東京マラソンのコースは現在大きく変わっていますが、ひとまずこの記事はこのまま残しておきます。可能な限り早く修正をしたいと思いますが、すみません。
東京マラソン、当選おめでとうございます!
あのものすごい倍率を勝ち抜かれたあなたは間違いなく運の強い人です!(^_-)-☆
⇒東京マラソンの倍率や完走率については、別記事
「東京マラソン2016の抽選倍率は?第1回からの推移は?」もご覧ください☆
そしてあなたがフルマラソン初体験の方なら、なお、おめでとうございます。
2017年2月26日は、きっと思い出に残る、感動と興奮の一日になることと思います!
私の初フルマラソンは、12年前、館山の「若潮マラソン」でした。ランニングを始めた頃、まさかフルマラソンを走れるなんて夢の夢、思いもしませんでした。
でも、5km⇒10km⇒ハーフとなんとか頑張ってきて、勇気を奮って初挑戦!
まさか自分ができると思えない42.195kmという距離を制覇できた時の感動は忘れられません。
ゴールの100m前から頭の中を「マイウェイ」の曲がぐるぐる回り(笑)、自分ってスゴイ!と涙が止まりませんでした(^_^;
ぜひあなたもその感動と楽しさを味わってください!
東京マラソン2016のコースと楽しみ方
あらためて、東京マラソン2016のコースを図に描いたのでご覧ください(クリックで拡大します)。
公式サイトでは「東京マラソンのコースは過去から現在、そして未来の東京を象徴するコースです。」と書いてあります。
なるほど・・・わかります。
スタートの新宿は言わずと知れた東京でも最大の消費地でありビジネス街。
皇居や日比谷公園は大変緑が多く都民の憩いの空間とも言えます。
銀座も日本有数のショッピング街です。
日本橋〜浜町〜浅草は、呉服問屋さんなども多く、江戸の文化を今も残しているエリアです。
品川やフィニッシュの有明はベイエリアとしてこの10年特に注目され、さらに今後の東京の発展を占う場所とも言えます。
これら東京の「過去」「現在」「未来」さらに「緑の多い東京」「東京の観光地」も巡れる東京マラソンは、本当に楽しいし、東京という街を再発見できるものだと思います。
それでは少し細かく解説していきますね。
スタート
東京都庁
ビッグシティ新宿を実感できる場所ですね。スタートまで時間がかかりますが、ゆっくり待ちましょう。
そして落ち着いてスタートしてください。スタート時は本当に危険ですから。
0⇒5km
靖国通りを東へ 〜 飯田橋
(神楽坂:5km地点)
スタート直後からはしばらくずっと緩やかな下り坂です。
気分も高揚していますし、ついスピードが出やすいです。でも後半のことを考えるとここでスピードを出すのは厳禁!
じっとこらえて、ゆっくりいきましょう!
神楽坂あたりが5km地点となります。
飯田橋を過ぎると淡々とビル街が続きます。景色的にはちょっとつまらないかもしれませんが、これも「東京」です。マイペースで走りましょう。
5⇒10km
竹橋 〜 皇居の周囲ラン 〜 日比谷公園
(日比谷公園:10km地点)
竹橋に入ると緑が多くなってきます。東京って大都会なのに意外に緑が多いんですよ。皇居、日比谷公園は、特にそういうことを実感できます。
皇居は東京のランニングファンのメッカとも言える場所ですね(*^^*) 私ももちろん走ったことがありますよ。この周辺は走るのに本当に心地いいところです♪
日比谷公園に出たところで10kmの部の人はフィニッシュです。お疲れさまでした♪
10⇒15km
日比谷通りを南下 〜 品川駅の近くまで行って折り返し
(品川駅近く:15km地点)
日比谷公園を右に、日比谷通りを南下します。
途中、右手に東京プリンスホテル、東京タワー、増上寺が見えてきます。東京スカイツリーに注目が移ってしまいましたが、東京タワーはやはり東京のシンボルの一つです。増上寺も東京観光スポットの一つとしてとても有名です。
このあたりもずっとフラットです。体がきつくなってくる頃ですね。
でもこれを乗り切ったら後は楽になりますから。ポイントはマイペースをキープすることです。落ち着いてゆっくりいきましょう!
