専門の技術や経験をお持ちの方がサイトに登録していて、必要と思ったときに手軽な価格で自由にそういう方の経験を利用できる・・便利な時代になりました(^_^)。

いわゆる「スキルマーケット」とか「クラウドソーシング」と言われるサービスですが、有名なところが数社ある中で、私が自分自身も出品(出店)しており、長くお世話になっているのがココナラです。
この記事では、ココナラを初めて使う方に向けて、出品者さんを上手く検索する方法をお伝えします。
作って欲しいものがある、相談したいことがある、でもたくさんの出品者さんの中で自分に合った方を探せるのだろうか・・そんな不安をお持ちの方はぜひご参考にしてください。
出品者さんを探すだけであれば、会員登録もログインも必要ありません。ココナラのトップページから今回の記事を参考に、いろいろ検索して調べてみてください。
ただ、実際にその人に見積もり相談をしたり、メッセージを送る時は会員登録とログインが必要ですので、その時には会員登録をしてください。登録は無料です。
会員登録の仕方は解説の記事も書きましたが、トップページから簡単にできますので、ぜひやってみてください。
ココナラのトップページへ

こちらの記事で会員登録の仕方を詳しく解説していますので、参考にしてください。

以下のような内容でお伝えします。
- 「サービスを探す/カテゴリーから探す」から探す
- 「出品者を探す」から探す
- 出品者さんの詳細ページの見方
出品者を検索する入口はトップページに4つ
それでは実際に出品者さんの検索をしてみましょう。
トップページには、出品者さんを探すための入口が4つあります。
「サービスを探す」(下の①)⇒メニュー
「カテゴリーから探す」(下の②)⇒左サイドバー
「出品者を探す」(下の③)メニュー
「出品者をキーワードで検索」(下の④)ロゴ横の検索窓

ですが、「サービスを探す」と「カテゴリーから探す」はほとんど同じです。
さらに「出品者をキーワードで検索」は、名前がわかっているときに使うものなので、ちょっと異なります。
ということで、検索は実質2種類ということになります。
1.「サービスを探す/カテゴリーから探す」から探す
【PCの場合】
まず、パソコンで検索する場合です。「サービスを探す」からいってみましょう。
メニューの「サービスを探す」にカーソルを当てるとこのようなサブメニューが表示されます。

項目を見ていただければわかりますが、イラスト、デザインといったアート系から、ホームページの関係、音楽・文章の関係、ビジネス代行、転職のサポート、占い、悩み相談など、多岐に渡っています。
さらに、各カテゴリーにカーソルを合わせるとさらに小さい分類が出てきますので、この小分類から探すということになります。
ここでは例として、「書いた文章をフランス語に翻訳をしてほしい」ということで進めてみます。
「文章の翻訳」は、項目を見て行くと、上から8番目に「ライティング・翻訳」というのがあります。
ここにカーソルを当てるとさらに小分類の一覧が出てきますから、それを見ると右の2番目にありました。
ここを選ぶと右にさらに何語かというのが出てきますので、そこからフランス語を選びます。

サブメニューで「フランス語」まで選ぶと、以下のような検索結果となります。144人が検索されました。
細かい項目でさらに絞れるのですが、その説明は少し先にします。

【スマホの場合】
スマホでの出品者検索は、上のロゴとオレンジのオビの間に、ホーム ブログ デザイン イラスト・・・とあるので、ここからできます。

また、一番下のメニューの2番目、「探す」をタップすると、この画面になりますので、

「サービス(カテゴリ)を探す」のタップでもいいですし、そのまま少し下にスクロールすると、サービスカテゴリというのがあるので、そこでも選べます。
「翻訳」から「フランス語」を選ぶと、このような画面になりました。

ここからいろいろな条件を入れて絞り込みをしていきます。
予算や内容のイメージに合わせ、しっかり絞り込んで、希望の方にたどり着きましょう。
以下、検索に関わる各項目を解説していきます。(ジャンルによって検索の項目は異なります)
絞り込み検索の各項目について
カテゴリタイプ
細かい分類がある場合に表示されます。翻訳の例ですと、カテゴリタイプは言語の国別に分けてあります。サブメニューですでにフランス語を選んでいればここは済んでいることになります。

