一人暮らしのあなた! 年末の大掃除、やってますか?
かく言う私も、一人暮らし歴が長いのですが、正直、やったりやらなかったりです。
だって、年末本当に忙しいもの!
・・・って偉そうに言うことではありませんが、
年末って仕事の進行が前倒しされて忙しいし、年賀状に、忘年会のお誘いに……
さらに以前は実家に帰省するのでその分使える日数も減ってて
そんなときに、一年間の大掃除も! なんて思うと、正直、うんざり……でした。(ーー;)
こんな慌ただしい年の瀬に、なんで?と思いますが、やはり気持ちのいい新年を迎えるためにもできる限り頑張りたいものです。
(年の瀬に大掃除をすることは、別途、宗教的な意味もあるようです。それについては記事の最後にお伝えします。)
まず、掃除のプロの方の参考になりそうな動画があるので掲載します。
一部、道具が必要など少し難しいこともありますが、ヒントにはできますよ。
それにしても・・・
一人暮らしではどんなに忙しくても誰も手伝ってくれません。一人はモチベーションだって上がりにくいです。
一人暮らしには一人暮らしの大掃除のやり方があると私は思います。
工夫で掃除のモチベーションをアップ!
一人で掃除をするのはモチベーションを保つのが大変ですね。
工夫1:完璧にはやらない
まずは完璧にはやらないことをおすすめします。
無理はしない、できなければ全部はやらなくていい ということです。
全部やらなくちゃなんて思ったらそれだけで気が滅入ります。
工夫2:回数を分ける
もう一つ。一度にやろうとせずに、回数を分けてみるのはどうでしょう。
1日4時間×4回 どうですか?これならできそうでしょう?(*^^*)
4回をどう使ってもいいのですが、例えば
- キッチンまわり
- お風呂とトイレ
- 天井と窓
- 不要物の処理
と分けられますね。
12月に入ったら、土日の4日間、午前中に大掃除の予定を組んじゃいましょう。
朝9時からお昼の1時まで頑張って、終わり!
お昼ご飯を食べて、その後は自由なことをする! そう考えたら続けやすいです。
それを4回。それでできる範囲やる、できないものは新年にやる(笑)。
それくらい気楽に構えていいんじゃないですか。
工夫3:好きな曲を聴きながら!
これはやってらっしゃる人も多いと思いますが、作業中にお気に入りの音楽をかける、なんてのもいいですね♪
できれば気持ちがウキウキし、つい体が動くような、アップテンポで明るいものがいいと思います。
工夫4:時短しよう
一人でやる大掃除であればなおのこと、「時短の工夫」は大切です。
- 晴れていれば、ます布団を干してから作業。
- トイレやお風呂には、放置型の洗剤をかけておいてから他の作業。
- 換気扇やガスコンロなど汚れの強いものを洗う時は、洗剤を入れたお湯に先につけておく(動画にもあります)。シンクに入らないようなら大きなビニール袋に入れて洗剤をかけ、口をしばってしばらく置いておくと同じような効果があります。
それらをまずしておいて、他の作業をする。そしてその後、水で流すなどすれば、より簡単に落ちるので時間が短縮できます。
※強い洗剤を使う時には吸い込まないように十分注意してください。
大掃除で特に心がけたい掃除の仕方
不要物は思いきって捨てる
不要物は、大きな袋か段ボールを用意しておいて、「ゴミとして捨てる」「残しておく」「売る」の3つに分けましょう。「とりあえずおいておく」は極力しないように。
ここは、思い出にひたってちゃダメですよ(笑)
上から下へ
ほこりは当然上から下に落ちてきます。部屋の中の掃除は上から下へ(天井→棚→床)が原則です。
水ぶきをしよう
化学雑巾の使用を勧める人もいますが、私は水ぶきをお勧めしたいです。
雑巾2、3枚とお水(ぬるま湯)を入れたバケツがあればOK。ほこりももちろん、こびりついた汚れも取れます。いかにも大掃除をやったといういい気持ちになります。
床や窓、電灯の裏など、水ぶきできるところは水ぶきしましょう。化学雑巾はほこりは簡単に取れますが、汚れはとれにくいですから、天井や棚の中などに使うと便利です。
窓は特に歯ブラシなどを使ってしっかり汚れをとる
使い古した歯ブラシは細いところにまでブラシが入るし、掃除用としてとても便利です。特に窓のサッシなどは歯ブラシと中性洗剤を使うとかなりきれいになります。
完璧を考えない
繰り返しになりますが、完璧を目指さないことです。それでなくても忙しい時期。思っていたことの7割できたら十分です。自分を誉めてあげましょう。
また、小さいスペースをきれいにすると、「やった」感が起きて、モチベーションが上がりますよ。
普段の心がけ
大掃除とは少しずれますが、使ったものは決まった場所に戻す、まとめて片づける、なるべく捨てる。それを守ることで普段がずいぶんスッキリしてくるし、ひいては大掃除も楽になります。
大掃除は神様を迎えるための行事だった
冒頭、なんでこんな忙しい時に・・と書きました。もちろん新年を気持ちよく迎えたい、というのもありますが、本来は少し違う理由があったようです。
江戸時代から12月13日を<正月事始めといって、年神様をお迎えする準備を始める習慣がありました。
この時にやるのが「すす払い」で、この日は仕事を休み、家族総出で家中を掃除する、そして神様を迎える準備をする、そういう宗教的な意味合いがありました。
それが今、宗教的な意味合いがほとんどなくなってしまいましたが、「大掃除」という形で残りました。
由来を知ると、やはりこの時期の大掃除には意味があるのだと、あらためてやらなくちゃという気になりました。(そして年末じゃなくていいんだと知りました)
まとめ
神様をお招きすることを考えるかは人それぞれですが、新しい年を気持ちいい部屋で迎えたいと思うのは誰でもそうだと思います。
一人だって「できる範囲での大掃除」をして、爽やかな新年を迎えましょう!
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