秋田でなまはげを実体験できるベストなタイミングはこれ!

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少し気が早いですが、大晦日の夜といえば

紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞いて・・というのが広島生まれの私の定番でしたが・・・

東北、秋田・男鹿の地では全く違う夜がありました。

はい、ご存知「なまはげ」です。

私自身、東北地方は遠いし、長く縁がありませんでしたが、東北の景色や言葉には癒されるし、どこかあこがれのようなものがありました。

なまはげもいつか観てみたいものとずっと思っていました。

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目次

私が男鹿で体験した「なまはげ太鼓」

それが叶ったのは、2011年8月「男鹿・日本海メロンマラソン大会」に参加したときでした。

宿泊したホテルの壁に、「本日夜、なまはげ太鼓がありますのでお越しください」と貼ってあったので、これは観なきゃ!と行きました。

ホテルから歩いて数分で着いた「男鹿温泉交流会館 五風(ごふう)」
後で知るのですが、このなまはげ太鼓のチーム「恩荷(おんが)」のベースになっている場所なんです。

若者たちのなまはげの扮装と激しい踊り、そして体の芯に響く力強い太鼓にすっかり酔いしれました。

演奏の途中で数人のなまはげが舞台を降りてきて、観客の中に入ってきます。

そして太い声で

“泣ぐ子はいねが~”

小さな子どもを見つけてはそばに行くんですが、なまはげが迫ってくると、皆大泣きしてそれはそれは大変でした(笑)。

確かに私から見ても怖かったけど・・(^_^;

伝統行事としてのなまはげではありませんが、十分にその雰囲気を堪能しました。
楽しかったです!これはその時撮ってきた写真です。

なまはげ2
なまはげ4
なまはげ3

その時のものではありませんが同じ「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」の動画です。ぜひ聴いてみてください。

その男鹿のなまはげ。重要無形民俗文化財でもあり、観光としての人気も高いのですが、実際に旅行に行くならいつがいいのでしょう。

なまはげ体験にベストな旅行のタイミングは?

なまはげは大晦日の伝統行事として、今も男鹿市のあちらこちらで行われています。ただ、それぞれの町内会で企画し行われているもので、それを全体的に運営しているところはなく、把握できません。

ですからどうしても大晦日に地元のなまはげを見たければ、地元で直接尋ねるしかなく、現実的には難しそうです。

ということで、旅行に行ってなまはげを見られるのは以下の6つになりそうです。

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その1:男鹿市役所前の練り歩き

【12月31日】
毎年、大晦日の夕方には市の職員さんによるなまはげイベントがあります。

市職員の皆さんがなまはげに扮し、男鹿市役所前をスタート、町を練り歩きます。
大晦日の午後、そこに行ってみると楽しめそうですね!

  • 日時:12月31日(土)15:30頃から(例年この頃ですが現時点で確定ではありません)
  • 場所:市役所前からスタートし周辺を練り歩き
  • お問い合わせ:男鹿市役所 TEL.(代表)0185-23-2111
  • ※スタート場所が変更になることもありますのでご注意ください。
  • ※昨年末のこのイベントのニュースがありました。→https://oganavi.com/news/2019/12/26113410/

その2:なまはげ館のお正月イベント

【1月1日】
男鹿半島のちょうど真ん中あたり、男鹿市北浦真山というところに、なまはげの情報や体験満載の「なまはげ館」があります。
正直少し交通の便は悪いのですが、ここはぜひ訪れたいスポットです。

ここでは毎年元旦にお正月イベントがあります。
現時点で未確認ですが、おそらく2021年も同様に行なわれると思われます。
下記はこれまでのなまはげ館のお正月イベントから予想したものです。

  • 日時:2021年1月1日(金・祝)
    12:00~ ナマハゲと一緒に餅つき
    12:30~ なまはげ太鼓ライブ
  • お問い合わせ:なまはげ館 TEL.0185-22-5050
  • なまはげ館のホームページは→こちら
  • 2010年のなまはげ館お正月イベントの様子は→こちら

その3:ホテルの年末年始企画

【12月26日~3月29日】
男鹿温泉郷のホテルの一部に、冬の限定企画としてなまはげ体験ができる宿泊プランを用意しているところがあります。

なまはげが宿泊している部屋まで来てくれて、実際の大晦日のなまはげ行事と同じ体験をさせてくれます。
ちょっと怖いかもしれませんが(笑)、きっと子どもたちも喜んでくれるじゃないでしょうか。縁起ものですし、親子のとてもいい思い出になると思います。

【セイコーグランドホテル 冬季限定「子育てナマハゲ体験」宿泊プラン】
※情報は昨年のものからの推測です。今年も同様にあるのではと思いますが、正しくはホテルにお問い合わせしてみてください。
  • 実施期間:2020年11月1日(日)~2021年3月31日(水)(予想)
  • 宿泊料金:1人1泊2食付き/大人12,500円,小人6,000円 ※金額は変更の可能性があります。
  • お子様特別料金:1名@6,000円、2名@3,000円、3名@2,000円 ※金額は変更の可能性があります。
  • ※1日5組、子ども連れの方限定(1室大人2名様+小人1~3名様)(料金は消費税込・入湯税別)
  • お問い合わせ:セイコーグランドホテル TEL.0185-33-2131/ホームページは→こちら

その4:男鹿真山伝承館の「なまはげ習俗学習講座」

【一年中】

なまはげ館の隣にある、「男鹿真山伝承館」。民家をそのまま使っているこの建物では「なまはげ習俗学習講座」としてなまはげ行事の解説と再現が楽しめると人気です。

伝承館内の部屋で待っていると本物のなまはげが登場!大晦日の行事と同じことをしてくれます。
この実体験はとても貴重で嬉しいものですね!