こちらは「スポーツレッスン」でのカテゴリタイプ。「ゴルフ、ダンス、水泳、サッカー」などとなっています。

提供方法
ここでは「サービスの種類」として、通常サービス、電話相談サービス、ビデオチャットサービス が選べます。

通常サービスは、「物(成果物)」を受け取るサービスです。例えば、フランス語に直したテキストファイルを受け取る、などです。基本はインターネット経由で受け取れるものですが、デザインなどでは印刷されたものを送ってもらえたりもします。
電話相談サービスは、サイト内で、音声通話をすることで完結するサービスです。例えば人生相談とか恋愛相談などですね。翻訳の場合これは無いと思います。多くは1分間いくら、という設定になっています。
ビデオチャットサービスは専用のビデオチャットを使って、リアルタイムで何かを教えたり見せてもらったりできるサービスです。例えばヨガのレッスンとか、学習のサポート、アドバイスなどがあります。
ジャンルによってはさらに細かく、ビデオレッスン、テキストチャットアドバイス、電話アドバイス、PDF・各種データファイル提供 などが選べるようになっているものもあります。
対応範囲
この項目はカテゴリーによって項目が少しずつ異なりますが、例えば翻訳では、「ジャンル」「用途」「基本内容」「業種」「言語」「無料修正回数」などが表示します。
それぞれ見ていただければおわかりになると思いますが、どんな内容を頼みたいのか、ということをここで設定できます。

出品者さんは各項目について記入していますので、あなたの希望を入れればそれに対応できる人がピックアップされます。
出品者情報
この項目は出品者さんに対して条件をつけることができます。
出品者ランク

出品者は、過去何か月の間に何件・いくらくらい売上があったか、そして購入してもらった人の評価がどうだったかなどを総合的に評価されて、ランクがつけられます。下から、レギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、とあって、プラチナが最上位です。
出品者としてココナラに登録しても、まだ日が浅い人はどうしてもランクが下になりますし、ある程度ココナラを利用していて、実際の仕事をこなして、良い評価を受けるとランクが上がります。
ランクが上の人だから良い、下の人だからダメ、とは決められませんが、一つの判断材料にはなります。
認証状況
出品者として登録するのは誰でもできますが、「本人確認」は免許証など本人を確認できる書類の提出が必要ですし、「機密保持契約締結」も相応の書類提出が義務づけられます。
二つとも、必須ではありませんが、ココナラで仕事をしていく上での覚悟のようなものですので、提出していない人よりは提出し確認が済んでいる人の方が信頼性が高いとは思います。
ちなみに私はもちろん両方済ませております。(^_^;)
最終ログイン
出品者さんが最後にログインしてからどのくらい時間が経っているかということで、24時間以内、3日以内、7日以内、1ヶ月以内、などが選べます。
もちろん出品者さんも本業があってお忙しい方が多いでしょうし、ココナラをどのくらいチェックしているかと実力は必ずしも一致しないと思います。
ただ、やはり1ヶ月もココナラにアクセスしていないという人は、ココナラでの仕事があまりないか、あまり重要視していないのだろうなとは思います。
予算
初期設定で「価格」に「指定なし」〜「指定なし」になっています。「指定なし」を押すとサブメニューで金額が出てきますので、ご希望の金額を入力します。

文字を書く系のお仕事については「文字単価」というのも表示します。これは1文字いくら、という形で発注したい時で、1文字1円から1文字10円まで1円単位で選ぶことができます。(もちろん実際には、0.8円とか1.5円とか、出品者さんと交渉できます)
お届け日数
いつ完成して納品してくれるのか、も大事な要素の一つです。1日以内、3日以内、1週間程度以内、2週間以内、3週間以内、1ヶ月以内、であなたの希望に一番近い日数を入れてください。

実績ベースでその希望に合う方をピックアップしてくれます。
上記の選択項目の下に、あと2つボタンがあるのでこちらも少しご説明しておきますね。

満枠非表示
出品者は、自分が一度に受けられる人数を設定できるようになっています。一人でやっているのに一度に何十人も受けられませんよね。責任を持った仕事をするためにも、自分で無理なくできるキャパシティの設定はとても大事です。
そのキャパシティいっぱいに仕事が入っていれば、ココナラでは「満枠対応中」という表示になり、その間は購入ができなくなります。
この「満枠非表示」のボタンをONに(クリックして色がつけばONです)して検索すれば、現時点で満枠の人がはずされます。
満枠の人は人気のある人とも言えますから、そういう人も見てみたいなら、「満枠非表示」をOFFにして、満枠の人も含めて検索するのもありです。
PRO認定を優先表示
ココナラの中には、ココナラが特別に認定する「PRO認定」というものがあります。
PRO認定に申し込むには、本業で一定の売上があるとか、多くの項目に答えたり資料を用意したりが必要で、かなりハードルの高いものです。私も一度チャレンジしましたが、見事に落ちてしまいました。
私もデザインのプロなので、正直なんで?と思いましたが、ココナラ独自の判断基準があるようで仕方がありません。
「PRO認定」を取得している人は、ココナラがこの人は特に優れていると認定をしたということなので、もちろんそれなりに価値の高いものだとは思います。
ただ、おそらく「PRO認定」を受けている人の多くは値段もそれなりに高くされていると思いますし、PRO認定を受けていなければレベルが低いかというと、決してそんなことはありません。
PRO認定をどうとらえるかは購入者さんの考え方次第です。できればPRO認定の人に頼みたいと思われるならこのボタンをONに、別にそれはいいよと思う方はOFFにして検索してください。
説明が長くなりましたが、これらを仮に設定して検索してみると、こんな感じになりました。
検索結果はご自身の検索設定が反映されたものになっているはずですが、
あらためてそれぞれの方のコメントやサービス内容を見ていきましょう。
ピンと来た方はいらっしゃいますか?

