おりづるタワーに行ってきた!その営業時間や楽しめる滞在時間は?

広島市の中心部、紙屋町の交差点から西に5分ほど歩くと原爆ドームがありますが、その原爆ドームの手前に「おりづるタワー」があります。平和都市広島の象徴としての「折り鶴」をテーマにした建物で、壁面の大きな折り鶴のデザインが目を引きます。

建物全景

実は、恥ずかしながら、私はこれまで何度となくその前を通っていながらまだ一度も入ったことがありませんでした。
先週、初めて入りましたので、内部の写真をご覧いただきながら営業時間その他、いろんなことをお伝えしたいと思います。

外から物産館を望む
目次

おりづるタワーとは

おりづるタワーは、広島市の中心部、紙屋町の交差点からほど近い場所に、1978年(昭和53年)に建築された「広島東京海上ビル」を元に、2016年7月全面的に改修されてできました。

川を挟んですぐ西隣が原爆ドーム、そして平和公園という場所です。平和の象徴「おりづる」をテーマに、1Fの物産館と、2階の貸会議室、12階の展望スペース、イベントスペースなどで構成されています。(3階から11階まではオフィスです)

ここに来てまず目に入るのは、電車通りに面した側が大きくガラス張りになっていることです(「おりづるの壁」と呼んでいます)。
12階で折った折り鶴を投げ入れることができ、外からも折り鶴が溜まっているのが見えます。スタッフの方によると、2019年6月現在、約35万羽がそこにあるそうです。

おりづるの壁と地下街の出口
おりづるの壁アップ

おりづるタワーの営業時間と料金

基本的な営業時間は以下の通りです。

【1F物産館・12F展望台】

通常(10月〜6月)の営業時間/10:00~19:00
※当日券発売と屋上展望台への入場は18:00まで

夏季(7~9月)の営業時間/10:00~20:00
※当日券発売と屋上展望台への入場は19:00まで

【1F 握手カフェ-PARK SIDE-】

通常の営業時間/10:00~21:00
3~6月の 営業時間/(平日)11:00~21:00(土日祝)10:00~21:00
ラストオーダーは20:30(閉店30分前まで)
※日曜日(連休の場合は最終日)は、営業時間が19:00まで
ラストオーダーは18:30
※全ての水曜ではありませんが、水曜日に休みが多いのでご注意ください。

【屋上 握手カフェ-WIND SIDE-】

通常 営業時間/10:00~18:00
3~6月の営業時間/(平日)11:00~18:00(土日祝)10:00~18:00
ラストオーダーは18:00

ROOF TOP BAR

期間限定で屋上にバーができます。
2019年は5月1日(水)から10月31日(木)まで
時間/19:00~24:00(ラストオーダー23:00)

※営業時間については変更となる場合がありますのでご注意ください。
※営業時間の変更は随時ホームページの「お知らせ」にアップされますのでご確認ください。

「握手カフェ」のサイトは⇒こちら
「ROOF TOP BAR」の2019年の詳細は⇒こちら

入場料金

基本的な入場料金は以下の通りです。
大人 1,700円 中・高生900円 小学生700円 幼児(4歳以上)500円
(おりづるの壁へのおりづる投入は別途100円がかかります)

年間パスポートもあり
大人 8,500円 中・高生4,500円 小学生3,500円 幼児(4歳以上)2,500円
5回分の料金で1年間何度でも自由に入れます。
(おりづる投入料金は含まれないので、投入したい人はその都度100円がかかります)
(パスポートの方の同伴者は団体料金が適用されます)

広島市内の方ならパスポートを買うのも一つの手ですね。

※団体割引、障がい者割引あり。被爆者健康手帳をお持ちの方は無料。
※当日に限り、何度でも再入場できます。
※展望台での飲食はできますが、館内で購入したものに限ります(他からの持ち込みはできません)
※館内の撮影はできますが、三脚は禁止となっています。

おりづるタワーを満喫できる滞在時間はどのくらい

次に、おりづるタワーを十分に楽しむにはどのくらい時間があればいいかです。

まず私が行った時には全部で1時間20分くらいだったように思います。

  • 1階でチケットを買う

 ↓
エレベーターで12階へ(ここまでで5分)

  •  ↓
  • 12階の展示物を見たりして(20分)

 ↓

  • 折り鶴を折って、壁面の投げ入れスペースに投げる(10分)

 ↓

  • 屋上「ひろしまの丘」に上がって、風にあたりながらゆっくり平和公園や広島市内を眺める(15分)

 ↓

  • 12階に降りる
    参加型プロジェクトマッピングを楽しむ(10分)

