公式サイトはこちらです。→https://www.sakuranbo-m.jp
「さくらんぼマラソン」正式名称:果樹王国ひがしね さくらんぼマラソン大会)は、毎年6月初旬の日曜日に、山形県のさくらんぼの町・東根で行われるマラソン大会です。山形県では最大のマラソン大会だそうです。
私は2013年・第12回大会に参加しました。この記事ではそのときの体験談と、今年2020年大会のコースや詳細をお届けします。
現時点(2020年4月8日)ではすでにエントリーは終わっていますので、今年参加されない方は来年を楽しみに、ということになりますが、楽しい大会なので、ぜひ読んでいただき、参考にしていただきたいと思います!
2016年の第15回大会の模様を写した動画を紹介させていただきます。走りながら撮ってらっしゃるので揺れがありますが、大会の楽しい雰囲気がすごく感じられます。行った時のことをリアルに思い出しました!(*^_^*)
2020年大会の日程は?
まず、今年2020年・第19回大会の開催日です。
開催日は2020年6月7日(日)です。
以前は第2日曜だったかと思うのですが、最近は第1日曜に行っているようです。
エントリーは
すでにエントリーは終わっているので、来年に向けての参考にということになりますが・・・
申し込み方法はインターネット・Famiポート・電話・FAXでの4つですが、全て
2020年2月1日(土)〜3月31日(火)でした。
※電話・FAXは10:00~17:30(平日のみ)の対応となります。
この大会は大変人気が高いです。各種目とも、定員になり次第締め切られます。来年も締切日よりだいぶ早く定員に達すると思われます。参加ご希望の方はぜひ早めの申込みをしてくださいね。
それ以外の開催概要については後でもう一度まとめます。
山形は私が住む広島からはかなり遠いのですが、旅行もしたかったし、周辺に素敵な観光地もあるし、さくらんぼを食べるのも楽しみだし・・・奥さんと話して、二人で行くことにしました。
近場を走るのもいいのですが、たまにはそういうのもいいですよね☆(^o^)
大会前夜の宿泊について
私は、広島から東京まで山陽新幹線と東海道新幹線、そして上野から山形新幹線で山形へ。新幹線はとても快適でした。
宿泊は・・・予約が結構大変でした。(^_^;
半月前くらいに宿泊の予約をしたのですが、すでに時遅し!大会前夜の宿泊は、やはりさくらんぼ東根周辺の宿は全て満室でした。
さらに、奥羽本線・新庄側の1つ隣に東根温泉(JR東根駅)が、3つ山形寄りに天童温泉(JR天童駅)があるので、その2か所も探しましたが、ダメでした。
いろいろ探して、かろうじて山形駅前のビジネスホテルが空いていたのを予約しました。
やはり人気の大会の前夜の宿泊は、かなり前に予約しないとダメですね。
まぁでも、山形駅からでも朝早くホテルを出ればJRで7つめ、31分で「さくらんぼ東根」に行けるので、特に問題は感じませんでしたが・・。
いずれにしても前日宿泊の人は早めに宿を取っておいた方がいいというのを改めて実感しました。
会場の地図はこちら。会場はJR奥羽本線「神町駅」から約2kmの、陸上自衛隊神町駐屯地です。
会場と大会の詳細
種目とコースは?
種目は
- 3km(小学生高学年〜中学生)
- 3kmファミリーの部(小学生低学年と保護者のペア)
- 5km
- 10km
- ハーフマラソン
の5つです。
3kmと5kmの部は、自衛隊の敷地内を走って折り返してくるコース、
10kmの部は、自衛隊の敷地から神町の市街地を走り、大森小学校、神町中学校を回って帰ってくるコース、
ハーフマラソンの部は、そこからずっとさくらんぼ農園の方を回って戻ってくるコース、です。
全体的にゆるやかなアップダウンが続きますが、走りやすく気持ちいいコースですよ♪
メイン会場は?
先ほども書きましたが、さくらんぼマラソンのメイン会場は山形市神町にある自衛隊の駐屯地です。
JRでは「神町」が一番近いのですがそこから歩くのはちょっと遠いです。
「さくらんぼ東根」の駅から大会スタッフの方々がマイクロバスでピストン運転してくださって、私たちもそれを利用して楽に会場まで行くことができました。
大会スタッフの皆さんは終始とても丁寧で感じが良かったです。感謝です!!(^o^)
自衛隊のエリアに立ち入るなんて経験は誰もそうそうないですよね。もちろん私も初めてです。そういう意味でも貴重な体験です。
すごく広い敷地に、居住用の建物や学校のような建物が点在し、その合間に、装甲車のようなカーキ色の車がたくさん並んでいます。
「第○連隊」とか書いてあるのを見るとちょっとドキッとしてしまいました。
この駐屯地をメイン会場に、5km、ハーフ、3km、続いて私と奥さんが参加した10kmも、9時半にスタートしました。
参加人数は?