2.「出品者を探す」から探す
出品者を探す のメニューは「サービスを探す」と似ていますが、微妙に異なります。

まず、検索が最初「デザイナー、翻訳者、エンジニア」というような「人」になっています。その後、細かく小分類があるのは「サービスを探す」と同じです。
翻訳者/通訳者 から、「フランス語翻訳・通訳」を選んでみました。

検索結果が333人 と出ました。
左の登録情報の各欄にチェックを入れて、再度検索するとさらに絞り込むことができます。
これらの項目が入力されてないと悪いというわけではないので、あくまで参考ですが。

カテゴリー検索の結果との違いというと、一人一人のスペースが大きく、項目も細かく表示することです。
販売実績、評価、フォロワーの数に加え、得意分野やスキル、資格、受賞歴なども一覧できますので、その人のことがかなりよくわかります。(これらの項目は、次の章にある、その人のページに行けば全て分かりますが)
検索結果からさらに個人を詳しく見る(出品者のページを見る)
検索結果のクリックで、その方のサービスの詳細ページへ
この方いいんじゃないかな?と思う人がいたら、その欄をクリックしてください。
その方の出品サービスの詳細ページに飛びます。
例として「翻訳」の検索で最初にでてきた、C32YOさんという方のサービスを見てみます。

左にこのサービスの内容詳細、右にその方のプロフィール、経歴、得意分野、注意事項などがいろいろ書いてあります。しっかり読んでください。
この方は現在「受付休止中」ですね。(^_^;)
最終ログインは1日前なので、頻繁にココナラにアクセスされていることがわかります。
総販売実績も387件と多くてすごいですね。
本人確認や機密保持契約も済んでいる、などがわかります。
そして、「プロフィール詳細へ」からさらに詳しい自己紹介のページを見ることができます。
その方の詳細プロフィールのページ
こちらのページは出品者さんがそれぞれ作っていく「お店」みたいなものです。
ホーム(自己紹介)、実績/評価、スキル/経歴、ポートフォリオ(これまでの仕事)、料金プラン、出品サービス、ブログ、とありますのでそれぞれ見てみてください。
特に「出品サービス」はその人が提供しているサービスが一覧になっているので参考になります。

実績・評価
ここではこれまで仕事をした方の感想が読めますので、ここはしっかり目を通した方が良いと思います。
たいてい良いコメントが多いのですが、その中にも出品者さんの人となりや、仕事のやり方を感じさせるものがあるので、特にそういうものは見た方が良いと思います。
スキル/経歴
できること、使えるソフト、受賞歴、講演歴などが書かれています。
ポートフォリオ
関わった仕事や作品を見ることができます。
料金プラン
主要なサービスの値段と平均的な日数が提示されています。値段や日数は具体的には相談をしてからになりますが、ひとつの基準として見ることができます。
出品サービス
この人ができるサービスを提示するページです。ひとつひとつのサービスをクリックするとさらに詳しく読むことができます。
ブログ
私は使ったことがないのですが、ココナラの中でブログを作ることができます。使い方は自由だと思いますが、多くの方はやはり自分ができることのアピールや、仕事・サービスに関する話が多いと思います。興味があれば(そしてその人が書いていらしたら)読んでみるのも面白いと思います。
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まとめ
細かい項目もご説明したいと思ったので長くなってしまいました。
出品者さんの検索の仕方、おわかりいただけましたでしょうか。
やはり、予算とか納期などを最初にしっかり決めた上で検索するのがいいと思います。
知らない人の善し悪しをココナラの情報だけで決めるのは難しい面もありますが、まずはやってみてください。
この後、「見積もり・仕事の相談をする」または「メッセージを送る」でその人と直接やりとりをしてみるということになります。実際には検索より直接のやり取りで感じるものの方が大事な気はします。
そこはまた記事をあらためて書きたいと思います。
ちなみに私のページはこちらです(PRします!笑)。パンフレット等のデザイン制作や文章添削のご希望の方はぜひお立ちよりください。

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