるそうですが、その際はその学校や各種団体が自主回収することが義務付けられています。

許可申請は:『国土交通省中国地方整備局太田川河川事務所己斐出張所(TEL:082-271-1418)』まで
NPO法人雁木組⇒こちら


最後に

フランス人の友人は「夢」「amitié depuis la France(フランスからの友情)」と書き、私はベタですが「世界が平和になりますように」と書きました。
灯篭に文字を書いた
火をつける人
隣にいた小さい男の子が「何を書いたらいいの?」と若いお母さんに聞いていて、「あなたが思うことなんでもいいのよ」と言われていましたが、特に子供たちはそれでいいと思いますね。
そんな中から人とともにあること、人と仲良くすることを感じてくれたらいいなと思います。


今年の灯籠流しは終わりました。また来年も、行けたら行ってみたいです。

74年前に悲しいことのあった場所ですが、今、平和や世界の人と仲良くできる喜びを感じられる場所でもありますから。

あなたももしよかったら一度いらっしゃってください。


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