参加者は合計で1万2,000人です。
(ハーフ:6,500人、10km:3,000人、5km:1,500人、3km:ファミリーの部含め1,000人)
山形県内では最も大きな大会だそうです。確かにとても人が多くて賑やかでした。沿道の声援もすごかったですよ♪
ゲストランナーは?
この大会には。毎年有名なアスリートの方が来られます。
2020年のゲストランナーは、プロランニングコーチの金哲彦さん、世界陸上の銅メダリスト・千葉真子さん、スキーヤーの荻原次晴さんです。ずいぶん贅沢なメンバーですねっ!
暑さに注意!
6月上旬の大会ですが、日差しにも注意が必要です。私が出た2013年の大会は、薄曇りでスタート時に21℃で快適でした。
ところが、途中からどんどん暑くなり、肌が弱いのに日焼け止めを塗っていなかった私は、肌が焼けて大変な思いをしました。
なので、まだ6月とあなどらないで、日焼け対策はきっちりしてください!
お目当てのさくらんぼは?(笑)
さくらんぼの産地東根で行われる、その名も「さくらんぼマラソン」です。
きっとたらふく食べられるはず・・・
と思っていたのですが・・・
はい、食べられました~☆♪\(^o^)/
・・・・ 9コ ・・・(笑)
参加賞で、全員にいただいたのがこれ ↓ ↓ ↓
それと、おにぎり2コいただきました。
さくらんぼ・・ぺろっと食べちゃいました(^_^; すっごく美味しかったですよ~♪
正直、もうちょっとほしかったけど・・・
まぁでも、12,000人の参加者ですからね。9コで単純計算しても、10万個以上のさくらんぼが必要で、そりゃあ大変ですよ。お値段も高いものですし。
そして、スイカマラソンの「給スイカ所」を知っていますので、ここではレース中、さくらんぼが給水所に置いてあるのでは?と期待しましたが、残念ながらそれはありませんでした。う〜ん 残念・・・(ToT)
ただ・・・ その夜泊まった旅館のテレビで見たニュースで、ハーフの部はさくらんぼ農園の方を走り、沿道で農家の人たちがさくらんぼを大量に持ってランナーに手渡しされていたのを知りました。
私が走ったのが10kmの部だったので、そういうのがなかったんですね。う〜んハーフに出ておけばよかったなぁ(笑)
ということで、可能でしたらハーフに出られた方が、さくらんぼがたくさん味わえてオススメかと・・(*^^*)
2014年からハーフのコース沿いには「ひがしね特産エイド」というコーナーが出来ているそうです。凍らせた佐藤錦、地元産果物を使ったジュースとゼリー、漬け物などが用意されていたとのこと。
その方も、「折角出るのであればハーフがおススメです。」と書いてらっしゃいます。
↓よろしければ、下のコメントをご覧ください。
沿道の皆さんが温かい!
沿道といえば・・・この大会、沿道の応援は本当に素晴らしかったです。
幼稚園の園児、小中学校の生徒たちがいろんなところで長く並んで応援してくれてました。
それぞれ手に手に「宮城県がんばっぺ!」とか「京都府頑張れ」「神奈川県がんばって」とか書いたプラカードを持って。そしてみんな、ランナーとタッチをしようと小さな手を精一杯伸ばしてくれてます。
僕も何十人・・・いや 百人、二百人・・・多くの子どもたちやおばあちゃんたちとタッチをしました(#^.^#)
あれは良かったなぁ〜 本当に元気をもらいます。走る疲れが吹き飛ぶし、心がほんとにほっこりしました♪
応援、本当に本当に素敵でした。最高でした! 地元の皆さん、ありがとうございました!!
これ、参加賞のTシャツです。各地の大会のおみやげTシャツは白が多い中、濃紺のTシャツは珍しく、デザインも好きで気に入っています。
さくらんぼの個数にちょっと愚痴ってしまいましたが(スミマセン・・)、Tシャツ+さくらんぼ+おにぎり+完走証ですから、他の大会と比べてもかなり良心的と言えます!
この大会、オススメします!!
大会概要まとめ
以下、2017年大会については現時点で全くわかリませんが、これまでの開催概要から書いておきます。多分大きく変わることはないとは思いますが、その点ご了承ください。
陸上自衛隊神町駐屯地(山形県東根市神町南3丁目1竏窒P)
および神町地内フルーツライン周回コース
<種目・定員>
ハーフ(6,500名)、10km(3,000名)、5km(1,500名)
ファミリーの部・3km(1,000名)
<制限時間>
3kmの部:30分
5kmの部:50分
10kmの部:1時間35分
ハーフマラソンの部:3時間
※ハーフの制限時間は私が参加した回は2時間40分でしたが少し長くなりました。より参加しやすくなりましたね!