  • 実施期間:一年中体験できますが、期間によって休日や時間が異なるので注意してください。
    12月~3月は土・日・祝日のみ(15名以上で2日以上前から予約の場合、土・日・祝日以外も可)。4月~11月は無休。
  • 実演時間:
    12月~3月の土日祝日/9:30・10:30・11:30・13:30・14:30・15:30
    1月1日・2日は/9:00・9:30・10:00・10:30・11:00・11:30・13:30・14:00・14:30・15:00・15:30・16:00
    4月~11月は/9:00・9:30・10:00・10:30・11:00・11:30・13:30・14:00・14:30・15:00・15:30・16:00・16:30
  • 料金
    [真山伝承館入館料(4~11月)]一般770円・小中高生550円(税込)
    真山伝承館冬季入館料(12~3月)大人770円・小中高学生550円(税込)
    なまはげ館との共通入館料(4~11月)一般880円・小中高生550円(税込)
    なまはげ館との冬季共通入館料(12~3月)大人1,100円・小中高生770円(税込)
  • お問い合わせ:男鹿真山伝承館 TEL.0185-33-3033
  • 男鹿真山伝承館の「なまはげ習俗学習講座」のページは→こちら
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月6日(月)より無期限で休館となっています。

その5:なまはげ柴灯まつり

【2月第2金曜・土曜・日曜】これは、元々男鹿の真山神社で行われていた「柴灯(せど)祭り」を観光客向けにアレンジしたもので、毎年2月第2金曜・土曜・日曜に行われます。

雰囲気がよくわかる動画がありましたので、ご覧ください。

神楽と会場中央の火が幻想的。そして、なまはげの踊り、なまはげ太鼓が繰り広げられます。

寒いので十分暖かい服装が必須ですが、なまはげを目一杯楽しめるイベントです。

  • 開催日(例年から予想):2021年2月12日(金)・13日(土)・14日(日)
  • 開催場所:真山神社(なまはげ館近く)
    ※なまはげ柴灯まつりの期間中は、なまはげ館と伝承館は無料開放となります。ぜひ併せ楽しんでください。
  • お問い合わせ:男鹿市観光商工課 TEL.0185-24-9141
  • なまはげ柴灯まつりのホームページは→こちら

その6:男鹿温泉郷「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」

【4月下旬~12月下旬】

これは、冒頭にお話しした、私が20011年の夏に見たものです。
地元の和太鼓団体『恩荷(おんが)』による「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」。これは、なまはげの伝統行事とはちょっと違いますが、十分になまはげの雰囲気は伝わってきますし、和太鼓の迫力はとにかくすごい!のひと言です。途中でしっかり子どもたちへのなまはげサービスもしてくれます(*^^*)
なにより、4月の下旬から12月下旬まで、ほぼ毎晩開催されるというのがいいですね。スケジュールが年末年始や2月は無理、と言われる方にはおすすめです!

  • 公演日:2020年4月25日(土)~11月14日(土)のほぼ毎日(第2・第4月曜日および竿灯期間中の8/3~8/6は休演)
  • 開場:20:00、開演:20:30~21:10
  • 会場:男鹿温泉交流会館 五風(ごふう)
  • 料金:中学生以上600円・小学生300円・幼児無料(税込)
  • ※詳細はホームページで確認してください。→こちらhttp://www.oganavi.com/fureai/
  • ※2017年のスケジュールは未定ですが、例年通り4月下旬から行われると思います。
  • お問い合わせ:男鹿温泉郷協同組合 TEL.0185-33-3191
2020年4月〜5月16日は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、休演となっています。
おまけ情報/なまはげの言葉の由来
寒いからといって囲炉裏の火にばかりあたっている(じっとして怠けている)と肌に低温火傷ができる、そのことを地元の言葉でナモミとかアマといいます。それを剝ぐというのが戒めであり災いをはらうとして、「ナモミ剝ぎ」「アマ剝ぎ」という言い方になりました。
この「ナモミハギ」「アマハギ」が「ナマハゲ」と変化したようです。

まとめ

やはり大晦日から元旦にかけて男鹿にいて、なまはげと接するのが、本来の形でいちばんいいとは思います。

でも、スケジュールの都合がつかなければ、2月のなまはげ柴灯まつりも素晴らしいし、それ以外の時期でも、なまはげ体験や、なまはげ太鼓を味わうことはできます。ぜひご都合に合わせて行ってみてください。きっと心に残る思い出になります。

私も本当にまた行ってみたいです!!

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