突然ですが、あなたはクレジットカード、何枚お持ちですか?
私は・・ 1・・2・・3・・ あまり使ってないのも含めると10枚くらい持っているかもしれません。(^_^;
実際は、使うカードって限られてくるんですけどね(笑)
そういえば以前、クレジットカードを失くしかけたこんな記事を書きました。
いや、あの時はほんとに焦りました。(^^;;
いつも便利に使っている割に、このブログでクレジットカードについてはあまり書きませんでした。今日は私が思うカードの魅力や使った感想など書いてみようかと思います。
そもそも私のクレジットカード歴は長く、初めて作ったのは20代の頃からですから、かれこれ30年以上。長くメインで使ってきたのはJCBカードとライフカードでしたが、今は出光カードと楽天カード(楽天銀行カード)をメインに使っています。
特に楽天カードはこの2年くらいよく使っているので、この記事ではこちらをメインに書きたいと思います。
私と楽天カード
私が楽天カードを作ったのは6年ほど前です。ネットバンクでの取引が増えてきたので、当時イーバンク銀行から名前を変えた楽天銀行に口座を開設しました。そこから送ってきたのが楽天銀行の「クレジット一体型キャッシュカード」です。
↓
銀行のキャッシュカードにクレジット機能がついたもので、今よくコマーシャルしている楽天カードとは少し違いますが、基本的な機能は同じです。
当分の間は普通の銀行カードとしてしか使っていなかったのですが、楽天市場で時々買い物をするようになったことで、ふと気がついたらポイントが貯まっていたりして、面白いなと思いました。
さらに去年の暮れくらいから出張が増えて、それに楽天トラベルを使うことが増えてこのカードを使うメリットが一気に増えました。
今では、買いたいと思っているものがあると楽天市場を見てみて、ポイントが多くつくようなものがあればそちらを買ったりしています。
今はいつしかすっかりこちらがメインのカードになりました。
クレジットカードの魅力は?
私がクレジットカードの魅力として思うこと・・。
それは
- 支払日を少し後にしたり、分割にすることで、家計家計をコントロールできること
- ポイントが貯まって、それで何かを買ったりできること
この二つです。
カード会社を選ぶのに、特にこの2番目のポイント付与は大きいと思っています。
各社のポイント付与を比べるのに大きな要素が、
ポイントの還元率
と
ポイントが使える範囲の広さ
です。
それぞれ少し詳しくお話ししたいと思います。
1)ポイント還元率
ポイント還元率とは、いくら買ったら1ポイントくれるかということですね。品物との交換になるところもありますが、1ポイント1円として事実上のお金と同じに使えるところが多いです。
さらにカード会社によっては、特定の商品や特定のお店、特定のアプリを使うなどで、これが2倍3倍4倍になったりというのもあります。それを合わせて、還元率○%〜○%という言い方をします。
重要なのは、特別なアップ率より、ベーシックにいくら買ったら1ポイントくれるのかの方です。これを基本還元率という言い方もします。これが高い方が、知らず知らずに貯まってくれるわけですから。
主要なクレジットカードの還元率を調べてみました。
クレジットカード名 | 還元率 |
---|---|
楽天カード | 1%~4% |
JCB一般カード | 0.5%〜2.5% |
ライフカード | 0.5%〜1.33% |
三井住友VISAクラシックカード | 0.454%~1% |
イオンカード(WAON一体型) | 0.5%~1% |
出光カードまいどプラス | 0.454%〜0.5% |
オリコカード THE POINT | 1%~2.% |
Yahoo! JAPANカード | 1%~3% |
(2016年9月30日現在)
注目したいのは大きい数字より小さい方の数字(基本還元率)ですね。
楽天カードの1%というのは、高くないように見えますが、JCBを含め他のカードが0.5%くらいが多いのに比べると、1%は結構嬉しいです。条件次第ですが4%というのも嬉しいですけどね。(一部は7%も)
2)カードが使える範囲、ポイントが使える範囲の広さ
これは各カード会社ともいろいろ工夫をして使える範囲を広げていると思います。
そんな中でも楽天カードは、楽天市場、楽天トラベル、ファミリーマート、サークルKサンクスなどで使うことができます。
さらに
- 楽天市場で買い物をすると2%になる
- 楽天カードで楽天トラベルのサービスを利用するとポイントが2%になる
- 楽天ポイントカード加盟店を利用すると1%のポイントがつく。さらに一部の加盟店では3%がつくことも(うちの近くでも、ヘアサロンとか食事処とかあります)
- いろんなキャンペーンもある
などのサービスがあり、
記事を書いている2016年10月20日現在では、<「ポンカンキャンペーン」というのをやっていて、複数のサービスを利用することで、ポイントが最大4倍になったりします。
- 6サービスすべて利用:ポイント4%
- 5サービス利用:ポイント4%
- 4サービス利用:ポイント3%
- 3サービス利用:ポイント2%
使える場所も、先ほど挙げた楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスはもちろん、リアル店舗で言えば、サークルKサンクス、出光ガソリンスタンド、ミスタードーナツ、宅配のドミノ・ピザ、その他個別に加盟店も多くあります。
他にも
- 楽天Edyという電子マネーに交換、
- 図書カードやQUOカードに交換、
- 全日空のマイレージ(ANAマイル)に交換
もできます。
これだけポイントがつく場所・使える場所があれば、かなり貯まりやすいし、自分に合った使い方が何かしらあるはずです。
さらにスーパーポイントアッププログラムというのもあります。
2016年1月18日から始まっているシステムで、楽天市場、楽天ブックスなどで購入の際に楽天カードで決済するとポイントが4倍(4%)つくというのをやっています。さらに楽天アプリを使うと計5倍(5%)になります。楽天市場、楽天ブックスを利用する人は楽天カードが必携と言ってもおかしくないと思います。
楽天カードはどんな人に向いている?
