しし座流星群2016!今年は見られる?

しし座

宇宙からのプレゼント、流星群。大自然が与えてくれる最も美しいものの一つですね。
私のまわりにも流星群のファンがたくさんいます。私はその時の流星群のニュースに乗ってしまうにわかファンですが(笑)、それでもその美しさには本当に魅せられます。

流星群にもいろいろありますが、この記事では、かつて1時間に1000個以上という素晴らしい天体ショーを見せてくれたしし座流星群について、今年の様子や雑学をお話します。

目次

2016年、しし座流星群の予想は?

今年も素晴らしい天体ショーが・・と言いたいところですが、現在しし座流星群は活動が弱く、今年も状態は良くないようです。

2016年は

調べたところ、2016年は11月17日の19時ごろとはなっていますが、残念ながら日本ではほとんど見られないそうです。う〜ん残念・・。今年はあきらめるしかなさそうです。

一応、今年の状況を書いておきますね。

見られる日11月5日〜25日ごろ
ピーク11月18日午前0時〜明け方 中でも午前1時頃。もしくは11月19日夜半〜夜明け
降る数は?1時間に10個程度
どちらの方角?
よく見える?しし座流星群の活動自体が弱いのと、月の光に阻まれて、見えづらいかも。しかし、元々しし座流星群は光が強いのが特徴なので、場所によっては楽しめる

2017年は

では来年はどうでしょう。来年は11月18日深夜1時ごろということです。月明かりもなく、比較的いい状態で見られそうだということです。

かつて2001年にあったような大出現ということは当分の間見られないようです。1時間あたりの流星の数が数百というレベルになるのが、次は2033年〜2035年頃とのこと。15年以上先ですねぇ・・自分はどこで何してるんだろ(笑)。

しし座流星群とは

しし座流星群はしし座を中心として飛んでくる流星群です。毎年11月に見ることができ、他の流星群に比べ、光が強いのが特徴です。

しし座流星群を一気に有名にさせた、2001年のしし座流星群の大天体ショーを覚えていらっしゃるかもしれませんね。あの時は、1分間に約40個、1時間あたり2000個以上の流星が見られました。まさに流星雨でした。

2001年のしし座流星群大出現の動画を掲載します。長野県の方が撮影されたものです。

さらに過去をたどれば、1966年にもしし座大流星群があり、その時の記録では、なんと1秒間に40個!の活動だったとされています!残念なことに、しし座流星群は2001年・2002年の大流星群をピークに、その後はずっと活動の弱い時期となっています。

あらためて・・流星とは、流星群とは

あらためて流星というものを調べてみました。

流星と流れ星は同じです。彗星が発するチリが宇宙空間に漂っていますが、それが地球の大気中に飛び込んで来る時に激しい熱を発し、気化して光を放ちます。それが流星と呼ばれる現象です。これがある時間に大量に発生することを「流星群」といいます。

地球も彗星も一定の軌道を持っているので、地球が彗星の軌道を横切るのは毎年ほぼ一定です。そのため、ある流星群は毎年同じ時期に見ることができるのです。

流星群は私たちから見ると、特定の星座から飛んでくるように見えます(実際にはそうではありませんが)。そのため、一般にその星座の名前をとって「しし座流星群」「ひつじ座流星群」「オリオン座流星群」「みずがめ座流星群」などと呼びます。

(しし座流星群観測のデータは、流星電波観測国際プロジェクト http://www.amro-net.jp/meteor-info/11_leonids_j.htm を参考にしました)


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