マラソン好きな私は、住んでいる広島から、遠くは秋田・青森のマラソン大会にも参加してきましたが、残念ながら北海道にはまだ行ったことがありません。
北海道の広い大地も澄みきった空気にも本当に憧れます。
遠からず、きっと行ってみたいです。
北海道のマラソン大会もたくさんあると思いますが、中でも有名なのは、5月の洞爺湖マラソン、6月の千歳国際マラソンとサロマ湖100kmウルトラマラソン、8月の北海道マラソンといったところでしょうか。
遥か北海道の風景を思いながら、北海道のマラソン大会のエントリー日程や、コース、詳細などをまとめてみたいと思います。
まずこの記事では、6月の「千歳JAL国際マラソン」のエントリーや開催日程、楽しみ方などについてまとめてみました。
第40回を迎えた千歳JAL国際マラソン
「千歳JAL国際マラソン」。2020年は第40回になるんですね。
かつて一時期JALの危機がありましたが、マラソン大会がずっと続いているのは嬉しい限りです。
実は私、千歳国際マラソンとは縁がないわけではないんですよ。
毎年参加していた「ひろしま国際平和マラソン」の抽選会の、1等賞が「千歳国際マラソンご招待!」だったんです。
当たりませんでしたけど・・・(笑)(^_^;
なので、私の中で千歳国際マラソンはとても近いんです。
2013年の千歳国際マラソンの様子を写した動画がアップされていましたので共有させていただきます。あの「公務員ランナー」川内優輝選手も参加されてたんですね!
千歳JAL国際マラソンのコースは
まずスタートとゴールですが、
スタート:青葉公園~支笏湖林道
ゴール:千歳市スポーツセンター ダイナックス アリーナ です。
コース図を描きましたのでご覧ください。
青葉公園をスタートし、西へ。約9km走ったあたりでハーフとフルはコースが分かれます。
ハーフはそのまま少し走り、同じ道を折り返し。フルは南下してぐるっと回って、前半とは違う道を通って戻ります。
青葉公園内の千歳市スポーツセンターでフィニッシュです。
高低図です。
ハーフは2度急なアップダウンがありますがあとはほぼフラット。
フルは18kmくらいから22kmくらいにかけて長い上り坂があって、これがかなりきつそうですね。
(コース図・高低図は2014年の大会パンフレットを参考に作成しました)
コースの特長
特長1. 未舗装の林道
この大会のいちばんの特長は、コースの8割が舗装されていない林道を走るというところです。
フルマラソン42.195kmのうち約34kmが未舗装林道。その他の部もその多くが未舗装。
大会事務局の方で清掃や整備はされているようですが、道幅は狭く、砂利もあり、ごつごつしていたり木の枝が転がっていたりと、林道ならではのハードさは覚悟した方がよさそうです。
私もそこまでの経験はありませんが、林間コースは大好きなので、すごく惹かれます。大会のパンフレットには「森のトンネルの中を走っている気分」とありましたが、いいなぁと思います。
「道が走りにくい」という感想もありましたが、この大会に集まる人はきっと、そういうちょっとワイルドなランが好きな人たちだと思うし、いいんじゃないでしょうか。(*^^*)
最大標高差が155mあり、アップダウンも少しハードそうです。なので、ひざに問題のある方は注意してくださいね。
特長2. 交通規制がほとんどない
マラソン大会がブームになってくるにつれ、交通規制で地元の人の生活に支障が起きることも、徐々に問題視されてきました。
この大会では、メイン会場のスポーツセンター周辺以外では交通規制がほとんどありません。
地元の生活に優しい配慮ということも、注目されていいと思います。
特長3. 充実した距離表示、給水所、トイレ
走った距離の表示は1kmごと、給水所は5kmごと、トイレも各給水所と折り返しに配置されてるとのこと。ランナーの気持ちにすごく配慮がされているなぁと感心します。
参加された方の感想を読んでも「給水所がちょうどいいところにあってうれしい」「給水所の運営がパーフェクト!素晴らしい!」と評判がとてもいいです。
給水所には、水やスポーツドリンクはもちろんですが、バナナやレモン、氷砂糖、各種のパンなど、しっかりお腹も満足できるので、うれしいですね!(*^^*)
特長4. フルマラソンの部の制限時間が6時間
フルマラソンの制限時間は6時間とされていますので、ゆったりと完走できます。
特長5. ウエーブスタート
今年から、フルマラソンの部、ハーフの部は、グループに分けて時間差でスタートする「ウェーブスタート」となりました。
よりスムーズで安全なスタートができそうで、いいですね。
第40回大会の詳細
日程
2020年6月7日(日)に開催予定です。
ただし、新型コロナウイルスのために開催が微妙な状態にあるのは冒頭で書いたとおりです。
エントリー
エントリーは終了していますが、来年の参考のために書いておきます。
- インターネットの場合
2020年2月8日(土)~3月31日(火)
ランネットで申込み http://runnet.jp/runtes/ - 電話エントリーの場合
