宮島水中花火大会2020!鑑賞スポットと注意点を総チェック!

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宮島水中花火大会は毎年8月上旬に行われる、広島の夏の一大イベントです。毎年30万人(島内5万人)規模で見物客がでます。

宮島の鳥居から少し離れた沖で、打ち上げ花火と大型の水中花火が計約5000発!夜空と海上を美しく彩ります。「日本の花火大会百選」にも選ばれています。

私は以前、船から見たことがありますが、厳島神社の大鳥居がたくさんの花火のシルエットになる光景は本当に素晴らしいのひと言です。

2014年の大会を5分間にしたダイジェスト版動画がありましたので共有させていただきます。今年はぜひ生で見てみたいですね!

今年、この宮島水中花火を見ようと思うあなたに、鑑賞スポットや注意点、気になることをお伝えします。

目次

日時

それではまず、日程ですが、現時点で2020年の予定がまだ出ていません。
例年、8月の「山の日(祝日)」あるいはそれに近い日曜日に行われています。
それから推測すると、8月9日(日)、または8月10日(月・祝)かなと思いますが、正式発表されたらまた掲載します。

【例年からの推測】2020年8月9日(日)、または8月10日(月・祝)の19時40分~20時40分
ちなみに、基本的に雨天決行です。ただし波が高く打ち上げができない時は次の日曜に順延されます。

交通アクセスと注意点

宮島に渡るには宮島口からフェリーを利用するのと、南区字品の広島港から高速船を利用する2つの方法があります。

〈宮島口(本土側)〉
JR山陽本線 宮島口駅 JR広島駅から約30分
広電宮島線 宮島口駅 広電西広島駅から約30分

〈宮島〉
JR・広電宮島口からフェリー乗り場まで歩いて5分
JR宮島連絡船または宮島松大汽船で約10分。
または
広島港(宇品)から宮島 瀬戸内海汽船高速船で約30分(当日は30分ごとに増便されます)

宮島桟橋から大鳥居までは徒歩6〜7分です。

    1. JR宮島連絡船、宮島松大汽船、瀬戸内海汽船とも、花火大会当日は増便される
    2. 当日最終便は、JR宮島連絡船が宮島発宮島口行き23:50、松大汽船は同23:00、
      瀬戸内海汽船宮島発字品行きは22:30頃まで(ただし希望者のある間は運行するとのこと)

    【車の方】
    宮島口周辺の国道2号線は、大会開催中、交通規制がありますし大渋滞します。
    混雑がひどいので、車で宮島に渡ったり宮島口に行くのはおすすめしません。もしどうしても車で行きたいということなら・・

    1. 午前中くらいに来て宮島口周辺の駐車場に入れ、すごく遅く帰るのを覚悟する
    2. 広電の電車の駅をいくつか離れたところに置いて、電車を使って宮島口まで行く

    のどちらかです。
    私は後者をおすすめします。廿日市駅周辺だとパーキングも多いし、いいと思います。

    鑑賞ポイントと注意点

    宮島水中花火を見るには

    • 1)船で宮島に渡って見る
    • 2)本土側から見る
    • 3)クルーズ船の船上から見る

    の3通りがあります。

    ただ、3)は読売旅行、五島トラベルなどからツアーがありますが例年すぐ売り切れるようです。ご希望の方は早めに確認をされると良いと思います。

    宮島水中花火遠景

    鑑賞スポット1:宮島に渡って見るなら

    宮島の花火は特に海に映える水中花火が見ものです。なるべく海が見渡せる場所から見たいものです。

    打ち上げ場所ですが、大鳥居から少し沖に出たところになります(下の地図の黄色の星のあたり)。ここに花火を積んだ船が沖に出て花火を打ち上げ、水中花火を海に投げ入れます。

    場所取りは当日朝0時からです。御笠浜など人気のスポットでどうしてもと思われる方は、深夜あるいは朝のうちに行けば場所が取れるでしょうが、仮に最もいいポイントを確保しても、そういう場所は見物中もなにかと落ち着かないのではと思います。

    写真的に最も角度のいい場所でなくても花火はよく見えますから、無理して最高のポイントでなくても、少し離れたところや高台もいいと思います。
    砂浜もいいポイントです。ただし潮が満ちてくることにはご注意を。係の方が案内してくれると思います。

    おすすめポイントを地図にしました。ピンをクリックすると場所名が見られます。黄色の星が打ち上げ場所です。

    (地図西から東へ)