<エントリー>(すでに終了しています)
インターネット(ランネットなど)・Famiポート・電話・FAX
2020年2月1日(土)〜3月31日(火)
※電話・FAXでの申込みは、10:00~17:30(平日のみ)の対応です。
※郵便振替による申込は出来ません
<参加費>
一般3,500円、高校生2,000円、小中学生1,500円
ファミリーの部(親子ペア)4,000円
<関連イベント>
前日土曜日の午後に、
- 天童駅前で歓迎セレモニー
- さくらんぼ東根駅前で歓迎セレモニー
- 東根市屋内多目的コートで歓迎レセプション
大会当日、会場で
- さくらんぼ種飛ばし大会
- 東根市・天童市・河北町共同観光物産フェア
- さくらんぼが当たるじゃんけん大会
など
<お問い合わせ>
果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会実行委員会(東根市役所ブランド戦略推進課内)
電話 0237-43-1158 平日8:30~17:15
またはホームページのお問い合わせからどうぞ
周辺観光とグルメ
今回は、マラソンとともに、観光とグルメも楽しみにしてきました。
山形は、さくらんぼのほかに、おそばとラーメン、牛肉が有名です。
まず、到着した土曜の夕飯を、山形駅徒歩10分の「庄司屋」という老舗のおそば屋さんで食べました。江戸末期・慶応年間の創業だそうです。
当日、マラソンを終えた後は、いったん山形駅まで戻り、そこからバスで蔵王温泉へ。「源七露天の湯」というところで露天風呂を楽しみました。
バス停を降りるとぷーんと硫黄の香りがする町並み。お風呂も古いですが雰囲気があります。解放感最高でした~☆♪
途中で、蔵王温泉名物「玉こんにゃく」を売っている土産物屋のおばあちゃんがいて、思わず、買って食べました。丸い玉状のこんにゃくを出し汁で煮たものにからしをつけていただきます。素朴な味がして、美味しかったです。3コが串に刺さっていて、100円でした。
その夜は、山形駅からJRで4つほど行った天童温泉の旅館「檜風呂の宿つるや」に予約をとっていました。食事もお風呂もとても良かったです。
翌日はこの旅行で奥さんが行ってみたいと言ってた山寺(立石寺)に行きました。
石段が1000くらいあって、かなりハードです。香川の金毘羅宮の石段もきつかったですが、それに負けず劣らずハードでしたよ。
その石段を登り、頂上にあるお寺が「立石寺」。まさに天空のお寺です。その中にある、パンフレットにもよくある「五大堂」というスポットにも行きました。
山を下りた後は、近くにある「山寺芭蕉記念館」を見学してきました。
松尾芭蕉が、奥の細道で「閑(しず)けさや岩に染み入る蝉の声」と詠んだのはこのお寺のことだそうです。
マラソン大会は、もちろん走ること自体が楽しいのですが、その土地の名産品を味わったり、観光名所を訪ねたりというのも本当に楽しいですね。
さくらんぼマラソンに行かれたら、少し時間を作って、ぜひこれらの場所も楽しんで帰ってくださいね!
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 出典;さくらんぼマラソン2017のコースと日程は?&大会参加レポート! […]
今年(2014年)からハーフのコース沿いには「ひがしね特産エイド」なるコーナーが出来てましたよ!大会側から、凍らせた佐藤錦、地元産果物を使ったジュースとゼリー、漬け物などが用意されていました。そんなことからも、折角出るのであればハーフがおススメです。あとは私設エイドで、地元自治会の方々が前日にわざわざ手打ちで準備してくださったという蕎麦もありました。今年は地元特産品・グルメが大充実といった感じでした。
2014年出場ランナー♪さん
コメントありがとうございます!嬉しいです!
今年走られたんですね!「特産エイドコーナー」ができたんですか。へぇー。
2013の時は無かったと思います。ほんと地元特産品・グルメ充実してきましたねー。(*^^*)
記事にも書きましたが、私が出たのは10kmで、
コースのせいか途中でそういうサービスがありませんでした。
後でニュースでハーフの方はさくらんぼ配ってたと知って、あちゃーでした(笑)
これやっぱり絶対ハーフの方がおすすめですよね。
広島から遠いですがぜひまた行きたいです。今度はハーフで!(笑)p(^^)q
ブログ、また遊びに来てくださいね♪