カフェインってやっぱり体に悪いんですかね・・?(^_^;
というのも、私はコーヒーが大好きで、朝起きてから寝る寸前まで、毎日10杯くらい飲んできたからです。
人より少し多いかなとは思ったけど、それで特に体を悪くすることもなかったし、まるで気にしていませんでした。
ところが・・・
先日、心療内科に受診することがあって、その時「カフェインは控えるように」と言われたんです。なんでも、交感神経と副交感神経のバランスを崩す原因のひとつがカフェインなんだそうで。
今の自分の状態はそのバランスを安定させることが大事らしいんです。
以来コーヒーは最小限にしています。
折しも、友達の奥さんが妊娠中で、赤ちゃんのためにカフェインは避けなくちゃという話を聞いたところでした。
そこで・・・
カフェインのない飲み物ってなにがあったっけ?・・と思い、いろんなお茶を調べてみました。
もしあなたがカフェインが気になるなら、参考にしてみてください。
まずは、ちょうど暑くなる時期だし、冷やして飲むと美味しい麦茶はどうでしょう。
麦茶のカフェインはどのくらい?
はい、調べたところ、麦茶はカフェインゼロでした。
妊娠中の女性の皆さんも安心して飲むことができますね!(*^^*)
他のお茶のカフェインは?
それでは、他のお茶のカフェイン量はどうでしょう。わかる範囲で調べてみました。
いろんなお茶のカフェイン量の比較
※コーヒーカップ1杯150mlとしてのカフェインの量です。
まずこの辺は麦茶と同じでノンカフェインのお茶です。
- 黒豆茶 0
- 杜仲茶 0
- ルイボスティー 0
少しカフェインがあるのが
- 玄米茶 15mg
- 番茶 15mg
そして徐々に多くなります。
- ほうじ茶30mg
- ウーロン茶 30mg
- 緑茶 30mg
- ジャスミン茶 30〜40mg
- 抹茶 45mg
抹茶や緑茶はやはりそれなりにカフェインがありますね。健康に良いとされているウーロン茶が同じくらいカフェインがあるのはちょっと意外でした。
次はコーヒーや紅茶と比較してみます。
コーヒー、紅茶との比較
- コーヒー(レギュラー)1杯分 70〜140mg (豆の種類やその他で変わります)
- コーヒー(インスタント)1杯分 65mg
市販の缶コーヒー 1缶中 75〜220mg
- 紅茶1杯分 約30mg(いれる時間等で変わります)
コーヒーは豆の種類や炒り方、濃くするか薄くするかによっても大きく違うし、紅茶も異なりますが、やはり結構カフェイン多いですね。
それでは、そもそもカフェインはなぜ悪いのでしょうか?次はそれを見て行きましょう
カフェインの作用〜問題になる点と、良い点
1)カフェインは何が悪いの?
- 女性は生理の前後にカフェインを摂ると、精神的に不安になったりしやすいと言われるので注意が必要です。
- 妊婦の方は胎盤を通じて胎児にカフェインが届き悪影響があるので、カフェインの摂取は極力避けることが大事です。
- 胃腸を刺激するので、胃もたれがあったり、下痢になることがあります。
- 覚醒作用があるので、人によっては眠れなくなったりすることがあります。1日にカフェイン250mg以上摂ると睡眠が浅くなることが研究結果でわかっています。
- 血管収縮作用があるので、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症など血管が細くなると良くない病気の人は控えた方がいいです。
といっても、カフェインは悪いことばかりじゃないようですよ。上記のような注意は必要ですが、むしろ体に良いという面もあるようです。次はそれを見てみます。
2)カフェインの良い点は?
- 最近の研究で、毎日コーヒーを3、4杯飲む人は、全く飲まない人より、一部のがん(肝臓がん、子宮体がん、大腸がんなど)になりにくいというデータがでています。
もっとも、これはカフェインが良いのかそれ以外の物質の効果なのかがまだわかっていないので、カフェインのメリットとは断言できないのですが・・・
(逆に、膀胱がんはコーヒーをたくさん飲む人に多く発生するそうです) - 定期的に少量のカフェインを摂っている高齢者の人は認知症になる人が少ないそうです。これはマウスを使った研究でメカニズムが解明されつつあります。
- 偏頭痛の人は、痛い時に飲むと和らぐ効果があるそうです。片頭痛は血管が拡張することでおきますが、カフェインが血管を収縮するからです。
とはいえ、妊婦の方や、病気でカフェインを避ける必要のある人は、しっかり避けてくださいね。
私もこの夏は、コーヒーの代わりに、冷たい麦茶そして温かい杜仲茶など飲んで、毎日を元気で楽しく過ごしたいと思っています!p(^^)q
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