2020年2月8日(土)~3月31日(火)消印有効
TEL.0570-001-661
事前に「電話会員登録」が必要です(無料)。上記の電話番号に一度電話をして登録、その後改めてかけ直すという手続きとなります。
※エントリーの最終日は、なぜか公式サイトでは3月27日(金)、案内パンフレットでは3月31日(火)になっていました。(^_^;
※締切日以前でも、定員に達したら募集が打ち切られますのでご希望の方は早めの申し込みをおすすめします。
種目
種目は全てのランナーに向けてひととおり揃っていてうれしいです。
- フルマラソン5,000名(参加料 一般6,500円/高校生2,000円)
- ハーフマラソン3,900名(参加料 一般5,200円/高校生2,000円)
- 10km 2,000名(参加料 一般3,500円/中学生・高校生2,000円)
- 3km 550名(参加料 一般3000円/小学生・中学生・高校生2000円)
- 3kmファミリー(大人1名と小学生1名〈2名分〉4000円、大人1名と小学生または大人2名と小学生1名〈3名分〉5000円)
- ナンバーカードと計測チップは5月上旬に発送されます。
- 完走証は即日発行。
大会会場
メイン会場は千歳市スポーツセンター ダイナックス アリーナです。
地図はこちらをご覧ください。
千歳JAL国際マラソン実行委員会事務局
TEL.0123-24-2320(火〜土、8:45〜17:15 ※祝日を除く)
〒066-0046 北海道千歳市真町176-2 千歳市スポーツセンター ダイナックス アリーナ内
公式サイトは→https://chitose-jal-marathon.jp
千歳JAL国際マラソンパンフレット発送センター
TEL.03-568-5430(自動音声)
〒152-8532 東京都目黒区原町1-31-9)
請求期間:2月1日(土)〜3月25日(水)必着で次の①②を送ってください。
①大会名と希望部数を記入した用紙
②返信用封筒(住所・氏名を書き、郵送料分の切手を貼ったもの)
※郵送料は【1部〜6部は長形3号で】1〜3部:94円、4〜6部:140円
【7部〜20部は角形2号で】7〜9部:210円、10〜20部:250円
交通アクセス
メイン会場の青葉公園は、千歳空港からもJR千歳駅からも大変近いので、アクセスは最高です。
私が行くとすれば福岡から飛行機でということになります。すごく遠いみたいだけど、着いてからが近いですから、むしろ遠方からでも参加しやすい大会と感じます。
JR千歳駅・JR南千歳駅横から歩ける「住吉ソフトボール場」からメイン会場の千歳市スポーツセンターまでシャトルバスも出るようです(バスで8分)。
宿泊は千歳市内にもたくさんホテルがありますし、札幌までJRで40分ほどなので観光を兼ねて札幌に宿をとるのもいいですね。
マラソンツアー
JALがメインスポンサーなだけあって、東京・大阪・名古屋・福岡から「JALマラソンツアー」が企画されます。
大会の前日出発〜2日間または3日間。宿泊ホテルへの送迎はもちろん、専用バスでコースの下見ができたり、ホテルでのツアーデスクで選手受付ができたり、いろいろな面でお手伝いやサービスをしてくれます。
お問い合わせ・申し込みは
株式会社ジャルパック TEL.090-3155-3333(9:00〜18:00)
参加賞と抽選会
この大会は、参加賞や抽選会もなかなかのものです!(#^.^#)
まず、フィニッシュ後には全員にアミノバリューと地場産スイーツが配られます。
参加賞は例年、オリジナルタオルが出ています。
また、ファミリーの部に参加の人は、1ファミリーに1枚、ご希望のサイズのTシャツがいただけるようです。
お楽しみの抽選会では
- ラッキー賞/ナンバーカードの下2桁が「40」の方にオリジナルTシャツ
- 遠来賞/最も遠くからの参加者に記念品
- 長寿賞/80歳以上の参加者に記念品
- 特別賞
「JALパックで行くハワイ5日間ツアーにペアでご招待」フル、ハーフの完走者の中から抽選で1名様」
「いぶすき菜の花マラソンにご招待」千歳市内に在住のフルマラソン優秀者 - スポーツグッズなどが当たる抽選
- さらに今年は特別に、40年を記念して、エントリーした全ランナーから抽選で40名に「千歳市ふるさと納税返礼品」が当たります。
など
これはまた豪勢ですね!!(@o@)
以前は大会プログラムに笏湖温泉「日帰り入浴半額券」が印刷されていたみたいですが、今はどうなのかな。ちょっと調べられませんでしたが、今もそうだといいですね。
終わりに
自分が林間コースを走るのが大好きなので、この大会はたいへん興味があります。
フルマラソンの制限時間が6時間なのも参加しやすいと思います!
私もいつか、札幌観光を兼ねてぜひ一度参加したいと思います。2020の大会に参加予定の方はぜひ楽しみにしてください♪
(それにしても、開催されるかどうかが気になりますが・・・)
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