第一京浜に入り、品川区に入り、しばらく走ると15km地点。その先、JR品川駅の近くで折り返します。
15⇒20km
第一京浜〜日比谷通りを戻る
(日比谷公園の手前:20km地点)
折り返したら、来た道をそのまま銀座まで戻ります。
トレーニングはされていると思いますが、15kmから20kmというのは一度かなりつらくなります。ここは呼吸とペースを整えて淡々と日比谷公園に向かいましょう。
日比谷公園のちょっと手前が20kmポイントです。
20⇒25km
日比谷公園 〜 銀座を抜ける 〜 茅場町、浜町
(浜町中丿橋交差点を左折して少し:25km地点)
日比谷公園を抜けて数寄屋橋交差点方面に向かうあたりが21kmちょっとで全体の中間になります。
後半戦!頑張りましょう!
数寄屋橋交差点から銀座4丁目に。銀座に入ると風景がまた一変しますね。日本一のショッピング街銀座を走って抜けられるのは、東京マラソンの最大の醍醐味です。みなさん一番気持ちが高揚すると思います(*^^*)。
銀座通りを抜けて日本橋へ。水天宮前、浜町を通って清洲橋通りを北上、浅草方面へ。
私事ですが、大学を出て最初に就職した会社が、この水天宮前にありました。なので個人的にとても懐かしい地域です。昔の江戸の香りがどこか漂ってくる素敵な町です。
25⇒30km
浅草へ 〜 吾妻橋を折り返す
(蔵前橋:30km地点)
江戸通りを通って浅草へ行きます。浅草も言うまでもなく、東京の顔の一つです。雷門をはじめ観光スポットもたくさん。そして食べるものも美味しいものがたくさんあります。
マラソン中では立ち寄って食べるわけにもいきませんが、おすすめしたいお店がたくさんあります(*^^*)
雷門のところで左折し、折り返しに入り、来た道を戻ります。途中、蔵前橋のあたりが30km地点となります。
さぁ、いよいよ残り12kmです!
30⇒35km
日本橋から銀座へそして築地方面に向かう
(築地4丁目交差点:35km地点)
日本橋から銀座へと戻って、銀座4丁目の交差点で左折し、晴海通りを築地方面に向かいます。築地4丁目の交差点で左折しますがそのあたりが35km地点です。
35⇒40kmm
佃大橋を渡り月島へ
(東雲一丁目交差点過ぎ:40km地点)
入船橋の交差点を右折して佃大橋を月島方面に渡ります。
これまでずっとフラットなコースでしたが、この36km〜37km、佃大橋ではアップダウンがあり、きついです。
体もへとへとの時なので大変ですがここを越えればあとわずかです。頑張りましょう!
もうひとつ、晴海橋を渡ります。ここは下り坂。豊洲、東雲橋、このあたりはベイエリアで高層ビルが建ち並ぶ、まさに未来都市東京の象徴のようなところです。
このあと多少のアップダウンがあり、40km地点となります。
40⇒42km
ゴールの東京ビッグサイトへ
あとは2km。はやる気持ちはありますが、怪我をしないよう、無理にペースを上げないように。
都橋通りから有明に入り、東京ビッグサイト(東京国際展示場)に到着します。
堂々とFINISHのゲートをくぐってください!
ゴールイン!!
完走おめでとうございます!! やりました〜\(^o^)/
応援の皆さん、先に着いた皆さんの歓迎を受けてください!
フルマラソンの走り方
まず最初はとにかくゆっくりいってください。
7km〜10kmくらいで体が温まってきて、全身にエネルギーが回って徐々に調子が上がってきます。
よしっ!と思いますが、そこでもう一段ちょっとスピードを抑えるのがコツです。
そうすれば後半あまりスピードが落ちずに済みます。
(10km〜15kmくらいで調子に乗って張り切ってしまうと、後半がガクッと悪くなりますよ)
「30kmの壁」という言い方もありますが、30kmを越えると、足が突然動かなくなったり、いきなり全身から力が抜けるようなことがあります。私も経験しました。
それ自体は珍しいことではありませんが、フルマラソン初体験の方はびっくりすると思います。
もしそういうことがあったら、無理せず、止まって休んでください。東京マラソンの制限時間は7時間あります。怪我さえしなければ、少々休んでも時間内に完走できますよ♪
頑張りましょう!p(^^)q
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