 ↓

  • 1階に降りる

 ↓

  • 物産館で土産物などを眺め(20分)

 ↓

  • 帰る

私は一人でしたからこんな感じですが、お友達やご家族で行って、1階と屋上にある「握手カフェ」や「ROOF TOP BAR」でゆっくり食事やお茶をしたり、寛いだりすれば、その分の時間が加算となります。

特に県外からお越しの方には、ゆっくり市内の眺めを楽しんでいただきたいなと思います。

おりづるタワーの風景をご紹介します

それでは私が撮影してきたおりづるタワー内外の様子をご覧ください。

1階

1階全景

1階入口から入ったところ

1階インフォメーション

1階のインフォメーション。チケットもこちらで購入します。

インフォメーションの脇
1F 握手カフェ

握手カフェ

1階 物産館

物産館5

入って左側が物産館となっていて、いろいろなお土産物や県産品が売ってます。

物産館1
物産館2
物産館3
物産館4

12階 展望フロアへ

エレベーターホール

12階に上がるためのエレベーターホール。サインもきれいです。

エレベーターの中

エレベーターの中も折り鶴のデザインです。

エレベーターから降りると広々とした空間に、いろいろな設備が並んでいました。

12階展望台
説明パネル
壁のデザイン
外を見る

展望台から西側の風景を動画を撮りました。原爆ドーム、平和記念館などを収めています。
https://youtu.be/l_rXMqMLWBI

平和のポスター

平和のポスター

企画展のパネル

企画展をやっていました。

企画展
プレジェクトマッピング

参加型のプロジェクトマッピングがあって面白かったです。

プロジェクトマッピング引き
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鶴を折り、おりづるの壁に投げ入れる

12階のインフォメーション

インフォメーションに行き、折り鶴の代金100円を払ったチケットを見せると、紙をくれます。

いくつか設置してあるテーブルで、それで鶴を折ります。

タブレットで教えてくれる

作り方がわからない人には置いてあるタブレットでとてもわかりやすい解説をしてくれるので、それを見ながら折れます。(私はタブレットとスタッフの方に聞いて作りました。)

鶴を折りました
おりづるの壁の上のガラス

折ったことをスタッフの方に伝えると、おりづるの壁の真上に連れていってもらえます。
歩くところが透明ガラスなので、絶対に大丈夫だと思っていても怖いです(笑)。

折り鶴を落とす

そしてここから落とします。ひらひらときれいに舞いながら落ちて行きました。
スタッフの方によると、今全体の半分くらい、6階の高さくらいまであって、35万羽くらいになっているそうです。

屋上 握手カフェ

12階の握手カフェ

屋上「ひろしまの丘」へ

ひろしまの丘入り口
ひろしまの丘1

屋上の「ひろしまの丘」。風が抜けるように作ってあるのですごく気持ちよかったです。

ひろしまの丘2

アクセス

原爆ドーム前電停

おりづるタワーは広島電鉄の市内電車「原爆ドーム前駅」で降りたらすぐです。
また、市内電車の「紙屋町西」、バスセンターから歩いても3、4分です。

広島駅から原爆ドーム前駅まで電車で約20分、広島港から原爆ドーム前駅まで電車で約40分、宮島口駅から原爆ドーム前駅まで電車で約40分です。

住所:広島市中区大手町一丁目2番1号
電話:082-569-6803

終わりに〜おりづるタワーに行った感想

おりづるタワーについてよく言われるのが「入場料が高い」ということです。1階は無料ですから、要は12階と屋上に行くのに、大人で1700円(折り鶴投入を入れれば1800円)。

プロジェクトマッピングや企画展があればそういうものを見るというのもありますが、やはり周りの景色を楽しむのがメインになります。
それで1700円、1800円はちょっとお高いかな・・と正直私も少し思いました。

ですが、やはりここも平和都市広島のシンボルの一つです。世界遺産原爆ドームのすぐそばにあり、平和を祈るとともに、現在の広島を感じることができる場所です。料金のいくらかは平和に対する気持ちということで払ってもいいのではという気が私はしました。

風に吹かれながら、焼け野原になった広島や平和の尊さを思い、そしてこれからの広島を思うのも良いのではないでしょうか。

また、スタッフの皆さんがどなたも非常に丁寧で、気持ちいい接客をされていたのは素晴らしいと思いました。

なお、入るときにアンケートをもらうのですが、帰りに書いて渡すとポストカードがもらえますよ!(*^_^*)

ぜひまた行ってみたいと思っています。
皆さんもどうぞ一度足を運んでみてください。


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