ネットでものをよく買う人、ネットで宿の予約を取る機会の多い人は必携だと思います。
私は本を買うのはAmazonが多いですが、飲料のまとめ買いや生活小物は楽天ですし、旅行の宿はたいてい楽天トラベルで取ります。ポイントがかなりどんどん貯まるので、楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックス等を使う人は非常にお得だと思います。
もちろん、近くにサークルKサンクスやミスタードーナツのお店、出光のステーションがあって使うという人にも向きます。
ポイント利用の注意点は?
ポイントを最後に使ってから1年が経過すると失効してしまいます。
ただし、1度でも使っていればそこからまたカウントされますので、通常に使っていればまず失効の心配はないはずです。
また、楽天のポイントシステムは、仕組みが難しいです。
ここに書いたことは基本であり、さらに会員ランクやいろんな条件によるキャンペーンなどがあります。カードを手にしてからでも遅くないので、入会されるなら少しずつ見ていってください。
自分のポイントの状況は、メンバーサイト「Point Club」でいつでも確認できるので便利です。
楽天カードって問題点はあるの?
ネットの口コミを見てみると楽天カードに対するいくつか問題点が見受けられます。私が数年使ってみた感想としては、これといった問題点は感じていないのですが、ネットでよく言われていることをピックアップして、私の見方とともに書いてみます。
1)広告メールが大量に届く
「大量」と言えるかわかりませんが、確かにいろいろ広告メールが来るようになります。私は気にしませんが、うっとおしいと思われるのもわかります。メールソフトで振り分けてしまう方法もありますし、「e-NAVI」という楽天カードのオンラインサービスから配信の停止ができます。
2)サポートセンターの電話番号がわかりにくい
楽天カードのトップページhttp://www.rakuten-card.co.jp から
お客様サポート>お問い合わせ>お電話によるお問い合わせ と進めば当該ページに行くのですが、確かにわかりにくいです。改善してもらいたいところです。
サポートセンターで直接オペレーターの方と話すには
0570-66-6910(営業時間 9:30-17:30)または
092-474-6287(営業時間 9:30-17:30)です。(有料)
3)サポートセンターが繋がらない。有料なのが嫌。オペレーターの感じが悪い
カード会社のサポートセンターが繋がりにくいのは残念ながらどこもそうですね。JCBにかけてもライフカードにかけても本当に繋がりません。楽天カードでもかなり待つことを覚悟することは必要です。
サポートセンターの電話が有料なのも、結構あちこちであるので、私はやむをえないと思っています。オペレーターの方の感じが悪いという口コミもありましたが、私もかけたことがありますが、普通に感じ良かったですよ。
4)利用明細を送ってくれない。送るときは有料になる
これは本当です。ただ、これを問題点と取るかどうかは微妙です。利用明細はネットでいつでも見られますしプリントアウトできますから、わざわざ郵送してもらう必要がありません。送ってもらいたい場合は月80円かかりますが、すごいデメリットとも思いません。
5)入会特典としてもらえるポイントの多くは期間限定
入会時に楽天ポイントがたくさんもらえるとコマーシャルでもいっていますし、それが魅力だと思って入る方も多いのですが、そこはちょっと落とし穴があります。入会時の特典としてもらえるポイントは10日〜15日程度の有効期間です。うかうかしているとあっという間に失効してしまいます。ここは要注意です。
6)楽天ETCカードは、年会費が有料
楽天カードを作ると、別途、楽天ETCカードも持つことができます。楽天ETCカードをETCで使うと、通行料金100円につき1ポイントがもらえるのでさらにポイントが貯まります。
高速道路を利用することが多い人は嬉しいサービスですが、これもちょっと要注意点が。楽天カードは年会費無料ですが、楽天ETCカードは年間500円+消費税がかかるんですよね。高速道路の利用が多くなければ損になってしまう可能性もあるということです。
(プラチナ会員・ダイヤモンド会員という、上級会員になれば楽天ETCカードは無料になります)
7)強制退会させられることがある(?)
私は経験がありませんが、オンラインサービス「e-NAVI」に突然エラーメッセージが出て、カードが使えなくなり、あげくに強制的に退会させられてしまうということがあるようです。
これがネットの一部で「使いにくい」という話になっているのですが、これ、調べてみると、利用者が支払いに遅れたとか他社を含めた利用状況が悪いという時にそうなるようなんですよね。要は信用がなくなった時になる話。普通に使っている分には問題のない話です。
以上7つ、楽天カードの問題点としてよくネットで見るものを挙げてみました。
でもあらめて見ると、その多くが利用する側が理解不足だったとかが多いと感じます。楽天カードに限りませんが、やはり使うにあたってこちらも勉強をする必要はあります。もちろんカード会社側に改善を求めたいこともありますが、ネットで言われるほどではないと、私は思います。
楽天カードの、ポイント還元率、利用できる場所と、問題と言われているいくつかの項目について書きました。
正直、楽天カードのポイントシステムはわかりにくいです。会員向けにいろんなサービスやキャンペーンを増やすのはいいのですが、ちょっと煩雑になっている気がします。その辺はもう少しシンプルにしてほしいと思います。
それにしても、トータルではかなりお得で、便利に利用できるカードだと思います。実際私は便利に使えていますし、ポイント面で言うと他社よりかなり有利と思います。
あなたがこれから1枚カードを作りたいと思われるなら、自信を持ってお勧めできます。
もちろん使いすぎには気をつけて、お得にカードライフを送ってくださいね!
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