マリッジブルーという言葉が使われだしたのはいつ頃からでしょうか。
幸せの絶頂にいるはずの婚約中の人、主として女性が、故郷や友人との別れ、義父母との生活の不安、その他いろんな環境の変化、などで強い不安や孤独感にさいなまれる・・・
とはいえ、今の時代は、ひと昔前とは「嫁」の立場も変化し、義父母との同居も減ってきましたし、今ではマリッジブルーも減ってきたのかもしれません。
今はマリッジブルー以前に、30代40代でも未婚の男女が増えました。
今読んでくださっているあなたも、そうでしょうか?
30代半ばになる私の甥や姪、いとこの子どもたちもそうですし、知人の息子さん、娘さんの中にも未婚の方がとても多い印象です。
女性がキャリアアップする環境が増えた、草食男子が増えた、収入が上がらない、など理由はいろいろでしょうが、けっこんしたくないのならいざ知らず、結婚したいと思うのにできないというのはやはり大きな問題だと思います。
結婚をするための努力、いわゆる「婚活」もすっかり定着した感がありますね。
特にあなたが男性との出会いの場が少ないのなら、婚活パーティー等も、大いに行かれるといいと思います。
もちろんご自分でも気になっているでしょうし、親やまわりからも言われるでしょう。一生のこと、慎重になるのもよくわかります。
婚活はどうかできるだけ楽しむようにしてくださいね。(^^)
そんな中、ちょっと気になる話が・・・
ここ数年、婚活をしている女性の中に、うつや腹痛などの症状を訴える人が増えているそうです。
あなたは、大丈夫ですか?
婚活で多くの男性と出会いを繰り返す中で、お互いに断るのは自由とはいえ、やはり何度も断られると滅入ってしまいます。
逆に相手の方を断るのも、よほど心の強いの人でない限り、大きなストレスがかかり、知らず知らずに精神的な負担となるものです。
「ごめんなさい」をされた時に、決して自分の全人格を否定されたわけではないのにそんな風に感じてしまい、落ち込んでしまうことも少なくありません。
そしてこの、「自分を全否定されたように思う」体験を繰り返し体験することが、うつ病を発症させやすくなっているということがわかっています。
怖いですね・・・
婚活をする女性もいろいろですが、男性との接触が少し苦手な人が多いのも確かです。
そんな人が婚活の努力の中で、さらに男性恐怖が強まることは想像に難くありません。
気持ちが落ち込んだり、過敏性の腹痛を起こしたり、いろんな形で身体に症状が出ることも知られています。
さらに、婚活が長引けば、精神的疲労感がたまり、<自分はダメなんじゃないか、自分の人生これまでじゃないかとますます落ち込み、不眠、さらにはうつと進むケースもあります。
冒頭にも書きましたが、それでなくても婚活中は何かと不安になりやすく、心が疲れやすいものです。
自分が悪いのでは、自分がおかしいのでは、と思わないでください。
また、婚活を自分だけのことと思い過ぎないでください。
体調不良が感じられたら、無理せずゆっくり休んで、気分転換をしてください。
万一、症状が重くなってきた時には、心療内科など専門医の受診をおすすめしますが、周囲の人も、温かく見守って、優しくサポートしてあげる気持ちも持ってあげたいものです。
あなたを待っている王子様は必ずどこかにいます。
焦らないでくださいね。
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