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亥の子祭りって広島ではどんなお祭り?いつあるの?

約 1 分

11月の上旬、私が住む広島市ではあちこちで「亥の子(いのこ)祭り」が行われ、町を練り歩く子供たちの元気な声が聞こえてきます。立冬に近い時期のお祭りです。

収穫を祝い、子孫繁栄を祈るこのお祭り。広島生まれの私には小さい頃から馴染みの深いものです。

今日はこの「亥の子祭り」について、私が知っている広島の亥の子中心となりますが、その様子や由来などをお話します。


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YouTubeにアップされていた動画を共有させてもらいます。
後の項目でもご説明しますが、これは2013年、広島市の幟町公園を中心に行われた「イノコ大福フェスタ」の動画です。私が良く知っている亥の子はこんな感じです。
(1分40秒くらいから広島で良く使われる「いーのこ いのこ」のフレーズが聞かれます)



亥の子祭りとは?

旧暦10月(現在の11月頃)の最初の亥の日に行われるお祭りで、現在でも西日本を中心に行われています。

広島では主として子ども会が中心となり、大きな石に数本の縄をつけたものを子どもたちが持って町を練り歩きます。そして主要な場所で、亥の子の唄を唄いながら地面をその石で搗(つ)きます。

場所によっては亥の子餅を作って食べるとか、搗いた子どもたちに、お家の人がお菓子などをあげるといったこともあるようです。(広島ではそういうことはあまり無いように思います)

イノシシは多産だということで、子孫繁栄を願うと同時に、商売繁盛・健康を祈るお祭りでもあり、秋の収穫を感謝する意味もあります。
亥の子メイン

亥の子祭りはいつあるの?

今年2015年の11月の最初の亥の日は11月7日(土)。ちょうど土曜日ですからこの日に行われるところが多いのではと思います。各町内会や子ども会の単位で行われますので、8日の日曜にするところもあるかもしれません。

市内本通りと袋町公園で「大イノコ祭り」というイベントが行われますが、これは7日(土)・8日(日)に行われます。


亥の子祭りをやっている地域は?

調べたところ、中国地方、愛媛県、滋賀県の一部、大分県の一部で行われているということでした。他にもあるかもしれませんが、やはり西日本の一部限定で残っているお祭りということのようですね。


亥の子祭りの由来は?

古代中国で、旧暦10月の亥の日亥の刻に、穀類を混ぜたお餅を食べるという風習があったそうです。それが日本に入ってきて、貴族が行うようになったという説が有力です。

ちょうど農家ではお米の収穫が終った頃ですし、収穫を祝うという意味合いもあったようですね。


亥の子餅って?

広島でずっと「いーのこもーち ついて」というフレーズを聞き続けてきたのですが・・・
実は私は亥の子餅を食べた記憶がありません。(^_^; ずっと亥の子餅ってどういうんだろうって思ってました(汗)

調べてみましたら、普通のお餅だったり、ゆでた小豆をまぶしたお餅だったり、イノシシのに似せたような色をつけたものだったり、いろいろのようです。

元々平安時代、宮中の貴族の間で始まったようですが、その頃から亥の子の日の亥の刻(午後10時頃)に食べる慣習があったようです。江戸幕府の年中行事としても亥の子の祝いがあり、将軍から役人たちに亥の子餅が配られたりしたそうです。

広島では亥の子の練り歩きはずっと残っていますが、お餅は無くなっていると思います。他の地方ではどうなのでしょう・・?


亥の子とこたつ

江戸時代には亥の子祭りの日にこたつを初めて出す「こたつ開き」という風習がありました。この日にこたつ開きをすると火事にならないという言い伝えがあり、亥の子祭りの子孫繁栄・無病息災にも合わせて縁起のいい日という意味もあったと思います。立冬にも近く、ちょうど朝晩少し寒さを感じてくる時期ですよね。


亥の子唄もいろいろ

私が知っている亥の子唄は

「いーのこ いのこ いーのこもーち ついて はんじょうせぇ はんじょうせぇ
(亥の子 亥の子 亥の子餅搗いて 繁盛せぇ繁盛せぇ)」

というフレーズを繰りかえします。


他の地域の亥の子唄としては

いのこ いのこ いのこもちついて(亥の子 亥の子 亥の子餅搗いて)
いわわんものは おにうめ じゃうめ(祝わんものは 鬼産め 蛇産め)
つののはえた こーうめ(角のはえた 子産め)
(後略)

というところもあります。
さらに

おいのこさんという人は窶ィいーちにたわらをふりまいて窶ィにーでにっこりわーろーて(以降、略)


いのこ、 いのこ、いのこの夜ぉさ
餅つかん者は、鬼産め、蛇産め、角生えた子ぉ産め
えっさ、ほいさ、さいころ餅喰わせ(以降、略)

というところもあります。

地方によっていろんな唄が残っているようでとても興味深いです。


この動画は四国・宇和島市でのもので、私が知っている亥の子とは違いますが、数え唄のような唄を歌っています。地方によっていろいろあるのがとても興味深いです。





広島の新しい亥の子祭り「大イノコ祭」

冒頭にも書きましたが、広島では私が小さい頃から(おそらくもっと前から)今に到るまで、毎年、町内会や子ども会ごとに行われています。

そんな中、亥の子をさらに大きくみんなで楽しもうという意図で、市内中区の袋町公園で新しい形の亥の子祭り「大イノコ祭り」が2014年から行われています(2013年にはその前身のイノコ大福フェスタが行われました)。

先ほどの広島の亥の子フェスタの動画の4分くらいから、2013年のイノコ大福フェスタの様子が映っていますのでぜひご覧ください。13メートルの竹88本で巨大な石が吊り上げられる風景はすごいですよ。



今年2015年の大イノコ祭りのスケジュールをざっとお伝えします。

日程:2015年11月7日(土)・8日(日)

11月7日(土)
10:00〜本通・金座街を亥の子が練り歩き

11:30縲鰀13:00
袋町公園にて。1.5トンの大きな石を88本以上の竹の力で空中に吊り上げて、亥の子を行う。[公募で決まった家族が参加]

16:00〜市内を練り歩き。袋町公園で太鼓の奉納演奏。

17:00〜20:00 袋町公園にて祝祭
つり上がった大石と竹の空間を舞台に、いろいろなパフォーマンスが奉納される(音楽・舞踊・映像など)


11月8日(土)
13:00〜14:30 袋町公園にて。前日同様に、竹の力で1.5トンの大きな石を空中に吊り上げて亥の子を行う。[地元の人々による]

17:00〜20:00 袋町公園にて祝祭
前日同様いろいろなパフォーマンスが奉納される(音楽・舞踊・映像など)。また餅撒きも行われる予定。

さらに両日、世界中から平和の祈りを乗せてよせられた折り鶴を、感謝しながらお焚き上げするという「はばたき」も行われます。
屋台も出るとのことです(7日11:00〜20:00、8日11:00〜19:00)

この新しい「亥の子イベント」も機会があればぜひ見ていってください!




全国的なお祭りではないようですが、平安の昔から続いている、神様への感謝と祈りのお祭り。これからもずっと続いてほしいものです。

あなたのところにも独特のお祭りがありますか? ぜひ教えてください!(*^^*)


こちらの関連記事もご覧ください。
2015年の立冬はいつ?立冬を2倍楽しむ8つの雑学

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