おはぎアイキャッチ

おはぎとぼたもちの違いって?あんころ餅との違いは?

  • 2015年1月6日
  • 2020年2月15日
  • 46view
おはぎアイキャッチ

おはぎ2
ぜんざい、きんつば、小倉アイス・・・ 私、子どもの頃から粒あん系が大好きです♪(*^^*)

もちろん、 おはぎも大好きです。

スーパーに行けば年中いつでも売っているおはぎですが、やはりいちばん話題にのぼるのは、春のお彼岸・秋のお彼岸ですね。

そして、おはぎとそっくりなものに 「ぼたもち」がありますよね。

何となく自分のイメージでは、中のもち米は同じで、おはぎ=つぶあん、ぼたもち=こしあん、というイメージがありました。あと、私の住む広島ではあまりぼたもちって言わないような気もします・・・?(私の周りだけ?)

おはぎとぼたもちってどう違うの?

春の彼岸の前に、気になって調べてみました。

また、調べる中で面白いと思った『おはぎ・ぼたもちの雑学』も少し書きました。これを知ると、おはぎ・ぼたもちがもっと美味しく食べられる・・かも?(^_^;

おはぎとぼたもちは同じ?違う?

いろいろ調べてみたところでの結論ですが・・・

現在では、ほぼどの地域でも、おはぎとぼたもちは、同じものと考えられているようですね。

基本的に「同じ」という結論でいいと思います。食品辞典を調べても、同じと書いてあるものが多いです。

そして今は全国的に「おはぎ」という言い方の方が圧倒的に多いようです。

とはいえ、若干違うという話もいくつかありました。まぁこれはあくまで「説」というレベルであり、地方によっては残っているかも・・という程度ですが、次の章ではそのあたりの話をご紹介します。

おはぎとぼたもちはこう違う、という「説」のいろいろ

説 その1 こしあんと粒あんの違い

地方によっておはぎ=こしあん、ぼたもち=粒あん という説があり、さらにその逆もあるということです。冒頭に私が書いたのがまさにこれですね。これは今も残っているかもしれません。
でも、今、広島市内でも、こしあんのものをおはぎと言って売っていますし、とてもあいまいです。

説 その2 使う米の違い

もち米を主とするのがぼたもち、うるち米を主とするのがおはぎという説も。これはかつてそういう地方もあったようですが、今はほとんどなくなりました。

説 その3 中の米の状態の違い

餅の状態になっていれば、ぼたもち、まだ米の形が残っているような感じならおはぎ という説。でも今はそういうわけ方をしているところはほとんど無いようですし、信憑性もよくわかりません。

説 その4 形の違い

おはぎは大きく豪華で丸い形に、ぼたもちは小ぶりで少し長い俵型に作られる、という説があります。これは実際に江戸時代にはそういうこともあったようですが、今はこれもなくなりました。

おはぎ3

説 その5 きな粉を使うか使わないかの違い

きな粉を使えばおはぎ、使わなければぼたもちという説もありました。しかし、きな粉を使っていないおはぎももちろんありますし、よくわかりません。

説 その6 同じものが季節によって名前を変えるという説も

お店の立場で言えば、全く同じものだけど、春に売ればぼたもち、秋に売ればおはぎ。 お供えするのも、同じものだけど、春のお供えではぼたもちと言い、秋のお供えではおはぎと言うという説。
そんないいかげんな〜!と言いたくなりますが、これは結構今でもあるようですよ。

それでは、あんころ餅との違いは?

伊勢の「赤福」のようないわゆる「あんころ餅」も似ていますが、この違いはなんでしょう。

あんころ餅は、中身が完全にお餅であることが、おはぎ・ぼたもちとの違いです。

おはぎ・ぼたもちは半分搗いて、少しお米の形があるのが基本ですから。

ちなみにあんころ餅は、お餅を餡で包むことで餡衣餅(あんころももち)と言われ、そのあんころもが⇒あんころになってあんころ餅となりました。今のようなひとくちサイズになったのは江戸時代だそうです。

お参り

おまけ情報/おはぎ・ぼたもち雑学
  
おはぎ・ぼたもちの名前の由来
ぼたもちは、春の花の「牡丹」から牡丹餅(ぼたんもち⇒ぼたもち)となりました。同じように、秋の花の「萩」から、丁寧語の「御(お)」がついて御萩(おはぎ)となりました。
それぞれ春の彼岸、秋の彼岸の頃に咲く花で、お供えにも使われます。また、あずきの粒を牡丹や萩の花に見立てたという説もあります。


なぜお彼岸におはぎ・ぼたもちなの?
昔、砂糖が大変貴重だった頃、その貴重な砂糖を使ったもの(おはぎ)を、大事なご先祖様や仏様にお供えしたというのがひとつ。

そして、昔から「赤」は邪気を払う色とされてきましたが、あずきの色が、その赤と通じるということであずき=邪気を払い幸せを呼ぶ、ということで、ご先祖様へのお供えに適しているとされたのがもうひとつ。
この両方の意味で、お彼岸のお供えにおはぎ・ぼたもちが使われてきたようです。


春・秋だけでなく、夏と冬も呼び方が違う
おはぎ・ぼたもちは、春と秋だけでなくさらに夏と冬にも名前が変わる、珍しい食べ物です。
夏には「夜船(よふね)」冬には「北窓(きたまど)」と言います。夜の船は港に「着(つ)いたのがわからない」。そしておはぎも、半分残して搗(つ)くので音がたたないので「搗(つ)いたのがわからない」という語呂合わせです。

冬の言い方「北窓」も、冬の北の窓からは月が見えないということで「月(つき)がわからない」という語呂合わせのようです。

それにしても、一つの食べ物の呼び名が四季で変わるなんて面白いですね。昔の人はやはり風情があります!


思いがけず得をしたり、オイシイ思いをしたりすると「棚からぼたもち」なんて言いますね。

昔からおはぎ・ぼたもちは、人々にとって馴染みのある、でもちょっと特別な存在だったのかもしれません。

お彼岸にはそんなことを思いながらおはぎ・ぼたもちをお供えし、食べたいと思います。


おすすめ記事(一部広告を含む)