    • 大元公園の海側
      ここから大鳥居は見えませんが、水中花火がきれいに見えます。桟橋から少し遠いので早めに切り上げた方がいいかも。
    • 西の松原2
      全体がきれいに見えるスポット。比較的カメラマンが少なく、落ち着いてみられます。
    • 西の松原1
      鳥居越しの花火ではありませんが、鳥居も花火も見える良いスポットです。ただし混むとは思います。
    • 多宝塔の周辺エリア
      少し高台になっているので上から見下ろす感じになります。場所により水中花火はあまり見えない可能性があるのが難点です。人は少ないです。
    • 御笠浜
      冒頭の動画でも見られるような、大鳥居と花火が重なるベストスポット。それだけに撮影目的の人が多く、場所取りが難関です。
    • 錦水館周辺の海岸線
      打ち上げ場所から少し遠いし、大鳥居が見えませんが、花火はそれなりによく見えますし、桟橋に近いので帰りが便利です。
    • 紅葉谷公園
      少し遠いし、水中花火が見えにくいかもしれませんが、人が少ないので落ち着いて見られます。
    おすすめ!
    島内に昼から入っておく
    花火の始まる前は宮島口も大混雑になります。なるべく早く島に渡っておくに越したことはありません。大鳥居や厳島神社の回廊、大聖院、その他見るところはたくさんあります。早く入ってゆっくり観光や食事を楽しみ、そして夜の花火を楽しんでください。
    おすすめ!
    できれば1泊を
    可能な方は島内に1泊するのが、帰りの心配もなくゆっくりと楽しめます。日の出の大鳥居はとても美しいです。お問い合わせは宮島旅館組合へ。
    宮島旅館組合 TEL・FAX 0829‐40‐2929
    http://www.miyajima-yado.com/

     
    観光協会が毎年設置する有料の特別観覧席があります。すぐに完売になってしまいます。キャンセルがある場合があるので一応問い合わせ先を書いておきます。
    電話0829-44-2011 宮島水中花火大会実行委員会(宮島観光協会内)料金5,000円
     

    なにしろ船で渡るところです。花火終了後の桟橋はいつも大混雑になります。惜しくても少し早めに切り上げ帰るか、さもなくば、ものすごく遅くなることを覚悟の上で渡ってください。早めに切り上げ、帰りのフェリーから花火を楽しむのもいいのではないでしょうか。

    鑑賞スポット2:本土側から見るなら

    少し遠くはなりますが、本土側から見るのも悪くはありません。私はむしろこちらをおすすめします。
    迫力には欠けますが、帰りの心配が、宮島に渡るのに比べてはるかに少なくて済みます。

    とはいえ終了直後は広電宮島線もJRも大変混みます。こちらも、なるべくなら終了を待たずに少し早めに帰る方が安心です。

    車の方は国道2号線が交通規制をしていますので注意してください。

    本土側のおすすめポイントを地図にしました。ピンをクリックすると場所名が見られます。

    (地図南から北へ)

    • ちゅーぴーパーク
      車の方限定となりますが、宮島街道から少し入ったところの高台にあります。人も少ないと思いますし、ゆったり楽しむことができます。
    • 宮島競艇場
      今年も例年通り一部の施設が無料開放されます。正面に見ることができますし、おすすめできるスポットです。ただし当日はかなり混み合います。
    • ふじタウン
      団地です。高台を上がり各所から見えます。最近は人が増えてきましたが見やすい場所です。
    • フジグランナタリー
      上空の花火はよく見えますが、まわりに高層マンションが増えたので海上花火は見えにくいかも。
    • 木材港南の川べり
      打ち上げ場所からは遠いですが、真正面に見える隠れた穴場です。最近は人が増えてきました。
    • ゆめタウン廿日市
      2015年6月にオープンした複合商業施設。その年の宮島水中花火はここに行ってみました。屋上に100人くらいの人が集まっていました。が・・正直見えるのが小さすぎてつまらなかったです(>_<)。雰囲気だけは味わえましたが・・。食事も買い物もできるので、そういうことと合わせて楽しむならいいかもしれません。

    2009年の大会のフィナーレの動画です。5分過ぎからのラスト2分は圧巻です。

    [参考]浴衣レンタルについて
    宮島水中花火大会には浴衣で行きたいものです。浴衣をレンタルしたい人は、宮島口に「みやじま小町」、宮島の島内に「みやじま紅葉の賀」があり、借りることができます。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
    広島で浴衣がレンタルできるお店!6店の詳細を大特集!

     
    夏空を彩り海上に映える宮島水中花火は、本当に美しく、迫力があって素晴らしいものです。ぜひあなたも楽しんでくださいね!

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